永遠の詩05 石垣りん

永遠の詩05 石垣りん

880円 (税込)

4pt

4.5

「ひとり」を生きる、胸に迫る言葉。

戦後を代表する女流詩人・石垣りん。彼女は眼前にある「家と社会の問題」に鋭く切り込み、現代人の孤独と真っ正面から向き合った詩を書いた。その表現は苛烈にして、海のような慈愛に包まれ、読者の心を根底から揺さぶる。すべての詩に、背景や言葉の意味がよくわかる鑑賞解説付き。

永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。

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永遠の詩 のシリーズ作品

1~8巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~8件目 / 8件
  • 永遠の詩01 金子みすゞ
    880円 (税込)
    幻の天才童謡詩人による奇跡の詩。 彗星のように現れて消えていった、天才童謡詩人、金子みすゞ。わたしたちのこころに永遠に生きつづけるその童謡詩を金子みすゞ記念館館長・矢崎節夫による鑑賞解説付き、現代仮名遣いで収録。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 永遠の詩02 茨木のり子
    880円 (税込)
    生きるための言葉に満ちた希望の詩。 弱ったこころを勇気づけ、希望に導いてくれた詩人、茨木のり子。そこにはいつも生きるための言葉があった。亡き夫への想い溢れる最後の詩集『歳月』も収録。詩人・高橋順子による鑑賞解説付き。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 永遠の詩03 山之口貘
    880円 (税込)
    貧乏だが、誇り高く生きた希有の詩人。 ●今日的に意義のある詩人を採り上げ、その代表作を厳選。 ●現代仮名遣いによる本文、振り仮名付きで読みやすく。 ●各詩には詩人(高橋順子・矢崎節夫・井川博年)による解説をつけ、作者の生い立ち、作詩の背景、詩のもつ魅力がよくわかる。 ●各詩人の人生と詩集が一目でわかるビジュアル年譜(写真とイラスト入り)。 貧乏を愛した詩人、山之口貘の傑作詩を収録。 山之口貘は、沖縄生まれの天性の自由人。上京後は、今のワーキングプアさながらに、職を転々としながら住所不定の日を送り、貧乏を明るく、したたかに、詩にうたった。詩のことばは平易だけれども、誰にも書けないふしぎな魅力があり、人間存在の痛点を刺激する。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 永遠の詩04 中原中也
    880円 (税込)
    孤独な魂、傷つきやすい心。永遠の天才。 ●今日的に意義のある詩人を採り上げ、その代表作を厳選。 ●現代仮名遣いによる本文、振り仮名付きで読みやすく。 ●各詩には詩人(高橋順子・矢崎節夫・井川博年)による解説をつけ、作者の生い立ち、作詩の背景、詩のもつ魅力がよくわかる。 ●各詩人の人生と詩集が一目でわかるビジュアル年譜(写真とイラスト入り)。 天才詩人、中原中也の傑作詩を収録。 中原中也は、不安定な時代に生きる傷つきやすいこころを、中也節といわれる独特のリズムにのせてうたった。やさしく、やるせなく、時に残酷に。青春の喪失をうたうことに命をかけた詩人は、わずか30歳でこの世を去った。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 永遠の詩05 石垣りん
    880円 (税込)
    「ひとり」を生きる、胸に迫る言葉。 戦後を代表する女流詩人・石垣りん。彼女は眼前にある「家と社会の問題」に鋭く切り込み、現代人の孤独と真っ正面から向き合った詩を書いた。その表現は苛烈にして、海のような慈愛に包まれ、読者の心を根底から揺さぶる。すべての詩に、背景や言葉の意味がよくわかる鑑賞解説付き。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 永遠の詩06 宮沢賢治
    880円 (税込)
    今だから読みたい、理想に生きた詩人。 岩手の生んだ偉大な詩人にして童話作家の宮沢賢治は、人間の魂の真実の深み、自然の巧まざる真実の美を、鮮烈で絢爛たる言葉の魔術を駆使して詩に描いた。その言葉の数々は、宇宙に煌めく星のように、私たちのこころを射ぬく。すべての詩に、背景や言葉の意味がよくわかる鑑賞解説付き。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 永遠の詩07 萩原朔太郎
    880円 (税込)
    言葉を超えたことばを追及、近現代詩の巨人。 萩原朔太郎は1886年(明治19)、群馬・前橋の医家の長男として生まれた。文学や音楽の才能に恵まれながらも学業では中退を繰り返し、多感な青年時代を過ごす。そして1917年、第一詩集『月に吠える』を発表、以後も数々の名詩集を世に出し、日本の近代詩が現代詩へと変貌する、その原動力となった。朔太郎は、詩のことばを、意味やリズムに仕えるだけのものだとは考えなかった。誰も表現することのできない、たとえば「こころ」などといったものを表現できる、それこそが「詩のことば」なのだと考えた。そのため、彼の詩のことばは、今まで誰も考えなかったような比喩に満ちあふれ、真理を追求しようとする彼の真摯な態度は私たち読者のこころを突き動かす。ページを繰れば、その豊穣なことばの世界に圧倒されるはずだ。結婚生活は収録した58篇すべてに、詩人・高橋順子による鑑賞解説付き。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 永遠の詩08 八木重吉
    880円 (税込)
    言葉のひとつひとつに悲しみと愛があふれる詩人。 ●今日的に意義のある詩人を採り上げ、その代表作を厳選。 ●現代仮名遣いによる本文、振り仮名付きで読みやすく。 ●各詩には詩人(高橋順子・矢崎節夫・井川博年)による解説をつけ、作者の生い立ち、作詩の背景、詩のもつ魅力がよくわかる。 ●各詩人の人生と詩集が一目でわかるビジュアル年譜(写真とイラスト入り)。 ●巻末には魅力的な執筆陣によるエッセイを収録。 癒しに満ちた傑作詩を鑑賞解説付きで収録。 本シリーズの最後、第八巻を飾るのは、今の時代にこそ読んでほしい、〈かなしみ〉の詩人、八木重吉。みじかく、とつとつとしたことばで、泣きたくなるようなさびしい感情を詩につづった。すべての詩に鑑賞解説付き。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。

