永遠の詩03 山之口貘

永遠の詩03 山之口貘

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

4.0

貧乏だが、誇り高く生きた希有の詩人。

●今日的に意義のある詩人を採り上げ、その代表作を厳選。
●現代仮名遣いによる本文、振り仮名付きで読みやすく。
●各詩には詩人(高橋順子・矢崎節夫・井川博年)による解説をつけ、作者の生い立ち、作詩の背景、詩のもつ魅力がよくわかる。
●各詩人の人生と詩集が一目でわかるビジュアル年譜(写真とイラスト入り)。

貧乏を愛した詩人、山之口貘の傑作詩を収録。

山之口貘は、沖縄生まれの天性の自由人。上京後は、今のワーキングプアさながらに、職を転々としながら住所不定の日を送り、貧乏を明るく、したたかに、詩にうたった。詩のことばは平易だけれども、誰にも書けないふしぎな魅力があり、人間存在の痛点を刺激する。

永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 詩集・俳句
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    永遠の詩
  • タイトルID
    :
    152939
  • ページ数
    :
    128ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年03月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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永遠の詩 の一覧

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1~8件目 / 8件
  • 永遠の詩01 金子みすゞ
    880円 (税込)
    幻の天才童謡詩人による奇跡の詩。 彗星のように現れて消えていった、天才童謡詩人、金子みすゞ。わたしたちのこころに永遠に生きつづけるその童謡詩を金子みすゞ記念館館長・矢崎節夫による鑑賞解説付き、現代仮名遣いで収録。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 永遠の詩02 茨木のり子
    1,485円 (税込)
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  • 永遠の詩03 山之口貘
    880円 (税込)
    貧乏だが、誇り高く生きた希有の詩人。 ●今日的に意義のある詩人を採り上げ、その代表作を厳選。 ●現代仮名遣いによる本文、振り仮名付きで読みやすく。 ●各詩には詩人(高橋順子・矢崎節夫・井川博年)による解説をつけ、作者の生い立ち、作詩の背景、詩のもつ魅力がよくわかる。 ●各詩人の人生と詩集が一目でわかるビジュアル年譜(写真とイラスト入り)。 貧乏を愛した詩人、山之口貘の傑作詩を収録。 山之口貘は、沖縄生まれの天性の自由人。上京後は、今のワーキングプアさながらに、職を転々としながら住所不定の日を送り、貧乏を明るく、したたかに、詩にうたった。詩のことばは平易だけれども、誰にも書けないふしぎな魅力があり、人間存在の痛点を刺激する。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 永遠の詩04 中原中也
    880円 (税込)
    孤独な魂、傷つきやすい心。永遠の天才。 ●今日的に意義のある詩人を採り上げ、その代表作を厳選。 ●現代仮名遣いによる本文、振り仮名付きで読みやすく。 ●各詩には詩人(高橋順子・矢崎節夫・井川博年)による解説をつけ、作者の生い立ち、作詩の背景、詩のもつ魅力がよくわかる。 ●各詩人の人生と詩集が一目でわかるビジュアル年譜(写真とイラスト入り)。 天才詩人、中原中也の傑作詩を収録。 中原中也は、不安定な時代に生きる傷つきやすいこころを、中也節といわれる独特のリズムにのせてうたった。やさしく、やるせなく、時に残酷に。青春の喪失をうたうことに命をかけた詩人は、わずか30歳でこの世を去った。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 永遠の詩05 石垣りん
    880円 (税込)
    「ひとり」を生きる、胸に迫る言葉。 戦後を代表する女流詩人・石垣りん。彼女は眼前にある「家と社会の問題」に鋭く切り込み、現代人の孤独と真っ正面から向き合った詩を書いた。その表現は苛烈にして、海のような慈愛に包まれ、読者の心を根底から揺さぶる。すべての詩に、背景や言葉の意味がよくわかる鑑賞解説付き。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 永遠の詩06 宮沢賢治
    880円 (税込)
    今だから読みたい、理想に生きた詩人。 岩手の生んだ偉大な詩人にして童話作家の宮沢賢治は、人間の魂の真実の深み、自然の巧まざる真実の美を、鮮烈で絢爛たる言葉の魔術を駆使して詩に描いた。その言葉の数々は、宇宙に煌めく星のように、私たちのこころを射ぬく。すべての詩に、背景や言葉の意味がよくわかる鑑賞解説付き。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 永遠の詩07 萩原朔太郎
    880円 (税込)
    言葉を超えたことばを追及、近現代詩の巨人。 萩原朔太郎は1886年(明治19)、群馬・前橋の医家の長男として生まれた。文学や音楽の才能に恵まれながらも学業では中退を繰り返し、多感な青年時代を過ごす。そして1917年、第一詩集『月に吠える』を発表、以後も数々の名詩集を世に出し、日本の近代詩が現代詩へと変貌する、その原動力となった。朔太郎は、詩のことばを、意味やリズムに仕えるだけのものだとは考えなかった。誰も表現することのできない、たとえば「こころ」などといったものを表現できる、それこそが「詩のことば」なのだと考えた。そのため、彼の詩のことばは、今まで誰も考えなかったような比喩に満ちあふれ、真理を追求しようとする彼の真摯な態度は私たち読者のこころを突き動かす。ページを繰れば、その豊穣なことばの世界に圧倒されるはずだ。結婚生活は収録した58篇すべてに、詩人・高橋順子による鑑賞解説付き。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 永遠の詩08 八木重吉
    880円 (税込)
    言葉のひとつひとつに悲しみと愛があふれる詩人。 ●今日的に意義のある詩人を採り上げ、その代表作を厳選。 ●現代仮名遣いによる本文、振り仮名付きで読みやすく。 ●各詩には詩人(高橋順子・矢崎節夫・井川博年)による解説をつけ、作者の生い立ち、作詩の背景、詩のもつ魅力がよくわかる。 ●各詩人の人生と詩集が一目でわかるビジュアル年譜(写真とイラスト入り)。 ●巻末には魅力的な執筆陣によるエッセイを収録。 癒しに満ちた傑作詩を鑑賞解説付きで収録。 本シリーズの最後、第八巻を飾るのは、今の時代にこそ読んでほしい、〈かなしみ〉の詩人、八木重吉。みじかく、とつとつとしたことばで、泣きたくなるようなさびしい感情を詩につづった。すべての詩に鑑賞解説付き。 永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。

