無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
小学5年生の娘・奏を育てる千緒は、自治会を変えようと孤軍奮闘する子ども会会長・剣崎さんの力になるため、子ども会の役員を引き受けることに。男性中心の自治会の在り方、外国人住民への差別、保護者夫婦間のモラハラ問題。目の前の出来事に怒り、落ち込み、迷いながら、千緒は子ども会の活動を通し、「町」と「自分」を見つめ直していく。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
力まずに読める。働く主婦でママの話。等身大ですごくいい。
第1話 来泉北こども会では、会長の剣崎さんが左足首を捻挫し、副会長は引越し、会計が病気になって、書記は実家の親の手術で帰省。そのうえクリスマス会を中止しろという貼り紙をされる。
第2話 防災祭りの時に婦人部とこども会で炊出しのカレーをやって欲しいと言われて剣崎さんがつっぱね、自治会をあげてやることになった。
第3話 こども会では年2回除草をする。ほとんどの人は参加しない。町内ではダンボールを集めて古紙回収業者に売っているが、最近それを盗んでいく奴がいると話題になる。
第4話 花火が最上階から見えるらしい。そして夏祭り。新宮さんの奥さんの様子がおかしい。
第5話 新宮さんの奥さんが子供を連れて家を出た。夫がほうぼうで言いふらしているらしい。ハロウィンイベントのスタンプラリーで役員たちは仮装することになった。
Posted by ブクログ
町内会の運営を巡ってのあれこれ
私にとって寺地はるな作品はハマるときと駄目なときの落差が大きいのですが、単に読んだときの気分に過ぎないのかも。今回はとてもよかったです。
町内会のように、なくては困るけど強制力があるようなないような、という組織体に関わることで起こる人間関係のあれこれをそれなりに拾いつつ、ハラハラするところへの切り込みもあり、オーソドックスではあるものの読んでいて素直に面白がれるところがよかったです。
主人公の、嫌だけど関わるからにはこうする、というようなやり方が不器用ながらもうまく行く感じ、寺地はるなだなあと改めて思いました。そうあってほしい、というほうに行ってくれてホッとする。
ただちょっとボリュームが少なかったか。もう少し話の展開をつけてくれても良かった気はしました。
Posted by ブクログ
小学5年になる娘を育てる千緒は、自治会を変えようとする子ども会の会長・剣崎さんの手助けをする為に、子ども会の役員を引き受ける。
どこの町にでもある自治会や子ども会だが、誰もが敬遠しがちな自治会長が、この町では同じ人がやっているというのも…男性中心に進められているのでは、とか思ってしまう。
良い人か悪い人かよくわからない自治会長の長門さんや自治会も子ども会も嫌いだと言う若い林やモラハラ夫から逃げる新宮さん…、いろいろなことに巻き込まれながらなんとかやってる千緒だが、きっとどこの町でも問題はあるのだろうなと思った。
最近は、子どもが少なくなってきてるので、我が町でも自治会のみの活動となっている。
小規模ながら夏祭りは、やっているけど…
自治会役員は、やはりしんどいよと思う。
住んでいる限りは、仕方ないのかもしれないけど。
Posted by ブクログ
⭐︎3.6
寺地はるなさんの今回の作品は、とある町の自治会とそれに属する子ども会の話。主人公の千緒は主婦で娘が1人いる。お人よしだが、冷静でもある。人の前に出るタイプではないが自分の意見をきちんと持っているタイプである。
人の話を見たり聞いたりするうちに、ちょっと厄介なことに巻き込まれがちで、その物事に奮闘している。
『ほんとうの自分は、たくさんのセロファンが重なったすえに生み出された色のようではないか』というセリフが印象に残っている。
いろんなコミュニティがあってそれぞれに見せる顔がある。その全てに自分を全て曝け出す必要はない。どの顔が本当ということもないのだろう。生きるのが少し楽になるような、人生のヒントになるような物語。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