ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
それぞれに忠誠心を要求し、人間の行動を左右し、激しく衝突してきた「聖」と「俗」との長い抗争は、政治に何をもたらしたのか。「政治とは何か」を考えるシリーズ二冊目の本書は、教皇至上権とトマス・アクィナスの政治論、ルターの宗教改革、マキアヴェッリの権力論、さらに宗教戦争を経て、「政治の解体」が訪れ、中世が終幕をむかえるまでを論じる。(講談社学術文庫)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
本書はヨーロッパ中世の政治思想を知る上での最良の入門書だと思う。中世ヨーロッパがキリスト教(カトリック)の世界だったということは誰でも知っているが、それがどのような思想的基盤によって支えられていたのかについてはあまり教わることがない。本書は両剣論(聖俗二つの権力による統治)から教皇至上主義が成立する...続きを読むまでの過程、トマス・アクィナスの法思想、ルターとカルヴァンによる宗教改革、マキアヴェッリの権力国家論、ジャン・ボダンの主権論などが講義形式で分かりやすく解説されており、近代世界の入り口まで案内してくれる。ホッブズから始まる社会契約説については書かれていないが、本書を読むとそれらの思想が生まれた歴史的経緯がより立体的に理解できるようになる。古代や近現代の政治思想を解説した本は沢山あるが、中世思想を解説した本は概して少ない。その意味でも貴重な一冊だ。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
「哲学と政治」講義
新刊情報をお知らせします。
佐々木毅
フォロー機能について
「講談社学術文庫」の最新刊一覧へ
「社会・政治」無料一覧へ
「社会・政治」ランキングの一覧へ
君主論
現代政治学の名著
政治学の名著30
「哲学と政治」講義全2冊合本版 よみがえる古代思想・宗教と権力の政治
プラトンの呪縛
平成デモクラシー 政治改革25年の歴史
マキアヴェッリと『君主論』
学ぶとはどういうことか
「佐々木毅」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲宗教と権力の政治 「哲学と政治」講義II ページトップヘ