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人生の最大の敵、それは「鈍感」である
これは野村克也さんの言葉ですが、この『ラストイニング』という野球マンガは、「鈍感」であることは野球をする上で、そして人生において最大の敵だと、そんなことを伝えてくれた気がします。
野球は他のスポーツよりも止まっている時間が長いスポーツです。だからこそ相手を出し抜くために、配球を考えるキャッチャー、そしてサインを送る監督は常に「相手は何を考えているのか、次はどう動くか」を頭で考え続ける必要があります。
本作は「出し抜くこと」「裏をかくこと」を常に考えている監督が主人公です。行間を読むのが一番面白いスポーツだからこそ、剛速球を投げるキャラが躍動する野球マンガよりも、「出し抜くこと」に重きを置く『ラストイニング』は正しいと、私は思います。「鈍感」では、勝てませんよね。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
スポーツ漫画は面白い。
一番面白いバスケ漫画と言えばスラムダンクというのが定説だけど、野球漫画は意見が分かれるだろう。
そんな中、僕はこのラストイニングが一番面白い野球漫画だと信じてる。
この野球漫画の大きな特徴は、監督が主人公の点だ。
つまり、智略がこの漫画の醍醐味である。
僕はそれほど野球には...続きを読む
前半は浦和第一対聖母。聖母はエース温存してリードされるが、余裕で逆転。相変わらずに嫌みな監督。後半は彩学対安政。安政のエースの不思議な投球の秘密を見つけたポッポ。しかし、顧問は役に立たないキャラだな。
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