カラマーゾフの兄弟 2

カラマーゾフの兄弟 2

小説・文芸
1,320円 (税込)

6pt

4.5

大審問官の問い、ゾシマ長老の死……カラマーゾフ(黒塗)家の一族をめぐる壮大な愛憎劇は、やがて殺人事件へと向かう。〈巻末資料〉ドストエフスキー年譜

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公文庫
  • タイトル
    :
    カラマーゾフの兄弟
  • タイトルID
    :
    1912715
  • ページ数
    :
    480ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年06月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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カラマーゾフの兄弟 の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • カラマーゾフの兄弟 1
    1,320円 (税込)
    ドストエフスキー作品の謎に最も迫った翻訳者・江川卓による魂の訳業、初文庫化。 各巻に、訳者自身による詳細な注解を付す。〈巻末資料〉訳者解説
  • カラマーゾフの兄弟 2
    1,320円 (税込)
    大審問官の問い、ゾシマ長老の死……カラマーゾフ(黒塗)家の一族をめぐる壮大な愛憎劇は、やがて殺人事件へと向かう。〈巻末資料〉ドストエフスキー年譜
  • カラマーゾフの兄弟 3
    1,320円 (税込)
    カラマーゾフ家の人々の間にさまざまな思惑が入り乱れる中、ついに父フョードルが殺害される。 はたして犯人は……。 好評の江川卓訳第三巻。(全四巻)
  • カラマーゾフの兄弟 4
    1,430円 (税込)
    父フョードル殺害事件の裁判が進展する一方で、カラマーゾフの兄弟たちはそれぞれに転機を迎えていた。 やがて、あの夜の真相が明らかになる。 彼らは、ロシアは、そして人類の運命は――「現代の予言書」として読み継がれてきた一大叙事詩はついにクライマックスへ!  好評の注解付き江川訳、完結(全四巻)。 〈解説〉頭木弘樹

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カラマーゾフの兄弟 2 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    せっかく2回目なので、(途中からではあるが)江川訳で。プロとコントラは新潮原版で読んだので割愛。
    イワンの一人称が違ったり、アリョーシャが若干砕けた感じなのがおもしろい。

    ゾシマ兄の話と、一本のネギ以降の勢いが凄まじい。
    従者への愛、自殺者への愛…がこの後の話に繋がっていくのか。初読の記憶が無い。
    悲しくて頭がモヤがかる感じとか、嫌だったことを何度も脳内再生して自分を傷つけるとか、内面描写が上手すぎる。

    しかし長老の死を乗り越えたアリョーシャは「不屈の闘士」なんだよな、天使が成るものではないような。二部が現世に存在しないのが辛い。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    有名な「大審問官」がはいっている第2巻。

    昔はじめて「大審問官」を読んだときはよくわからない部分も多かった気がするが、何年も経ちキリスト教についても多少は知識がついた状態なのでかなり読みやすく感じた。
    それより「ゾシマ長老の談話と説教より」の方が少ししんどかったかもしれない。
    ゾシマ長老の過去の話の方は楽しく読めるけど。

    他にも、スネギリョフがお金を踏みつけるシーンや、イワンとスメルジャコフのあることを匂わせるような会話、一本のねぎの話など夢中で読める場面がたくさんある。

    0
    2026年06月03日

    Posted by ブクログ

    第一編から第二編の中盤までは、正直読むのがつらいくらい退屈だったけど、第二編の「大審問官」以降グイグイ引き込まれました。

    人物の造形を読者に伝えるためなのか、最初のほうはとにかく無軌道なおしゃべりが延々と続き、ストーリーもないので苦しい…。

    でも、「大審問官」からはおしゃべりも理路がわかりやすくなってきて、ストーリーも動き始める。

    作中屈指の名場面と言われる「大審問官」はもはや物語というより聖書の考察ですね。
    キリスト教において標榜される自由とは何かが、単なる個人の経験ではなく、聖書の読み込みと解釈から考えられている。
    聖書やキリスト教に内在する逆説を暴き出していくという点で、脱構築的手法を用いた批評の文章を読んでいるようでおもしろかったです。

    ゾシマ長老の遺言もすごい。
    遺言に至るまでのところでも、他の人物のおしゃべりが聞くに耐えないものであるのに対して、この長老のおしゃべりだけはスカッと頭に入ってくる。
    会話文の性質だけでここまで人物の特徴を書き分けられるドストエフスキー恐るべしだなと思いました。

    ここからさらに物語が動いていくようなので三巻からが楽しみ!

