影武者徳川家康(上)

影武者徳川家康(上)

小説・文芸
1,100円 (税込)

5pt

慶長五年関ヶ原。家康は島左近配下の武田忍びに暗殺された! 家康の死が洩れると士気に影響する。このいくさに敗れては徳川家による天下統一もない。徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。しかし、この影武者、只者ではなかった。かつて一向一揆で信長を射った「いくさ人」であり、十年の影武者生活で家康の兵法や思考法まで身につけていたのだ……。

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影武者徳川家康 の一覧

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1~3件目 / 3件
  • 影武者徳川家康(上)
    1,100円 (税込)
    慶長五年関ヶ原。家康は島左近配下の武田忍びに暗殺された! 家康の死が洩れると士気に影響する。このいくさに敗れては徳川家による天下統一もない。徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。しかし、この影武者、只者ではなかった。かつて一向一揆で信長を射った「いくさ人」であり、十年の影武者生活で家康の兵法や思考法まで身につけていたのだ……。
  • 影武者徳川家康(中)
    990円 (税込)
    関ヶ原で見事な勝利を収めた徳川陣営。しかし、嫡子・秀忠による徳川政権が確立すれば影武者は不要となる。その後の生命の保障がないことを知った影武者・二郎三郎は、家康を斃した島左近を軍師に、甲斐の六郎率いる風魔衆を味方に得て、政権委譲を迫る秀忠、裏柳生と凄絶な権力闘争を始めた。そして、泰平の世を築くため、江戸・大坂の力を拮抗させるべく駿府の城の完成を急ぐ。
  • 影武者徳川家康(下)
    990円 (税込)
    いまや二郎三郎は、秀忠を自在に操る家康なみの智将であった。彼の壮大な夢は、江戸・大坂の和平を実現し、独立王国=駿府の城を中心に自由な「公界」を築くことだった。キリシタン勢力を結集した倒幕の叛乱を未然に防ぎ束の間の平安を得るが、秀忠の謀略から遂に大坂の陣の火の手が上がる。自由平和な世を願い、15年間を家康として颯爽と生き抜いた影武者の苦闘を描く渾身の時代長編!

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影武者徳川家康(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ほんとにそうだったのかも?!と思わせる、とんでも感を感じさせない作品。最初からずっとおもしろい。作者は読ませる能力がある。中巻が楽しみ。

    0
    2026年07月02日

    Posted by ブクログ

    歴史ファンムックのような小説
    関ヶ原以降の左近の活躍が見れるのはここだけ

    噂に高い隆慶一郎 楽しい話を描く

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    関ヶ原から、征夷大将軍拝命まで。

    今もって私にとって、隆慶一郎を超える小説家はいない。
    史実をもとに、新たな解釈を加え、圧倒的な筆致でぐいぐい迫る。
    他の作家の、似たような小説もいくつか読んだが、いかんせん物足りないのだ。

    何度読み直したかわからない。

    分量といい、完結したことも含めて、代表作の筆頭にあげて良いと思う。

    0
    2022年07月22日

    Posted by ブクログ

    もし家康が関ケ原の緒戦に暗殺されていたら? タイトルを受けた設定かと思って読み始めたが、途中から史料を引用して著者の考察を示す書きぶりに、単なる時代小説ではない雰囲気を感じた。二郎三郎が「道々の者」として一向一揆に従軍した回想も面白かった。上巻を読むと、織田信長も徳川秀忠も悪人に見えてくる。徳川家存続のため、家康の影武者であることをひた隠しにしなければならない立場を生かした二郎三郎の生き残り戦略が、だんだんはまっていく様が痛快!

    0
    2021年11月26日

    Posted by ブクログ

    関ヶ原の合戦にて、忍によって暗殺されてしまった家康、家康の死が広まると軍全体の指揮が下がり戦の勝敗に影響する。

    徳川陣営は苦肉の策として影武者・世良田二郎三郎を"家康"として扱うことに決める…(ここまで書くと三谷幸喜さん脚本ならコメディでもいけるかもと思いたくなるような内容ですが)

    この二郎三郎、ただの影武者では無かった…家康の兵法、思考法を身につけたとてつもない兵(つわもの)だった…
    戦況の先をよみ武将達の更に上をゆく姿に血が湧きました。

    この男は何者か?という二郎三郎の放浪時代の振り返り(色々普通じゃない事件を起こしてる)つつ、家康として生きることになってからの数々の危機を掻い潜る様が描かれる。
    また"本物の家康を討ち取った忍"の六郎のパートも面白い。忍者の闘い方が描かれて最後まで飽きさせない。

    全くのフィクションかと思いきや、不可解な史実につなげてくるあたりが素晴らしくワクワクさせてくれる。

    物語は二郎三郎たい本物の家康の実子・秀忠との攻防へ

    話を進める上で別の目的があるのかわからないけど、「え、それで斬っちゃうのならこれまでの作戦なんだったの!?」みたいなツッコミどころもあった。この先の展開でその理由がわかるのかどうかも楽しみ。

