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言葉のひとつひとつに悲しみと愛があふれる詩人。
●今日的に意義のある詩人を採り上げ、その代表作を厳選。
●現代仮名遣いによる本文、振り仮名付きで読みやすく。
●各詩には詩人(高橋順子・矢崎節夫・井川博年)による解説をつけ、作者の生い立ち、作詩の背景、詩のもつ魅力がよくわかる。
●各詩人の人生と詩集が一目でわかるビジュアル年譜(写真とイラスト入り)。
●巻末には魅力的な執筆陣によるエッセイを収録。
癒しに満ちた傑作詩を鑑賞解説付きで収録。
本シリーズの最後、第八巻を飾るのは、今の時代にこそ読んでほしい、〈かなしみ〉の詩人、八木重吉。みじかく、とつとつとしたことばで、泣きたくなるようなさびしい感情を詩につづった。すべての詩に鑑賞解説付き。
永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2023年10月20日
フォロワーさんのレビューで知った詩集。
うつくしいことばと、純粋さに、わたしの忘れかけていた何かが共鳴した、ような気がした。
重吉の詩のことばを借りれば、「ほそいがらすがびいん」と鳴って、壊れるように。
壊れた「がらす」は粉々になって、光にきらきらと反射してプリズムとなる。
重吉の詩を読んで「び...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月29日
書店で表題作に胸を突かれて購入した詩集。
なんて美しくて悲しい詩なんだろう。
それでも、日差しを受けてキラキラ光る雨粒や、降り注ぐ光、雲間からの青空が浮かび、光に満ちて神々しい。
29歳でこの世を去った八木重吉。
名前は重々しい響きだけれど、彼の紡ぎ出す言葉達は、コロコロと楽しげで、軽やかで、美し...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月06日
ずんがつんと響くのではなく、じんわりとあたたかい水がさわさわ沁み入ってくるような、とても静かながらも溢れ出ることが出来る根にある強さを感じました。年を重ねるごとに意識して見えなくした感情や、無意識のうちに消してしまった想いという、スポンジみたくすかすかになってしまった私を潤すように、ゆっくり、ゆっく...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月11日
八木重吉さんの詩集ですね。
「永遠の詩シリーズ」八巻目です。
「永遠の詩シリーズ」はこの作品が最後です。思えば、詩へのいざないの出会いでした。
全八巻、いずれも私には近しい詩人たちでした。詩集と言うとなんだか別の世界の言葉のように感じられていました。
このシリーズの作品はわかりやすく、心に実にしみて...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月07日
以下引用
このような詩が、萩原朔太郎や堀口大学のいる大正詩壇の外で、ひっそりと生れてゐた
東京から離れたところで、たった一人で詩を書いていた。
おおぞらのこころ
わたしよ わたしよ
白鳥となり
らんらんと 透き通って
おおぞらを かけり
おおぞらの うるわしい こころにながれよう
無...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月02日
「かなしみ」というのは愛情に通じ、
やさしさや美しさ、さみしさにも通じている。
それを感じる1冊だった。
作者は「かなしみ」を人間存在の原点としていた、
と解説に書かれてあったけど、詩を書くってそういうことなのかもしれない。
必ず死ぬことを義務づけられて生まれ、死ぬことを前提に生きる人間のかなしみ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月09日
男性詩人はなんとも儚げな印象の詩が多いですね。表紙の詩には思わずハッとするような透明感のある儚さがありました。冒頭に「こんな簡単な詩、自分にも書けると思った」みたいな前書きがありましたが、そういう前書きがあってなお、「なんでこれをもって詩としたんだろう?」と思うような短くてさらっと書いたようなサッパ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月10日
八木重吉の名前を知ったのは最近なのですが、どこで知ったか忘れましたが(アンソロジーかなにか?)とにかく、この人の詩集をもっと読んでみたいと思わされました。
それで、探したらこの『永遠の詩』のシリーズが一番入手しやすいとわかり、このシリーズを集めだしました。はじめに八木重吉ありきでした。
とても透明感...続きを読む
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