母の教え 10年後の『悩む力』
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母の教え 10年後の『悩む力』

836円 (税込)

4pt

3.6

首都圏の住み慣れた自宅を引き払い、これまでの生活をリセットして東京近郊の高原へと移住した著者は、それをきっかけに、今までとは違った眼差しで世界や同時代を眺めるようになった。慣れない土いじりや野菜作りに精を出していると、悲喜こもごもの思い出が、やさしい風や、やわらかな雨のように心を撫でていく。今は亡き、母、父、息子、叔父、先生、友達。今なら言える。すべての愛すべき人たちの思い出こそが私の故郷であり、私の先生だったのだと――。初めての「田舎暮らしエッセイ」という器に載せて、これまでになく素直な気持ちで来し方行く末を存分に綴った、姜尚中流の“林住記”。累計130万部の、『悩む力』シリーズ第3弾。 【目次】まえがき/序章 「山」に棲もう/第一章 空を見上げれば、いつでも/第二章 人は、歩く食道である/第三章 花の色/第四章 我々は猫である/終章 故郷について/あとがき

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悩む力 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 悩む力
    671円 (税込)
    情報ネットワークや市場経済圏の拡大にともなう猛烈な変化に対して、多くの人々がストレスを感じている。格差は広がり、自殺者も増加の一途を辿る中、自己否定もできず、楽観的にもなれず、スピリチュアルな世界にも逃げ込めない人たちは、どう生きれば良いのだろうか? 本書では、こうした苦しみを百年前に直視した夏目漱石とマックス・ウェーバーをヒントに、最後まで「悩み」を手放すことなく真の強さを掴み取る生き方を提唱する。現代を代表する政治学者の学識と経験が生んだ珠玉の一冊。生まじめで不器用な心に宿る無限の可能性とは?【目次】序章 「いまを生きる」悩み/第一章 「私」とは何者か/第二章 世の中すべて「金」なのか/第三章 「知ってるつもり」じゃないか/第四章 「青春」は美しいか/第五章 「信じる者」は救われるか/第六章 何のために「働く」のか/第七章 「変わらぬ愛」はあるか/第八章 なぜ死んではいけないか/終章 老いて「最強」たれ/関連年表/引用文献一覧/あとがき
  • 続・悩む力
    737円 (税込)
    安定した収入、伴侶と家族、健康、老後のたくわえ―。この既存の幸福像は、いまや瓦礫と化した。神仏はおろか、現代社会の宗教とも言える科学への不信も極まり、寄る辺ない私たちの孤立はさらに深まっている。この憂鬱な時代のただ中で、私たちが真の意味で生まれ変わり、新たな「幸せの感情」に浸ることなど、果たして可能なのだろうか? その問いを解く鍵は、夏目漱石の100年前の予言にこそある。大ベストセラー『悩む力』刊行から4年の時を経て、待望の続編がついに登場!【目次】まえがき/序章 「幸福論」の終わり/第一章 漱石とウェーバーに何を学ぶのか/第二章 どうしてこんなに孤独なのか/第三章 漱石が描いた五つの「悩みのタネ」とは/第四章 漱石の予言は当たったか/第五章 ホンモノはどこにあるか/第六章 私たちはやり直せるか/第七章 神は妄想であるか/第八章 生きる根拠を見いだせるか/終章 それが最後の一日でも、幸せは必ずつかみ取れる/あとがき
  • 母の教え 10年後の『悩む力』
    836円 (税込)
    首都圏の住み慣れた自宅を引き払い、これまでの生活をリセットして東京近郊の高原へと移住した著者は、それをきっかけに、今までとは違った眼差しで世界や同時代を眺めるようになった。慣れない土いじりや野菜作りに精を出していると、悲喜こもごもの思い出が、やさしい風や、やわらかな雨のように心を撫でていく。今は亡き、母、父、息子、叔父、先生、友達。今なら言える。すべての愛すべき人たちの思い出こそが私の故郷であり、私の先生だったのだと――。初めての「田舎暮らしエッセイ」という器に載せて、これまでになく素直な気持ちで来し方行く末を存分に綴った、姜尚中流の“林住記”。累計130万部の、『悩む力』シリーズ第3弾。 【目次】まえがき/序章 「山」に棲もう/第一章 空を見上げれば、いつでも/第二章 人は、歩く食道である/第三章 花の色/第四章 我々は猫である/終章 故郷について/あとがき

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母の教え 10年後の『悩む力』 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    悲しさのあまり、一滴の水も、一粒の麦も喉を通らないと思っていたのに、気がつけば、私は食べていたのだ。生きる気力を無くしながらも、確かに口を動かし、歯で噛み切り、硬い繊維質のものすら喉の奥に流し込んでいたのだ。
    「人間はどがん時でも食べんと。生きとるなら食べるとたい。食べたら尻から出すとばい。どがん辛

    0
    2022年05月05日

    Posted by ブクログ

    姜尚中さんの日々の暮らしを綴ったエッセー集。
    軽井沢に引っ越して、季節の移ろいを感じて、畑を耕して、
    もちろん大学のお仕事もされているでしょうが、
    穏やかな日々の暮らしの中でも、お母さんの教えをその都度思い起こし、息子さんのことも折々に思い出し、
    丁寧な丁寧な暮らしぶりが伺えます。
    ゴルフにのめり込

    0
    2019年02月01日

    Posted by ブクログ

    借り物本。著者のことを知らないうえ、自身が無知なため度々挟まれる政治の話は頭に入らず。が、著者は犬派なのに奥様が猫を飼う口実を作りそれを許容していき猫好きとなり、言葉ではなくこれが夫婦ってやりとりと、母と奥様と両方を愛している著者の人柄が伝わった。

    0
    2019年03月10日

    Posted by ブクログ

    20190309 在日とか意識しなくても普通に周りにいた世代としてはその苦しみや悩みについてなんて鈍感だったのだろうと思った。今、動き出した流れがどうなるかは分からないが皆が笑える世界の実現に向かっていればと思う。

    0
    2019年03月09日

    Posted by ブクログ

    やたら張り切らないで初めたら、田舎暮らしも楽しめるのかな?街から離れ過ぎず、でも都会よりはやっぱり自然の力が強くて、失敗もあり。

    0
    2019年01月24日

    Posted by ブクログ

    紆余曲折あるものの、人生に苦難はつきもので、それをどう受け止め、どう乗り換えるかで意味合いが変わるのかもしれないと思った。

    0
    2018年11月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私は、母の手作りの、旬の素材を生かした料理を通じて、心身を形作ってきた。食は単なる食べ物のことではなく、人間の体、そして心の筋力を形作っていくと、彼女は、不変の真理のように固く信じていたのである 夫婦と言うものは、その一緒にいる歳月を通じて、それらの違いを感じとりつつ、いつの間にか、同じものを分か

    0
    2018年11月17日

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