    久しぶりの時代モノで、かなり家臣の名前や地名が馴染まず苦労しましたが、だいたいキャラ立ちしてるヤツを追ってけばなんとか読めるようになってきます。

    0
    2021年05月31日

    Posted by ブクログ

    ここ1年で読んだ本の中で一番良かった。感動して、余韻がジンジンと響いている。
    本書は、徳川家康の影武者を務めた次郎三郎が主人公の歴史小説である。影武者は本人に似せるべく、何年も本人と一緒に暮らし、外見だけでなく、話し方、声、考え方、筆跡まで本人になり切れるよう訓練するのだ。
    関ヶ原の戦いで不運にも戦死してしまった家康に替わり、影武者の次郎三郎が本人に成りすまして世の中を治めていく。家康の実子で親孝行を演じる秀忠との裏の戦いが十年以上も続く。早く将軍の地位を得たい秀忠にとって、大阪城に居る秀吉の息子の秀頼とその母淀君も邪魔な存在である。次郎三郎は、箱根山を根拠とする風魔という忍者一族、関ヶ原で敵方のブレーンを務めた島左近、左近に雇われる忍者の六郎、家康の側室の梶の方とともに、秀忠と戦う。が、こう書くほど単純な展開ではない。著者の隆氏は徹底的に文献を調べ上げており、とにかく有無を言わせぬリアリティで迫力がすごい。
    私の稚拙な書評では本書の魅力は全く伝えきれず歯がゆい。冒頭から引き込まれ、駆け引きに緊張しながら読み進める過程は興奮の連続であった。最後は感極まって泣けて仕方なかった。
    司馬遼太郎氏の「関ヶ原」も忘れることが出来ない名著である。本書はその関ヶ原の戦い以降、徳川家による江戸時代がどう始まったか、という部分である。
    こういう本を書ける人がいたことがありがたい。未読の人には、是非勧めたい歴史小説である。

    0
    2021年04月11日

    Posted by ブクログ

    読んだのは漫画が先だった。その後、本書を手に取って読み始めましたが、睡眠時間を削って読み進めてました。天下人を演じ続ける羽目になった二郎三郎。影武者としての究極の務めを果たすうちに、いつしか本物の天下人となりつつも、最後のその時まで二郎三郎だった。もしこれが史実であれば、家康人気は今の比ではないだろうね。
    流石です、隆慶一郎氏。

    0
    2021年03月24日

    Posted by ブクログ

    <上中下3巻を通してのレビュー>

    家康の意思を継ぎ、そして自分の目指すものを打ち立てるために、島左近を軍師に風魔一族との連携プレーで対:秀忠/裏柳生との権力闘争。その中で次郎三郎が目指したものは何だったのか。15年間もの間、家康として颯爽と生き抜いた影武者の苦闘を描く。


    関が原の合戦中に東軍の総大将、徳川家康が暗殺され、かねてより家康の影武者だった世良田次郎三郎が代わりに指揮をとる。
    が、この影武者が只者ではない「いくさ人」であり、見事に関が原の戦いを勝利に導き、その後の徳川政権樹立のために並外れた知力を発揮する。

    細かな複線がはりめぐらせており、「ありうるかも・・・」と思わせ、ワクワクさせてくれる歴史小説。
    忍同士の凄惨な陰の戦いにおいても、その他の登場人物設定においても無理がない作品。
    久しぶりにワクワクしながら堪能した1作です。

    0
    2019年03月29日

    Posted by ブクログ

    徳川家康が関ヶ原の緒戦で暗殺され、影武者が家康に成り代わって軍を率い、ついに泰平の世を実現してしまう、という設定の時代小説。

    影武者である世良田二郎三郎が家康の死をほぼ誰にも知らせずに関ケ原を戦い抜いた(戦い抜けた)理由と根拠、その後も家康本人として振る舞っていかざるを得なかった理由、家康の周りの人物たちがその事実を知ってもなお世良田二郎三郎を家康として扱い続けた理由、そのどれもがちゃんと現実味をもって描かれているため、史実でも実はこのタイミングで家康と影武者とが入れ替わっているのではないか?と疑ってしまうほど、よくできた作品。作者の文献調査が綿密にされているからこそ、このストーリーに説得力が増しているのだと感じられる。

    ついでながら、側室との閨事(セックス事情)についてもうまく創作をしている。女性たちの心理を細やかに描くことで、家康ではない影武者を受け入れてセックスをするという、普通では土台無理だと思われることをそれなりに納得できる形に仕立てている。これもまた、小説家としての著者の空想力とそれを文字に起こす技量によるものである。

    上巻は関ヶ原から家康(影武者)が征夷大将軍になるまで。上・中・下巻合わせて1,600ページ近くの大著だが、読むのがやめられないぐらい面白い。
    歴史小説が好きなら、ぜひ手に取ってみることをお勧めする。

    0
    2019年03月22日

    Posted by ブクログ

    ★影武者二郎三郎は「道々の者」である。誰とでも飾らずにオープンに話すことができる。それでいて大胆な知略家である。

    ★島左近も甲斐の六郎も、男たちが爽やかでカッコいい。

    0
    2019年01月14日

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