深泥丘奇談

深泥丘奇談

660円 (税込)

3pt

ミステリ作家の「私」が住む“もうひとつの京都”。その裏側に潜む秘密めいたものたち。古い病室の壁に、長びく雨の日に、送り火の夜に……魅惑的な数々の怪異が日常を侵蝕し、見慣れた風景を一変させる。

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  • 深泥丘奇談
    660円 (税込)
    ミステリ作家の「私」が住む“もうひとつの京都”。その裏側に潜む秘密めいたものたち。古い病室の壁に、長びく雨の日に、送り火の夜に……魅惑的な数々の怪異が日常を侵蝕し、見慣れた風景を一変させる。
  • 深泥丘奇談・続
    660円 (税込)
    激しい眩暈が古都に蠢くものたちとの邂逅へ作家を誘う。廃神社に響く“鈴”、閏年に狂い咲く“桜”、神社で起きた“死体切断事件“。ミステリ作家の「私」が遭遇する怪異は、読むものの現実を揺さぶる――。
  • 深泥丘奇談・続々
    748円 (税込)
    ありうべからざるもう一つの京都に住まうミステリ作家が遭遇する怪異の数々。濃霧の夜道で、祭礼に賑わう神社で、深夜のホテルのプールで。驚愕と忘却を繰り返し、ついに世界は目眩めく終焉を迎える――!?

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深泥丘奇談 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月08日

    本当に本当に幻想小説!(作者さんは怪奇談と仰ってます)
    この世(作中)は現か幻か、と感じました。
    綾辻さんがもっと好きになりました!

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月13日

    深泥丘病院を軸に書かれた怪奇。
    それぞれの短編が繋がっているような
    いないような。
    あいまいな世界のまま説明なく進んでいく物語。
    おもしろかった!

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月01日

    本格小説家が住む古都のとある町で小説家の身に起こる不思議の話。ふわっとした悪夢のような怪談集。
    面白い!続編も出てます。

    0

    Posted by ブクログ 2016年08月21日

    1話1話が短いので気軽に読めるのがいいです。
    世界観にどっぷりと浸かれます。

    夏、ということで、怪談が読みたくなり手にした一冊です。
    怖い、というよりは不思議、という話が多かったです。
    (2014/07/10)

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月16日

    綾辻行人の作品は、館シリーズと
    殺人鬼シリーズを読んでいる。
    もっと怖い話を想像していたが、
    伊藤潤二の漫画のようなイメージ
    に近いような気がする。
    私こと小説家と、掛かりつけにな
    る病院との関わりを発端に、私は
    怪奇な出来事に巻き込まれていく。
    丘の側の路線で目撃したエピソード
    は、目撃した物が何...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月18日

    気づくと癖になって止まらなくなるスルメ本。
    なんだかこちらが夢を見ているような気分にもなるし、それでいて気になって自分なりに解釈しようとしたりと楽しい。

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月03日

    深泥丘を舞台に繰り広げられる、不可思議な世界。
    読んでいて、なんだかよくわからないけれどもわかったようになる、その雰囲気が凄い。
    何が起こっているかわかったようなわからないような。「解説」に当たる部分が無いので、読者が想像を広げながら読むことができる。

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月24日

    綾辻さんのお話にしてはオチなしのふわふわした短編が繋がる連作短編集。奇談だからそういうもんなんだよな、と思うまでなんか落ち着かなかった(笑)
    「悪霊憑き」がきちんとしたミステリーだっただけに、そこまでの電車やら雨やらでもやっとしたのが一度落ち着いて、でもってまたムシやら鍵やらでふわふわするという(笑...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月28日

    一見よくわからない擬音やフレーズ、独特な文章運びがあるにも関わらず、読みやすく、さくさく進んだ。

    深泥丘病院と主人公を起点に進む連作短編。

    不思議な点についての回収はなし。結局のところ何がなんだかよくわからないまま終わる。

    日常に紛れ込むホラー的な小説は多々あるが、本作は迷い込んでるのかどうか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年10月28日

    作者が主人公の短編集です。話がすべて繋がっています。

    綾辻行人が京都に住んでいるということで、京都をイメージして世界観を膨らませて読んでおります。
    綾辻行人のTwitterの住所が「京都市某区深泥丘界隈」となっている所もかわいくて、愛が伝わります。

    分かりやすく言えば「世にも奇妙な物語」に出てき...続きを読む

    0

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