東京・神楽坂の老舗料亭「吟遊」で修業をしていた紫紋は、料亭で起こった偽装事件を機にすべてを失った。料理人としての夢、大切な仲間。そして、後輩・悠太の自殺。逃げ出した紫紋は、人生の終わりの地を求めて彷徨い、尽果というバス停に降り立った……。過去に傷がある優しい人々、心が喜ぶ料理に癒され、紫紋はどん底から生き直す勇気を得る。

ジャンル
出版社
幻冬舎
掲載誌・レーベル
幻冬舎文庫
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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まぐだら屋のマリア

Posted by ブクログ 2017年05月15日

読み終わった後、いや、読んでる途中から故郷の事を思い出してしまう。

自分がやってきた事を全て包み込んでくれる、そんな故郷、家族があることは本当に素晴らしい事なんだな、と思った。

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まぐだら屋のマリア

Posted by ブクログ 2017年04月25日

絵や写真があるわけでもないのに、御飯がどれも美味しそうなこと。無性に炊きたての艶々ご飯が食べたくなった。
食事は命の基本。きちんと食べられる人はきちんと生きていける。
きちんと生きないと、と思った。

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まぐだら屋のマリア

Posted by ブクログ 2015年06月04日

マグダラのマリアでなく、まぐだら屋のマリア!
料理の力と素晴らしさ。これから、今まで以上に料理するのが楽しくなりそう。
まだまだ原田さんの昔の書を読み残しているので、そちらもちょっと楽しみ。

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まぐだら屋のマリア

Posted by ブクログ 2018年10月07日

幻冬社電本フェスにて購入。
都内老舗料理店で働いてた板前が色々あって(本当に色々あって)死のうと思って行き着いた先の街「尽果」で知り合ったひとたちとやっぱり色々ある話。


終始シリアスで心痛むことが多いのだけど、優しいひとたちがたくさん出てきてあたたかい。尽果という街は不思議だ。ラストは涙が止まら...続きを読む

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まぐだら屋のマリア

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年09月20日

原田マハ、良いね。
色々あった料理人が死のうと思って行き着いた町で奮闘する話。そこは色々ある人が寄ってくる不思議な町だ。
いや、この物語自体が不思議な話だったなー。

やっぱり、故郷には帰りたいよね。いくら田舎で不便なとこでも。

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まぐだら屋のマリア

Posted by ブクログ 2018年07月21日

現実と非現実のはざまのような街で起こる話。
みな、厳しい過去を持っている。
それが少しづつ少しづつ紐解かれていく。
時代の感覚が、変になって、時々、メールとか、携帯という単語で、「ああ、現代のお話なんだっけ」と思う。
マルコの話は、きつかったな。
母の愛が、この話の根幹なのかな。
食べ物の描写が秀逸...続きを読む

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まぐだら屋のマリア

Posted by ブクログ 2018年07月06日

同い年の青年が主人公でしかも飲食店勤務。最果てのバス停で…って少し共感して手に取った。マハさんすごいなぁ。
料理の温かさと人の温かさとで普通はお腹いっぱい、なんだか、非現実的な幸せすぎる気持ち悪さが残るんだけど
そんな甘ったるさはなく、ただ、真摯に受け入れる優しさを感じた。
心が洗われる。
雨の日に...続きを読む

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まぐだら屋のマリア

Posted by ブクログ 2018年06月17日

二回目の読後。作者は美術関係の仕事をされていたせいか、絵画をテーマにつかった作品が多いですが、この本は、キリスト教の救済が背景にあると思う。西洋絵画は、宗教をモチーフにしたものが、ジャンルになっているが、これはそういう視点に書かれたもの。人の罪は多々あるが、そもそも生きることに原罪があるのであれば、...続きを読む

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まぐだら屋のマリア

Posted by ブクログ 2018年05月16日

逃避のため東京から山陰のとあるバス停「尽果」にたどり着いた青年紫紋を主人公とする物語。自分自身の罪深さに押し潰されそうになりながら、それをゆっくりと時間をかけて受け入れ、自分を赦し、生きていく覚悟を決めていく。紫紋が自分の殻を破る場面は涙が出そうになる。そう、まるで、聖書のような物語だ。主要人物のほ...続きを読む

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まぐだら屋のマリア

Posted by ブクログ 2017年09月03日

暖かく、スリリングでもある素敵なストーリー。
絶望から立ち直る主人公やその周りのひとたちの感情も静かに伝わる良作。
料理好きなので、でてくるメニューも興味があった。

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