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永遠の詩03 山之口貘 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    山之口貘さんの詩集ですね。
    永遠の詩シリーズの三冊目です。
    貘さんの詩は、初めて読みました。そして驚きました。
    日本人の詩は、どちらかと言うと内省的で何かしら暗い影があるものなのに、貘さんの詩は明るさとユーモアに溢れていて1903年生まれの人とは思えない斬新さを持っています。
    ほのぼのとしているようにみえて、本質をついた鋭さがあり、スッキリとしたわかりやすい表現が魅力ですね。
    解説の井川博年さんは語ります。
    「貘さんの詩には、いまの日本の若者を惹き付ける魅力がある。貘さんの生き方に共感を覚える人も多いだろう。貘さんはいつも娘さんに語っていたという。『ほんとうの人間はそんなに多くないんだよ。僕は人間でありたい』。
     貘さんが命がけで書いた、人間味たっぷりユーモアたっぷりの詩は、時代を超えて輝き続けている。」

     ミミコの独立

     とうちゃんの下駄なんか
     はくんじゃないぞ
     ぼくはその場を見て言ったが
     とうちゃんのなんか
     はかない
     とうちゃんのかんこをかりてって
     ミミコのかんこ
     はくんだ と言うのだ
     こんな理窟をこねてみせながら
     ミミコは小さなそのあんよで
     まな板みたいな下駄をひきずって行った
     土間では片隅の
     かますの上に
     赤い鼻緒の
     赤いかんこが
     かぼちゃと並んで待っていた

    解説の山本兼一さんは
    「日々のつつましい暮らしを詠いながらも、読む者に、大らかな悠久の時間を感じさせてくれるのが貘さんの詩の真骨頂なのである。」と綴られています。
    仲間から家族から愛された稀有な詩人にめぐり会えて、とても豊かな心持ちをしました。

    0
    2023年01月03日

    Posted by ブクログ

    最初はすわりが悪く、読んでいてもガタガタしていましたが、だんだんと調子がなれてきて、ひとつひとつがぴったりと自分の中に収まっていく感じがしました。「無学と博学」なんていいですね、面白かったです。

    0
    2012年05月16日

    Posted by ブクログ

    20180701 詩集を読み始めたばかりで内容の評価はできないが一編一編がわかりやすい言葉で述べれているので読むのは容易い。読後に意味を考えたとき立ち止まってしまう。もう少し色々ね詩集を読んで価値を再確認したい。

    0
    2018年07月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「永遠の詩」シリーズは、まだレビューにはまとめていませんが、全巻、既読です。その中でおそらく誰もが親しみを覚える詩を書いているのがこの「獏さん」こと山之口獏さんです。
    社会のことを書いても、ユーモアと明るさがいつもあって、親しみやすい方です。
    むずかしい語法の詩はひとつもありませんが、「たった一篇ぐらいの詩をつくるのに/100枚200枚だのと/原稿用紙を屑に」するほど推敲を重ねているそうです。


    「ねずみ」
    生死の生をほっぽり出して
    ねずみが一匹浮彫みたいに
    往来のまんなかにもりあがっていた
    まもなくねずみはひらたくなった
    いろんな
    車輪が
    すべって来ては
    あいろんみたいにねずみをのした
    ねずみはだんだんひらたくなった
    ひらたくなるにしたがって
    ねずみは
    ねずみ一匹の
    ねずみでもなければ一匹でもなくなって
    その死の影すら消え果てた

    ある日 往来に出て見ると
    ひらたい物が一枚
    陽にたたかれて反っていた

    <解説より>
    フランスで翻訳・紹介されたこともある、獏詩の中でもポピュラーな作品である。この詩も先の詩と同じく戦時中に書かれたもので、同人誌「山河」に載った。あらゆる雑誌が検閲された当時、「検察官はこれをただのネズミの詩として見逃したらしく、あとで山之口獏は痛快がったという」が、この詩を単なる抵抗詩とみなすような皮相な見方には反対である。もっと実存的な詩ではないか。


    「鼻のある結論」「来意」「春愁」「求婚の広告」「結婚」「畳」「思い出」「博学と無学」もよかったです。


    山之口獏(やまのぐち・ばく)
    1903年(明治36)~1963年(昭和38)
    沖縄に生まれる。上京後は職を転々としながら住所不定の生活を送る。
    貧乏暮らしの中から、明るく、したたかで、ユーモアとふしぎな味のある、独自の詩を紡いだ。
    「獏さん」とよばれ、多くのファンに愛されてきた。

    0
    2019年09月14日

永遠の詩03 山之口貘 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 詩集・俳句
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    永遠の詩
  • タイトルID
    :
    152939
  • ページ数
    :
    128ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年03月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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