    0
    2026年01月05日

    Posted by ブクログ

    第2巻を読み終え、主人公アリョーシャに対する印象が劇的に変化した。第1巻における彼は、周囲が強欲の怪物ばかりであったがゆえに、相対的に「若くして完成された聖人」のように見えていた。しかし今巻では、「中途半端な人物」という印象になった。兄に侮辱されたスネギリョフに恥辱を忘れる代わりにお金を無心する、という浅慮に手を貸してしまったり、恋愛経験などなさそうなのに、カチェリーナに、本当はイワンが好きなのだと言ってみたり、どこか浅くて半端な行動をとっている。そういえば、物語のまえがきに、アリューシャは「明確さを欠いた活動家」と作者が言っていた。

    スネギリョフがアリョーシャの提案を拒絶する場面は、今巻の白眉だ。貧困のどん底にある家族を救える大金を前に、彼は一瞬、希望に突き動かされそうになる。しかし、父の恥辱を雪ごうとする息子の思いを想起し、彼はそれを拒絶する。金を握りつぶし、地面に叩きつけ、踏みにじる。誘惑を退け、名誉を選び取った誇らしさと、同時に、家族を救う唯一の機会を自ら断ち切ってしまったことへの絶望。その二つの感情に引き裂かれ、歪んだ顔で泣く彼の姿には、「生きた人間」の厚みがある。ドストエフスキーの描く人間は、単なるキャラクターではなく、血を通わせた存在としてそこにいる。

    言わずとしれた「大審問官」の章。ここで突きつけられるのは、「人間に自由は必要なのか」という根源的な問いだ。キリスト教において、自由意志によって神を信じることは至上の命題とされる。聖書の言葉に従い、神に服従することが真の自由へと繋がるという「牧人思想」。この自由と服従という一見矛盾する論理が、うまく理解できない。なぜ神は自由を人間に与えたのか。老審問官の言う通り、盲信させておけば、自由の不安は存在しない。自由意志によって、神を信じることが、キリスト教において、いかほどに重要なことなのか。自由は理念だが、その結果と責任は現実だ。結局のところ、理念というものはどこまで行っても「それが正しい」と信じ続けるしかないのだろうか。近代社会は、信じる対象を「神」から「自由」や「平等」といった抽象的な理念にすり替えただけではないのか。この対話の直後、ゾシマ長老が死に、その死体から腐臭が漂うという「奇跡の不在」が描かれる。民衆は失望し、不信に陥る。この冷酷な現実は、老審問官の正しさを証明しているようにも見えてしまう。

    大審問官の話をアリョーシャにした後の、スメルジャコフとイワンの不気味な会話の場面も強く印象に残っている。別れ際のイワンの笑いは何だったのか。「そのとき彼の顔を一見したものならだれしも、彼が笑ったのは決して愉快だったためではないと、確実に結論を下したであろう。それに彼自身にしても、その瞬間彼の心に何がおこったのかは、とうてい説明できなかったにちがいない。」あまり目立たない場面だが、こういう多重の意味がありそうな描写が好きだ。
    また、語られるゾシマ長老の生涯は、既存のキリスト教的枠組みからは少し浮いているようにも感じられる。自然を崇拝していた兄の死、決闘直前の唐突な回心、過去に殺人を犯した男との、鬼気迫る接触の記録。
    読み進めるうちに、キリスト教的思考には、因果関係の追及をある地点で強制的に停止させてしまう装置があるように思えてきた。「なぜか」と問うていくと、最後には「神のなすことは人知を超えており、理解不能である」ということに行きついてしまうような気がする。

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    昨年末から続く、カラマーゾフマラソン。長い…。読みづらい…。ようやく、2巻を読み終わりました。折り返し地点だけど、読むのやめようか悩んでます。

    内容は難しいようで、スッと入ってくる部分もあり、なんだか不思議な小説です。キリスト教の教えからくる教訓が多々書いてあり、ためになるので、気付くとメモを取っている自分がいます。(これまで読んだ小説の中で、1番多くメモを取っているとおもいます。)

    まだまだ、先は長いですが、「読んだ先に何かがありそう」、そう思わせてくれる小説なので、頑張って最後まで読んでみようと思います。

    0
    2026年03月19日

    Posted by ブクログ

    まったくどいつもこいつも碌でもないとしか思えない。天使のようだといわれるアリョーシャさえも、はっきりしない優柔不断な奴としか。

    0
    2026年08月22日

カラマーゾフの兄弟 2 の詳細情報

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    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公文庫
  • タイトル
    :
    カラマーゾフの兄弟
  • タイトルID
    :
    1912715
  • ページ数
    :
    480ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年06月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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