物語 イランの歴史 誇り高きペルシアの系譜

物語 イランの歴史 誇り高きペルシアの系譜

858円 (税込)

4pt

4.0

日本人はイランに対してどのようなイメージをもっているだろうか。革命、戦争、日本に大挙してやってきた労働者……。しかし、それはイランの「非日常」的な一面に過ぎない。古代に広大な帝国を築き、正倉院へガラス器をもたらしたペルシアは、アラブのイスラーム勢力や欧米諸国の侵入や干渉を受けながらも独自の文化を守り抜いた。不安定な世界情勢のなか、現在も模索を続ける人々の真実の姿を伝える。

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物語 イランの歴史 誇り高きペルシアの系譜 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年06月05日

    [両面の相克]アケメネス朝やサファヴィー朝に見られる大国としての歴史を持つと同時に、近代以降は王政からイスラーム革命への大転換を見せたイラン。民族や宗教が行き交う地で育まれた壮大な歴史をコンパクトにまとめあげた作品です。著者は、イランへのペルシャ語留学もされた経験を持つ宮田律。


    そもそもこの変化...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年06月12日

    主に現代イスラームを専門とする著者によるイラン通史,20世紀以降の特に対アメリカについてが本書のメイン。

    p38「日本人は,欧米の一部にある「イランは危険」という誤解や偏見にとらわれずに,イランという国を正確に認識,理解していくべきだろう。」

    p258「日本は自由を希求し,また強い民族的ブライド...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月20日

    旅行前に一冊読んでおこうと本棚の中から。
    世界史の知識が無いもんだから分からないところもありましたが
    読みやすく手っ取り早く一冊読むには適した本かと。

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月07日

    正直、イランのことも全然知らなければ、イスラム世界の知識も皆無。ただ中公の物語シリーズだから、ってことで読むことにした作品。案の定というか、全然覚えられなかったし、下手したら歴史の流れさえほとんどつかめなかったってのが事実。でも、他にも中東世界に関する書籍を読んでみようってきっかけにはなったと思える...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月10日

    行く前に勉強しておかないとね。
    ペルシャ時代からの歴史ダイジェストと、文化についての説明。編年体的と言いますか、全体的に量と熱を均等に割いて説明している。なので教科書みたいな感じ。
    現代のイラン関連の戦争についての説明がない。国内の話がメインのため、他国との関係を説明して欲しかった。語られる現代の国...続きを読む

    0
    ネタバレ購入済み

    イスラムの中のイラン

    2020年04月24日

    「イランといえば、イスラームの国だから、イラン人のことをアラブ人と同じ人々と理解している日本人は多いだろう。」
    恥ずかしながら、自分もそうでした。
    ペルシャとアラビアの違いを認識していませんでした。
    イランの歴史の流れや他のイスラム諸国の文化的な違いを簡潔に分かりやすく教えてくれる本です。
    筆者のイ...続きを読む

    0

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