大店のお嬢さんが、お仕着せの人生を捨て、真に愛する人と共に生きようとする姿が清清しい「下駄屋おけい」。互いを想う気持ちがすれ違っていく夫婦の、やりきれなさが胸に迫る「さびしい水音」。交錯する恋心に翻弄されていく男女四人の哀しみが描かれる「仙台堀」など、江戸・深川を舞台に繰りひろげられる、六つの切ない恋物語。第21回吉川英治文学新人賞受賞作。

ジャンル
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
312ページ
電子版発売日
2013年09月20日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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深川恋物語

Posted by ブクログ 2018年12月15日

深川の男女の恋物語短編6編。
深川の地域を舞台に、それぞれ切なかったり悲しかったり、微笑ましかったりの六つのお話。

宇江佐真理さんが編むお話は、いつも素敵だ。
江戸弁なら「イッチ素敵!」とか「乙粋!」とでもいうのかしら?

主人公たちは、思うに任せない恋心を通して、大人になってゆく。苦悩も織り交ぜ...続きを読む

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深川恋物語

Posted by ブクログ 2011年02月24日

江戸深川を舞台にした短編集。吉川英治文学新人賞作品だそうな。江戸下町の風情が、相変わらずなんとも心地よい。んで、この本で気づいたのですが、宇江佐センセは江戸下町のヒトビトの職業の書き(描き?)分けがジツに巧みで素晴らしい!と思うのです。はい。職人さんからお店(おたな)勤めからお武家さんから浪人(←職...続きを読む

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深川恋物語

Posted by ブクログ 2009年10月18日

2009.10.17 start → 2009.10.19 fin.

きっかけ:講演会

切なかったけど、どれもいい話。
江戸の話なのになぜこんなにも響くのだろうか。
人を好きになって結ばれるのってどうしてこんなに難しいのだろうか。でも、人ってやっぱりいいよな。

気持ちが荒んだ時とか落ち込んだ時...続きを読む

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深川恋物語

Posted by ブクログ 2009年01月04日

深川を舞台にした恋物語。ハッピーエンドあり、哀しい結末あり、だがどれも優しい読後感が残る逸品。


宇江佐さんの本は本当に読後感が爽快。
再読だったけれど、どれも新鮮な気持ちで読みきった。
「下駄屋おけい」と「狐挙」が特によかった。
ほんと、うまいなぁ〜。はずれがないなぁ〜と思う。

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深川恋物語

Posted by ブクログ 2007年10月13日

同じ短編集である『余寒の雪』がイマイチだったので
あまり期待はしていなかったのだが
これは一話目から胸が締め付けられるような感動。
二話目三話目とさらにいい。
読み終えて見れば涙。
そして満足感。
一話一話はそれほど長くないのに、
一話だけでまるまる一冊読んだような充実感。

これよ、これっ
こうい...続きを読む

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深川恋物語

Posted by ブクログ 2019年02月04日

短編集
切ないお話もあるが、温かくて救いがある。そこが宇江佐さんの好きなところ。
気っ風のいい台詞まわしもいいな。

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深川恋物語

Posted by ブクログ 2018年01月18日

初の作家さん。時代恋愛小説。時代小説は、前回の猫の手屋シリーズから2冊目。恋愛小説は、記憶の限り初か…な? イニシエーションラブも、基本的にラブストーリーだけど、個人的にはどっちかっていうと「どんでん返しを確認するために読んだミステリー」という認識で読みました。純粋に読んだ恋愛小説としては初かなあ、...続きを読む

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深川恋物語

Posted by ブクログ 2011年10月18日

若々しい、爽やかな、胸が熱くある、切ない、悲しい、ホッとする恋物語。どちらかと言えば生き方の下手な人たちの話が多いけど、世渡り上手の人たちよりもずっと温かで好きだな。

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深川恋物語

Posted by ブクログ 2011年08月16日

江戸、深川が舞台の短編が6つ。出てくる娘さんがリアルで目に浮かんでくるようです。それからいろんな職人さんが出てきてとても面白い。下駄職人、花火職人、凧職人、大工、板前。江戸のゆとりや庶民の生活を身近に感じた。登場人物の人柄、しぐさ、思いやりにじんとする。「下駄屋おけい」「凧、凧、揚がれ」「狐拳」が特...続きを読む

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深川恋物語

Posted by ブクログ 2010年03月29日

江戸時代であっても、男と女の関係なんてものは皆同じ。
時代小説なのに古めかしさを感じさせず、今の男女と同じような感覚の登場人物に共感します。

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