人間回復の経済学

人間回復の経済学

770円 (税込)

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好況時は過重労働、不況時はリストラ。私たちはまるで経済のために生きているかのようだ。これは本来の姿なのか? また、現在の閉塞状況は打開できるのか? いまこそ人間に従属する経済システムをつくるべき絶好の機会であり、閉塞打破のカギにもなる。人間社会、政治、経済の3者のあるべき形を提案する、斬新な経済社会論。

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人間回復の経済学 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    経済学者なのに、牧師さんのような神野先生の講演会、忘れられません^^
    内容も、タイトルからすると難しそうに感じますが、
    中身は私たちの生活に密着していて、とても読みやすいです。
    これからの社会を担う人材育成をしている親として、読んでおきたい1冊。

    そういう意味で、「育児書」♪

    0
    2010年09月02日

    Posted by ブクログ

    ケインズ型福祉国家の行き詰まりを指摘して、シュムペーター型「ワークフェア」国家を提唱。スウェーデンとは人口規模も全く違うこの国で、「知識集約型産業」立国はどれだけ現実的になるか。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    雑感
     この前読み終わった。


    ○人間回復の経済学  神野直彦著   岩波新書




     以下雑感。


     単なるブームという可能性はあるのだろうか。(あるのか無いのかを管理人は知らないわけだが)

    80年代だったろうか、日本型経営が非常に賞賛されて「輸出する価値がある」などと言われていた時期があ

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    日本社会事業大学現学長である著者がバブル崩壊前後の日本経済施策をバッサリと切り捨てる。20年近く前の論旨が今の状況にも当て嵌まってしまっていることを実感せずにはいられない。
    「財政民主主義といわれるように、財政は民主主義にもとづいて運営されなければならない。「主」とは支配する者を意味する。民主主義と

    0
    2020年04月28日

    Posted by ブクログ

    小泉政権時代のきわめて強権的な構造改革が行われていた時期に、その改革に異を唱え、衰退していくばかりの日本が進むべき方向を示した本。

    著者によれば、サッチャリズムに始まる新自由主義は、19世紀に起こった構造改革の根底に流れていた自由主義思想とは、似て非なるものであったという。
    古典派経済学に基づく自

    0
    2011年02月23日

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