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ネタを書いたノートを開いた著者。
「新しい連載の企画2本です どっちがいいですか?」
・質屋の話
・音大の話
ここで選ばれた「音大の話」が後の『のだめカンタービレ』となり、
残された「質屋の話」が本作、『七つ屋志のぶの宝石匣』。
というわけで、二ノ宮知子先生が約15年あたためていたシリーズが、ついに始動!
舞台は、老舗質屋。宝石のオーラを見抜く天賦の才(?)を持つ、跡取り娘の志のぶ。
女子高生なのに、宝石に関してずば抜けた知識を持っているのがカッコイイ!
不思議女子というギャップもイチオシ。
しかも、志のぶには年上のイケメン婚約者・顕定という存在が!
けれどそれは志のぶの祖父が決めた関係。
恋愛とも違う、ビジネスパートナーのような絶妙な距離感のやりとりがおもしろい。
そんな二人のもとに、宝石にまつわる事件が次々に飛び込んでくる。
遺産相続問題や、思い出の詰まったアクセサリーなど、エピソードは様々。
登場人物たちに極悪人はいないし、魔法のようなトリックもない。
最後に明らかになる真実はほのぼのしたものばかり。
だからこそ、老若男女問わずにすすめたい、稀有でリアルなヒューマンストーリー。
謎が謎を呼び少しまた少しと人物が繋がっていくと。どこに着地するのかドキドキします。
しのぶとあきちゃんも少しお互いに対する気持ちが変わってきているような。
とにかく面白くなってきたーと叫びたい
今回も聞いたことも見たこともない石が出てきて巻末の写真を見て楽しめました。
ストーリーも反撃しているのと謎が深まっているのと絡まっていて楽しめました。
Posted by ブクログ 2022年08月14日
えっ、誕生石の石の種類が増えたのって最近なの?調べたら去年の12月とのこと…。かなり前に私の誕生石(12月)にタンザナイトが入ったのを知って、ピアスを買ったのはもう10年くらい前だったと思うんだけど…正式なものじゃなかったってことか。
合成ダイヤの謎にちょっとだけ近づくけれど、まだまだ…な感じ。次...続きを読む
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