終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #03【電子特別版】
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終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #03【電子特別版】

ラノベ
759円 (税込)

3pt

おかえりの声を、聞きたかった。ただいまを、きちんと、言いたかった。バターケーキを、食べたかった。それらの願いは、すべて叶った。帰るべき場所へ帰り、逢いたかった人に逢えた。だから。約束は尽きて。追いついてきた終末は、背後から静かに、少女の肩に手をかける。「ごめん。わたし、もう、絶対に、幸せになんてなれないんだ。だって、気づいちゃったから。わたし、とっくに――」
青年教官と少女妖精の、儚く輝いた日々。第3幕。

【電子版特典】として、文庫未収録の短編「眠れない夜を貴方と共に」「一つの問いと四つの答え」を収録!

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終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? の一覧

全6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?
    完結
    715円 (税込)
    ヒトは規格外の《獣》に蹂躙され、滅びた。たったひとり、数百年の眠りから覚めた青年ヴィレムを除いて。ヒトに変わって《獣》と戦うのは、死にゆく定めの少女妖精たち。青年教官と少女兵の、儚くも輝ける日々。
  • 終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #02
    完結
    759円 (税込)
    妖精兵であるクトリたちが決戦に赴いてから半年。彼女たちはまだ、戻っていない。次代を担う妖精兵である少女・ティアットを連れ、11番浮遊島へ検査に向かったヴィレムは、そこで「決戦敗北」の報を受けるが……。
  • 終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #03【電子特別版】
    完結
    759円 (税込)
    おかえりの声を、聞きたかった。ただいまを、きちんと、言いたかった。バターケーキを、食べたかった。それらの願いは、すべて叶った。帰るべき場所へ帰り、逢いたかった人に逢えた。だから。約束は尽きて。追いついてきた終末は、背後から静かに、少女の肩に手をかける。「ごめん。わたし、もう、絶対に、幸せになんてなれないんだ。だって、気づいちゃったから。わたし、とっくに――」 青年教官と少女妖精の、儚く輝いた日々。第3幕。 【電子版特典】として、文庫未収録の短編「眠れない夜を貴方と共に」「一つの問いと四つの答え」を収録!
  • 終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #04
    完結
    715円 (税込)
    妖精兵クトリ・ノタ・セニオリスは消滅し、ヴィレム・クメシュ二位技官は妖精兵ネフレンと共に闇に呑まれた。 物語は、終わったはずだった。――しかし。 ヴィレムは、見覚えのある部屋で目覚める。 「……おとー、さん?」語りかけるのは、すでに亡き存在の娘アルマリア。そして、かつての仲間ナヴルテリが伝える真界再想聖歌隊(トゥルー・ワールド)の真実。それは時の彼方に過ぎ去ったはずの終末の光景――。 夜闇の中、新たな《獣》が咆哮を上げる。
  • 終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #05
    完結
    781円 (税込)
    ヴィレムは約束を守れず〈月に嘆く最初の獣〉(シヤントル)の結界は崩壊した。正規勇者(リーガル・ブレイブ)の命と引き替えに長い眠りについていた幼い星神(ほしがみ)は、その余波で空魚紅湖伯(カーマインレイク)とはぐれ、記憶を封じられたびれむと共に仮初めの平穏な日々を過ごす。その日、〈穿ち貫く二番目の獣〉(アウローラ)が浮遊大陸に降り注ぐことになるまでは――。〈獣〉に対するのは、アイセアとラーントルク。死にゆく定めの少女妖精たちと青年教官の、終末最期の煌めき。次代に受け継ぐ第一部、幕。
  • 終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?#EX
    完結
    715円 (税込)
    春の陽だまりの中、幼い少女妖精・ラキシュは《聖剣》セニオリスを抱え夢想する――。 それは500年前の出来事。正規勇者(リーガル・ブレイブ)リーリァ14歳、準勇者(クァシ・ブレイブ)ヴィレム15歳。人類を星神(ヴィジトルス)の脅威から救う兄妹弟子の日常は、なかなかにデタラメで色鮮やかで……。 それは少しだけ前の出来事。死にゆく定めの成体妖精兵クトリと、第二位呪器技官ヴィレム。想い慕われる一分一秒は、忘れ得ぬ二人の夢となる。 「終末なにしてますか~?」第一部、外伝。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #03【電子特別版】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「どうしようもないハッピーエンド」

    『終末なにしてますか?~』で描かれた、一人の少女の物語を言葉で表そうとすると、そんな言葉になるような気がします。

    絶望的な戦力差、世界が生き延びるための犠牲とならざるを得なかった少女。そして奪われていく大切な記憶と、失われていく自分。

    妖精兵の少女クトリと、その少女を見守るヴィレムを中心にした物語。お互いがそれぞれに失った怖さや、失ってしまうかもしれない、という怖さ。

    そして失っていく怖さを知っているからこそ、二人の想いというのは、迂遠な逃げ道を排し描かれていったように思います。
    そしてそうした逃げ道のなさというのは、終末の世界においてはあまりにも美しく、そして儚く過酷なものだったように感じました。

