ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
センスは服を買うときだけ必要なものじゃない。立派にセイシュンするのにも、すぐれたセンスは欠かせない――というわけで、学校では教えてくれない学問論、愛情論、教養論、常識論を開講する。独断と毒舌パロディに満ちた饒舌エッセイ集。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
第1章は警句集。第2章以下はエッセイという構成です。 「フェリーニと『サテリコン』」というエッセイでは、フェデリコ・フェリーニの映画『サテリコン』について語られています。この映画でフェリーニが示しているのは「青春あるいは若さというものはおろかな時期だけれども、自分が青春物語の主人公だと思ってしまっ...続きを読むた青年にはそのことが決して自覚されず、ただただ自分を取り巻くものに翻弄され、そのことをふっ切った途端に青春は終わり、終わった青春の先にはなにもない」ということだと著者は言います。 この残酷な認識をまだ獲得した「大人」は、この映画の豪華絢爛な世界を「自分のいる現実というものがじつはそういうものである」と受け止めることができます。一方、この残酷な認識をいまだ獲得していない若者は、『サテリコン』の唐突な終わり方に「一体どういう話なんだろう? この監督の言いたいことはなんなんだろう?」と考えることになるのですが、そうした理屈好きの若者に対して著者は、「自分探しというせせっこましいことばっかりやってると、実はそういう自分がどんな程度のものなのかという一番重要なことが、どっかに行っちゃう」と述べています。 最近の著者は『「わからない」という方法』(集英社新書)など、かなり啓蒙的なスタンスへとシフトした印象が強いのですが、本書は読者に対してまったく優しくありません。本書の「はじめに」では、わけのわからない話をしたあと、おもむろに「苦労は大切である」と言い出し、「という訳で私は冷たい」と締めくくっています。近年の著作に比べると、よりエッジの利いた文章で「青春つーのはなに?」という問いかけに答えた本になっているように思います。
エッセイかな…?長い独語?口調がかなりダイレクト(遠慮がない…たまにキレてるのかなというくらい。)なので、ちょっと面食らう。けど言ってることはやっぱすごいわぁー ある程度橋本ファンじゃないと、読み通すことは難しい。語尾に♪とかもキツイし…んで、いつも思うけど題名がへん。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
青春つーのはなに?
新刊情報をお知らせします。
橋本治
フォロー機能について
「集英社文庫」の最新刊一覧へ
「エッセイ・紀行」無料一覧へ
「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ
マンガ哲学辞典
あなたの苦手な彼女について
生きる歓び
いちばんさいしょの算数1 ──たし算とかけ算
いつまでも若いと思うなよ
いとも優雅な意地悪の教本
いま私たちが考えるべきこと(新潮文庫)
失われた近代を求めて(上)
「橋本治」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲青春つーのはなに? ページトップヘ