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「白暮のクロニクル」
2024年3月1日~ WOWOWプライム
出演:神山智洋、松井愛莉、竹財輝之助
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
不死者の物語は幾多あるが、不死の理由は、もう死んでいるから死なない、死なないほど頑丈、回復力が異様に強い、だいたいこんなパターンだろう。神的な存在はそもそも生物のように生きてはいないから、ゾンビと同じ範疇。
このマンガのオキナガは、回復力が異様に強いという不死性で、心臓が破壊されない限りは治癒してしまう。心臓が弱点とか日光が苦手とかいう辺りで、ちょっと匂わされていたが、どうやらオキナガは吸血鬼の系譜のようであることが、2巻でさらに示唆されている。
探偵ものとしては、未年に女性の内臓をえぐる「羊殺し」の謎が提示されるが、2巻では事件にはほとんど進展はなく、88歳だが見た目は少年の雪村塊の因縁の記述に費やされている。
オキナガは何らかの素質のあるものが、ある契機で「なりあがる」のだが、雪村は第二次大戦中に少年兵として死にかかっているところで「なりあがり」、それがために恋人の棗の前から姿を消さなければならなくなる。そこに関わったのが厚労省の竹之内参事。10年後、雪村と棗は再会するが、その直後に棗が「羊殺し」に殺されてしまう。以来、雪村は犯罪研究に打ち込みつつ、未年に現れる犯人を捕らえようとして失敗を続けている。12年ごとに犯行を繰り返す、息の長い犯人はオキナガに違いないのだ。
他方、厚労省職員で雪村との連絡係を命じられた、伏木あかりは実は棗の孫であるが、雪村はそのことをまだ知らない。
一見おどろおどろしいアンデッドの物語が、厚労省によるオキナガの登録管理というお役所仕事で日常にくるまれて、白々とした感覚を醸すのがゆうきまさみ流。
あとがきによると『白暮のクロニクル』、略して「白クロ」だという。ま、どうでもいいが。
Posted by ブクログ
第2巻は、主要人物のひとりの過去、事件との繋がりが明かされるとともに、近現代における"オキナガ"の境遇が説明される。
タイトルが"クロニクル"とあるように、こんご各時代ごとのオキナガの有り様が語られるんだろう。迫害される漂白の民オキナガが時代時代でどんな役割を演じてきたか。オキナガから見た日本史が語られるなかで、物語の核心ともいえる"羊殺し"の謎とがどう繋がるのか。
で、ここからは憶測であり希望だけど、オキナガというからにはやがては息長氏にたどり着くんだと思う。この出自不明の謎の豪族をどう位置付けるか。そこをうまくやったら凄いんだけどな。
「白暮のクロニクル」
2024年3月1日~ WOWOWプライム
出演:神山智洋、松井愛莉、竹財輝之助
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少年・青年マンガ
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