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不老不死の種属「オキナガ」。 そのひとりである雪村魁は、12年に一度の惨殺事件… 通称「羊殺し」の犯人を追っている。 昭和初期。 沖縄での戦禍の中で、魁の壮絶なる人生を決した 出会い、別離。そして与えられた運命。 この殺人事件に執着する理由がそこに―― 雪村魁は、いかにして雪村魁になったのか。 その謎を解き明かす第2集、霧の中の輪舞(ロンド)!
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「白暮のクロニクル」
2024年3月1日~ WOWOWプライム 出演:神山智洋、松井愛莉、竹財輝之助
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~11件目 / 11件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
不死者の物語は幾多あるが、不死の理由は、もう死んでいるから死なない、死なないほど頑丈、回復力が異様に強い、だいたいこんなパターンだろう。神的な存在はそもそも生物のように生きてはいないから、ゾンビと同じ範疇。 このマンガのオキナガは、回復力が異様に強いという不死性で、心臓が破壊されない限りは治癒し...続きを読むてしまう。心臓が弱点とか日光が苦手とかいう辺りで、ちょっと匂わされていたが、どうやらオキナガは吸血鬼の系譜のようであることが、2巻でさらに示唆されている。 探偵ものとしては、未年に女性の内臓をえぐる「羊殺し」の謎が提示されるが、2巻では事件にはほとんど進展はなく、88歳だが見た目は少年の雪村塊の因縁の記述に費やされている。 オキナガは何らかの素質のあるものが、ある契機で「なりあがる」のだが、雪村は第二次大戦中に少年兵として死にかかっているところで「なりあがり」、それがために恋人の棗の前から姿を消さなければならなくなる。そこに関わったのが厚労省の竹之内参事。10年後、雪村と棗は再会するが、その直後に棗が「羊殺し」に殺されてしまう。以来、雪村は犯罪研究に打ち込みつつ、未年に現れる犯人を捕らえようとして失敗を続けている。12年ごとに犯行を繰り返す、息の長い犯人はオキナガに違いないのだ。 他方、厚労省職員で雪村との連絡係を命じられた、伏木あかりは実は棗の孫であるが、雪村はそのことをまだ知らない。 一見おどろおどろしいアンデッドの物語が、厚労省によるオキナガの登録管理というお役所仕事で日常にくるまれて、白々とした感覚を醸すのがゆうきまさみ流。 あとがきによると『白暮のクロニクル』、略して「白クロ」だという。ま、どうでもいいが。
息長≒御気長。 自虐と韜晦まざったユーモア。ゆうきまさみテイストです。ブラックになりそうだけど、ならない。ファウルラインギリギリというわけでもない。2本ぐらいは、離れているでしょうか。 雪村の縁起と「羊殺し」との因縁。 そして、棗とあかりのつながり。 となると、「羊殺し」の犯人とのつながりがある...続きを読むはずだよね。
あかりちゃん、どういう夢? 久保園さんが頼りがいのある。 竹之内さんは色っぽすぎると思うのですが。 吸血鬼ぽいけども、かなり日本的且つ日常感で、部隊の面々や、現代の方々のほのぼのさが気に入ってます。 いや~今後のあかりちゃんと雪村の関係が気になる。
第2巻は、主要人物のひとりの過去、事件との繋がりが明かされるとともに、近現代における"オキナガ"の境遇が説明される。 タイトルが"クロニクル"とあるように、こんご各時代ごとのオキナガの有り様が語られるんだろう。迫害される漂白の民オキナガが時代時代でどんな役割を...続きを読む演じてきたか。オキナガから見た日本史が語られるなかで、物語の核心ともいえる"羊殺し"の謎とがどう繋がるのか。 で、ここからは憶測であり希望だけど、オキナガというからにはやがては息長氏にたどり着くんだと思う。この出自不明の謎の豪族をどう位置付けるか。そこをうまくやったら凄いんだけどな。
ゆうきまさみさんの作品はパトレイバーしか読んだことがないのですが、ほどよく軽いとこが好き。 話自体はシリアスだし、結構重い部分があるけど、さらっとした雰囲気で読ませてくれるので全体的な話を追いかけられて読みやすいですね。 長寿でなかなか死なない(絶対しなないわけじゃない)っていう人間が出てくる話って...続きを読むよくみるような気がするけど、それが世間的に認められてて、尚且つ警察や役所と協力関係にあったりする設定が面白いです。 パトレイバーの泉もそうだけど、この方の書く女性はカラッとしてて好き。
オキナガとは何ぞやという感じだったのですが、 どうやらヴァンパイアも絡んでるようですね~。 「死なない」ということで、 戦争など歴史的な背景も出てきそうですし、 今後どんどん複雑なお話になりそう。 …ついて行けるのか俺!?(^^;
いいっすね。相変わらずサブキャラが魅力的。謎は謎のまま、一部解明されたものの、更にその闇を深くするといった展開。まだまだ人間的な話は掘り下げて頂けそうで。そういう展開を待ってるんすよ。オレとしては。もちろん、際立った各キャラが居てこそのこーゆー展開。実に面白いと思います。しかし、エロの部分はサラッと...続きを読むしてるのは、ゆうきまさみセンセのタッチのせいでしょうなw
「パトレイバー」や「じゃじゃグル」の頃に比べると勢いとかキラキラしたものがないように感じて残念。まんがとしては上手だし、楽しく読めるけど…。息子は意外に気に入って読んでいます。
1巻から読んでオキナガの謎について、色々と楽しみではあったんですが、なんだか普通の吸血鬼っぽい設定になってきました。ちょっと残念。 2巻では魁達の過去がメインでオキナガになった経緯や伏木さんの血筋と関係性にも触れてます。 おそらくオキナガに殺された棗の事件の犯人と羊殺しと呼ばれている事件との関連など...続きを読む、今後はそんな謎に迫っていくんでしょうか。
匿名
過去
魁の過去編。如何にして、魁少年はオキナガとなったか。 完結まで続くメインの(羊殺し)を追う魁。その理由が辛い。 竹之内もなんで血を飲ますかなぁ。まぁ、そうしないと話が始まらないんだが。
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