細長い場所

細長い場所

2,200円 (税込)

11pt

個であることをやめるとき――名前も記憶も肉体も失って、気配や残存となったわたしたちの心は最後に誰と、どんな旅をするのか。生と死のあわいに見る、懐かしいのに不思議な風景。

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細長い場所 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    書店にてジャケ買い。ツルツルした紙が心地よい。

    最初は眠っている間にみた夢の話なのかと思っていた。「こんな夢を見た」を各話冒頭に入れても成立するように思えたから。各話どうしのつながりは薄いが、繰り返されるモチーフや景色に統一感を感じた。読み進めていくうちに死や影や消滅の概念が浮かび上がりだんだん恐

    0
    2026年01月11日

    Posted by ブクログ

    最高、大好き。
    この年末に今年のBEST10更新することになりそう。

    生と死の間のような輪郭のはっきりしない世界
    時の流れも曖昧で、瞬間は永遠でもある

    ほぼ固有名詞はなく、遠くには人が住んでいたような街が見える
    そこにいる存在の輪郭は曖昧で、町は輪郭だけが曖昧

    そんな世界で編まれる短編9篇

    0
    2025年12月24日

    Posted by ブクログ

    絲山秋子さんらしく、また、絲山秋子さんらしからず……ファンとしてうれしい作品だし、ここちのよいさびしさを味わえる

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    好きな作家さんの新刊

    身近な家族を亡くしたばかりの自分、やり場のない気持ちをどこに持っていったら良いかとぐるぐるしていたけれど、この本を読んでたらぴたっと止まったような気がしました。

    0
    2026年01月10日

    Posted by ブクログ

    全9章で構成された小説。予備知識をまったく入れずに読み始めたので、最初は連作短篇集かと思った。それくらい各章の関連性は薄い。
    読み進むうちに、これは“ここではないどこか”を描いた作品なのではないかと思い始めた。時間も空間も入り交じった奇妙な場所。そこに存在するのは(おそらく)死者の魂だ。輪廻転生も絡

    0
    2025年12月27日

    Posted by ブクログ

    う~~ん、ワカラン。
    芥川賞作家・絲山秋子が挑む“生と死の旅”最新長編『細長い場所』と紹介されています。目次を見ると確かに第1章から9章まであり長編のスタイルですが、各章の物語につながりは有りません。主人公が同じかと言えば、そもそも主人公というモノが居るのかどうか。何とも不思議な小説です。
    仏教でい

    0
    2025年12月24日

    Posted by ブクログ

    著者の今までの作品とは一味違う作品。

    各章、死にいく世界をイメージしているのかとだんだん、分かってきたようで、それでもよくわからず浮遊した世界を進んでいく。

    なかなかに難しく、まだそのときを覚悟していないからか。

    0
    2025年12月23日

    Posted by ブクログ

    死生観とは違うんだけど、何か色々考え方が変わるかもしれない。読むべき人が読んだら、救われるかもしれない。自分の心と見比べながら、会話をしながら、何かを確認するように読みました。
    死んでから完全に消えるまでの間にある、不穏な世界の細長い場所の話。なはず。
    決して読後感は虚無ではなかった。
    ほとんど理解

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本のタイトルとしてはあまりにも平易な印象のタイトル。
    開いて読むるは超感覚の粘膜の中。
    具体的に書かれていても想像が難しく、「これは何を書いている?」とはてなになった。
    理解が足りないといえばそれまでだが、「あまりよくわからない果実」をまるごと飲み込むような気持よさがある。
    超越的な存在・観念の主観

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編9作
    行間に潜む余白の気配が静かにまとわりついてくる
    ふっと意識が落ちる瞬間
    どの作品のどの場面というわけでもなく、突然やってくる沈み込み
    引き込まれているのかといえば、そうとも言い切れない
    むしろ頭にはほとんど入ってこないのに、身体だけが反応してしまう
    落ち着かなくてそわそわし、時々ぞわっとす

    0
    2026年01月05日

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