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永遠の詩05 石垣りん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年02月18日

    石垣りんさんの詩集ですね。
    永遠の詩シリーズ 05 の作品です。
    このシリーズの魅力は、時代に関わらず読み次がれていける作家と作品を見事に紹介されていることですね。
    石垣りんさんの詩集も、ものすごく受け入れやすく、働く私たち職場の隣に席する仲間だという事だと思います。また、『職場の詩人』であり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月03日

    ひとりの詩人の生きた証が、ぎゅっと詰まった一冊。家族を支える肩の重み、紙幣がさらさら消えていく給料袋のあつみ、そして労働とは何か。台所から人の生き死にまで綴られる、言葉の潔さ。

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    Posted by ブクログ 2018年06月18日

    20180617 詩という物の強さ。これまで恥ずかしさのほうが優っていて敬遠していたのは本気の言葉に会ってなかったからだと思った。綺麗な言葉より生きている言葉。飾らない本音。男ではどこか出てしまう正義とか高潔な精神だとかいう言い訳が無いのが良い。

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    Posted by ブクログ 2014年03月06日

    読んでいて、しゃんとしなさい!と叱られた気分になるような、不屈の詩人という印象でした。つよい、ほんとうにつよいひとです。弟の「僕たち正解だったね」という言葉が詩人の生涯を祝福するような言葉で、すきです

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月19日

    この『永遠の詩』シリーズは詩人の人生に沿って数十の詩がのせてあります。こんなことを言うのはおこがましいかもしれませんが、その人の歴史を本人の声で聞けているような気がして、すごくその詩人のことがわかって、仲良くなれたような気がします。石垣りんさんは、すごく心の美しい人だったのでしょうね。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年10月07日

    初期の詩は、少しこわいくらいの精神力の強さが感じられました。
    少女の頃から一家の生活を支えて、家族を次々に亡くしたという環境もあったことだと思われます。
    初期といっても、初めての詩集『私の前にあるお鍋とお釜と燃える火と』を出されたのは39歳という遅咲きの詩人だったそうです。
    晩年の詩は肩の力が少し抜...続きを読む

    0

永遠の詩05 石垣りん の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 詩集・俳句
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    128ページ
  • 電子版発売日
    2012年03月30日
  • コンテンツ形式
    XMDF
  • サイズ(目安)
    1MB

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