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盛り沢山
鉛中毒の役者、肘の悪い相撲取り、高貴な方の腫瘍、と
盛りだくさんな巻。ついに仁が咲に想いを伝える巻でもある。
御都合主義的展開がますます目立ってきたが・・・。
江戸時代に現代の外科医が大活躍
今回も手術の腕が冴える。ペニシリンの結晶化にも成功し、恋の行方も順調と、江戸での医師としての生活は順風満帆。
・ペニシリンの作り方その4:①培養器でできた青カビのコロニーをはがす
→ひとつすつブドウ球菌を塗った寒天培地のシャーレに移す=薬剤感受性テスト
②その結果、それぞれのシャーレには色々な大きさの阻止円(ペニシリンが細菌を殺菌したクリアゾーン)ができる
③その中の阻止円の大きなものが、ペニシリンの産生度の高い青カビ
④その青カビを選ぶ→そのコロニーの希釈を試験管で3回繰り返す
⑤その青カビを培養→①~④を何度も繰り返して、最も産生度の高い青カビを選ぶ
⑥100%に近い高濃度のアルコールとペニシリンを混ぜ合わせたら、白くなる=結晶化
(ペニシリンは水溶性だが、アルコールには溶けないため)
⑦白濁液を漉す→アルコールによる脱水作用→乾燥した粉末が出来上がる
・アルコールの殺菌力:高濃度過ぎると、菌の周りが先に凝固する=菌の中にアルコールが入らない=死なない
→だから80%くらいに薄める
Posted by ブクログ
吉十郎さんが病を押して舞台に立ちたい理由が
「息子に自分の芸を見せて死にたい」だったことが泣ける。
親として何もしてあげられなかったからこそ、許されようとも思わないし
突き放してきたけれど、芸事の才能がありそうな息子に
自分の芸を覚えていて欲しい。
いよいよこの時代に腰を据えて、ペニシリンの粉末化にも挑む先生。
咲さんも嬉しそうで何より。栄さんを少しでも安心させてあげられるのなら良いのだが。
賢い咲さんのことだから、
奥方様に櫛を見せたのは或いはわざとなのかもしれない。
摘出手術が無事成功したことも良かったし、
先生の技術を目の当たりにして藩医の人たちが心酔して
弟子のようについてまわるところも良かった。
自分の常識をアップデートできるというのはとても重要だと思う。
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