    記憶をめぐる物語も本当にキツい……。早世した子どもの魂が生まれ変わり、妖精となったといわれる妖精兵たち。そして長く生きた妖精に待つのは、その前世の子どもの記憶の浸食。

    とりとめのない前世の不気味なイメージに囚われ、大切な記憶を失いつつも、「忘れたくない記憶を持っている自分は幸せ者だ」と思うクトリ。この辺の心理の描き方が白眉というべきか。

    以前荻原浩さんの『明日の記憶』という、若年性アルツハイマーを扱った小説を読んだことがあります。それをファンタジーに当て直し、徹底的に純な方向に持って行ったのが、このクトリの物語だったのかもしれない、と思います。

    限られた時間、終わりゆく世界、失われていく自分、それでも最後まで、彼女を彼女たらしめた想い。
    その想いが最後の最後まで貫かれたことこそが、彼女が運命と闘い、そして勝ち得た、ある意味「ハッピーエンド」な結末だったのかと思います。

    クトリとヴィレムの話もそうだけど、妖精倉庫の登場人物は皆好きだったなあ。
    例えばお気楽な口調や普段の雰囲気とはうらはらに、時に徹底して冷静に人の思いを読み、鋭く忠告するアイセア。
    その彼女のアンバランスさであったり、視点の意味が分かると、彼女の言葉の意味が全然変わって聞こえます。

    そして妖精たちの世話係のナイグラートの、母性の部分であったり、ヴィレムへの複雑な思いの部分であったり、そうしたサブキャラたちのドラマというものも、しっかりと描かれています。

    アニメで描かれたのはここまで。この巻で少し匂わされた、終末世界の真実。そして一つの区切りを迎えた物語のその先は、自分はまったくの初見になります。

    期待と怖さの入り混ざった複雑な感情。この感情も終末ものならではだなあ。

    0
    2020年05月17日

    美しくも儚い物語

    この巻はクトリとヴィレムの美しくも儚い恋物語がメインです。妖精兵器とされながらも普通の年頃の少女として、恋をして精一杯生き、大切な人を想う美しさが物語にありました。残された時間を想い人のために使い、ささやかながらも幸せを感じて散っていく。切ない話でありますが、その少女はきっと幸せだったのでしょう。人の幸せとは何だろうかと考えさせる作品でした。寂しい気持ちとどこか満たされるような、究極の恋物語を見た気がします。
    ここまでがアニメの内容で、良くも悪くも物語の転換、あるいは一つの終焉といったところです。ここからが物語の本筋に入っていくのでしょう。私はこの作品の世界観と人物が凄く好きなので、次巻に期待を込めて見たいと思います。

    0
    2020年03月15日

    Posted by ブクログ

    この物語は何と呼んだら良いのだろう……。単純にクトリが陥った境遇だけを見ればバッドエンドとしか見えない。だけど、クトリの発言やラーントルクの言葉を借りるならこの物語はハッピーエンドということになる
    でも、ハッピーエンドであるならばもっと喜ばしい気分になれるはずなのに、全くそんな気になれない。
    本当にこの物語は何と呼んだら良いのだろう……


    本編序盤ではヴィレムに依るクトリおかえりバターケーキが描かれる。そういえば、クトリ出撃って第一巻の出来事で帰還は第二巻だけど、なんやかんやあってきちんとおかえり、ただいまって言えてなかったんだっけ
    その時間の分だけ、2つの言葉の背景にあるものはとても重い意味を持つようになった。ヴィレムは以前帰ってくると約束したアルマリアの元へ帰ってくることは出来なかった。クトリは生還率が5割程度しかなかった作戦、戻ってくるまで半月以上かかり、何よりもヴィレムの傍に帰るためにあまりに大きすぎる代償を支払ってしまった
    本当にこの二人が交わす言葉はどんな些細なものであっても、大きな感情を伴うようになってしまったね

    そしてその後から少しずつ始まるのはクトリという少女の崩壊
    ヴィレムの元へ帰ってくるためにはきっと他の道なんて無くて、また恋する少女にとっては迷うような選択肢では無かった筈で。だというのにその時の選択によって生じた侵食が少しずつクトリの記憶を蝕んでいく様子は本当に恐ろしい。同時に悲しくなる

