マインドフルネス・レクチャー 禅と臨床科学を通して考える

マインドフルネス・レクチャー 禅と臨床科学を通して考える

2,090円 (税込)

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3.0

一九九〇年,東洋の禅を中心とした仏教思想と西洋の現代医療を結びつけたジョン・カバットジン博士が,マインドフルネスについての最初の著作を上梓してから年月が流れ,現在では医療領域だけでなく,心理学,教育,産業,福祉,スポーツといったさまざまな分野での適応が広まりつつある。
わが国でも,二〇一二年のカバットジン博士の来日を契機に,マインドフルネスの普及が大きく推し進められることとなった。
本書は,わが国へのマインドフルネスの普及を主導してきた二人の医師,貝谷久宣,熊野宏昭が,それぞれマインドフルネスの導入・普及から医療現場での臨床応用の実際と,その脳科学的な理解について述べ,僧侶であり芥川賞作家でもある玄侑宗久が,マインドフルネスと仏教との関係を語った注目すべき講演録である。鼎談では,現代的な「不安」への対処から瞑想のコツ,またマインドフルネスの考え方とその理解までが語られ,最後に貝谷による,マインドフルネスと瞑想において重要な要素である「呼吸」についての随想を付した。
マインドフルネスについての理解と実践のヒントが詰まった楽しく学べる一冊である。

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マインドフルネス・レクチャー 禅と臨床科学を通して考える のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年03月03日

    マインドフルネスの臨床応用における第一人者の貝谷先生、熊野先生と、住職である玄侑宗久先生による、臨床科学×禅の座談会の記録。
    全体的に、禅や瞑想法の話が多い。臨床心理学を学んでいる身なので、マインドフルネスの研究及び臨床の理論や、なぜマインドフルネスが有用なのかをもう少し深掘りしていることを期待して...続きを読む

    0

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