無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
妖精兵クトリ・ノタ・セニオリスは消滅し、ヴィレム・クメシュ二位技官は妖精兵ネフレンと共に闇に呑まれた。
物語は、終わったはずだった。――しかし。
ヴィレムは、見覚えのある部屋で目覚める。
「……おとー、さん?」語りかけるのは、すでに亡き存在の娘アルマリア。そして、かつての仲間ナヴルテリが伝える真界再想聖歌隊(トゥルー・ワールド)の真実。それは時の彼方に過ぎ去ったはずの終末の光景――。
夜闇の中、新たな《獣》が咆哮を上げる。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
秀逸の作品。
3巻が出るかどうかわからなかったと作者はあとがきに記載してあるが、ぜひ最後まで完走してもらいたい。
この作品に出会えてよかった。どんな終末が訪れたとしても、最後まで、私は見届けます。
Posted by ブクログ 2019年05月11日
3巻を読み終わった直後、ヴィレムが過去のゴマグ村に迷い込んでしまった展開はどんな道が待っているにせよクトリを助ける何かに繋がっていくと思っていたんだけどな……
まさか、第4巻の序盤からあんな描写が出てくるとは全く予想していなかったよ……
もっと言ってしまえば、この巻ではクトリに対する言及すらその序盤...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月01日
死の危機に瀕していたはずのヴィレムとネフレンが目覚めた場所は、500年も昔に滅んだはずの、ゴマグ市だった。
ヴィレムの記憶を元にした、何物かによる精神攻撃を疑うものの、ヴィレムが知らない情報まで内包したあまりにも高い再現度に驚く二人。
人々はごく普通に生活し、ヴィレムが育った養育院もまた、当たり前の...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月31日
あーっ…アルマリア……。そうですか…いやまあそういう感じかなとは思ってたけどやっぱりそうなんですね…。うん…そうか…ずっと………こういうの弱い……っ!
えー、とりあえず、アルマリアのおかげで「世界の終末」をある程度知れたわけですね。ありがとう…アルマリア……。
しかしまだまだわからないことは山積みだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月27日
言葉の見つからない結末……
これまでの物語の終わりでも、始まりでもあり、救いでもあり、破滅でもある一冊。この世界観だからこその、優しさと残酷さと絶望が押し寄せてきます。
前巻で死に瀕したヴィレムとネフレン。二人が目を覚ますとそこは、すでに滅びてしまっているはずの500年近く前の地上世界が広がり、さ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。