    ここからのクトリの覚悟には目を瞠るものがある
    以前、クトリはテイメレを倒すために自分の命を諦める「覚悟」をした。けれど、ヴィレムとの出会いによって帰ってくる「覚悟」を抱いた
    そして今度は残された全ての時間をクトリ・ノタ・セニオリスとして生き切る「覚悟」をしたのだろうね。だからその時間においてもう獣と戦うためのセニオリスは必要ない、また先輩から受け継いだブローチを持っていく必要もない
    うん、正直、クトリの机の上にあのブローチが置かれたままになっている描写を見た瞬間は肝が冷えるようだった。そこからクトリの「覚悟」や残された時間が透けて見えるようだったから
    そしてそれを最終的にティアットが引き継いだ意味、今後ティアットに訪れる運命が気にかかってしまう


    クトリと過ごす時間の中で聡いヴィレムはやっぱりクトリが隠そうとした崩壊に気づいてしまう。更にはスウォンが秘そうとした獣の真実にも気づいてしまう
    これらの事実は下手をすれば再びヴィレムを壊しかねない程の事実だったはずだ。それでも、ヴィレムが辛うじて平静を保てたのはそこにクトリが居たからなんだろうな
    クトリに残された時間が少ないと気づいて、昔守りたいと思ったものはもう守ることは出来なくて。ならヴィレムは自身が幸せになる道を模索しつつ、誰かを幸せにしようとするならばここでクトリに求婚するのはそれ程不思議な選択肢ではない。むしろあれだけの事実を知ってもクトリとの結婚を決意できるのがヴィレムという人間の凄さなのだろうね
    ……ただ、その答えをクトリが返すことはなかったのだけど

    そこから始まるのは絶望の連続。それも突然降って湧いたのではなく、テイメレのように深く地中に根を張っていたもの。ふとした拍子に地上に溢れ返るような絶望

    クトリの最後って読者からしたら、どう見たって不幸なんだけど、そもそもの黄金妖精が辿らざるを得ない運命、以前のセニオリスの持ち主であるリーリァの悲痛な覚悟、そしてカラー絵で描かれたクトリの心情。それらを併せて考えれば、ヴィレムと一緒にいると誓えたり、ヴィレムを好きだと思えたり、幸せにしてやると言って貰えた。それらがあるのなら認めたくないけど、クトリはどうしようもないほどの幸せ者だったということになってしまうのだろうか
    だからクトリは最後の最後、自我の限界においてヴィレムに伝える言葉は求婚への返事でも、改めての告白でもなく、感謝の言葉になったのだろうね
    そこにある背景はとても悲しくなるものだけど、それでも感謝の言葉を伝えられるほどになれたクトリは幸せ者になってしまうのだろうな

    そうして、ある意味綺麗に終わってしまったラストの後が問題だ
    あれってどういうことだ……?過去に戻ってる?もしかしてそこにクトリをもっと幸せにする何かが隠されている?それとも更なる絶望の始まりになる?
    一体全体何が始まろうとしているのか全く予想できないよ

    0
    2019年05月04日

    匿名

    購入済み

    3巻読みました。

    クトリのどんどん失われていく記憶。
    ようやくお互い素直になれたヴィレムとクトリ。
    いいところで終わってしまったせいで早く続きを読みたいです。

    #アツい #切ない #アガる

    0
    2023年05月02日

    Posted by ブクログ

    どうしたって死亡フラグがつきまとい、ギリギリで生きてる彼女たちなので、ちょっとした日常のワンシーンにほっこり安堵。クトリの「ただいま」にはグッと来るものがありました。
    そして3巻まで刊行されたことにも感謝感謝。4巻は品薄状態みたいですが、毎回引きが強いので早く続きが読んでみたいところ。

    0
    2016年03月03日

    Posted by ブクログ

    とうとう地上へ。
    グリックさんかっけーな。
    というわけでようやく〈十七種の獣〉の正体とか、クトリのその後とか、ヴィレムに何ができるのかとか…そういう「本題」にたどり着き始めたような気配がします。
    うむ、次巻が気になる!

    0
    2015年10月13日

    ネタバレ 購入済み

    「気づいちゃった」で納得は……

    粉末純化銀の反応が陰性となったクトリ、黄金妖精ではなくなった可能性が高く、遺跡兵装である聖剣に直接触れることを止められる状況となり…
    妖精兵として立場を失いながらも…、己の人格と記憶を徐々に失いながらも…、(愛人嫌疑の掛かる)秘書官として地上への救出作戦にヴィレムと同行することになるクトリ。
    武勲を立てたい指揮官の不用意な行動で起こる危機、少なくない犠牲を払いながら『六番目の獣』を振り切り上昇しようとするプランタギネスタ、そんな中で地上に落ちていくネフレン・ヴィレム・クトリ達は…

    地下で出会った氷棺姫がクトリに与えた影響は何だったのか…?
    人格を失ったクトリはどうなるのか…?
    アルマリアって…?

    次巻が非常に気になる終わり方でした。

    #切ない #じれったい

    0
    2023年10月24日

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