蛇鏡

蛇鏡

作者名 :
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作品内容

婚約者と奈良の実家に帰った玲は、かつて姉の綾が結婚目前に首を吊った蔵にはいる。姉の遺品に見つけた、珍しい蛇の浮き彫りのある古鏡。その日を境に、玲の心の中で何かが変わっていく。近くの発掘現場で掘り出された、ふしぎな水濠址。祭りを前に一人焦る、神社の神主。もうじき「みぃさんの祭り」がやってくる……連子窓からひっそりとお互いを覗きあう古い町で、何かが起ころうとしている。神代の闇から語りかけてくるのは誰? 人の心の移ろいを描き出す傑作伝奇ホラー小説。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
352ページ
電子版発売日
2011年11月04日
紙の本の発売
1997年06月
コンテンツ形式
EPUB

「蛇鏡」のユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2006年05月31日

「死国」「狗神」などで知られる坂東眞砂子氏のホラー・カルテット(実質)最終作。
「死国」から変わらない、作者独特のテンポのよい語りのスタイル、土俗的暗さを持つムラの描写はそのままに、ストーリーの展開、登場人物の描き方、そして神話・民俗学的奥行きの深い世界観が完成を見た。
舞台は他の小説の舞台と異...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年09月05日

期待以上に面白かった!
大好きな奈良と神話が題材となっていて物語にのめり込めた。
玲の気持ちの変化も、丁寧に書かれていたし。
ラストがん?という感じも、するけど良かった

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Posted by ブクログ 2012年01月03日

今年初めての一冊は、日本人でよかった~!と思える伝奇小説。坂東さんの狗神に衝撃を受けて、虜になってしまった。これも、日本的な湿った怪奇小説で、舞台が奈良の土着的なお話。とにかく世界観がドハマリなんです。好き嫌いあると思うけど、日本人でヨカッタ!

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Posted by ブクログ 2010年04月14日

板東さんのホラーにはまっていた時に読んだ本。
霧菜に、すごく共感してしまった。

怜が元彼のことを考えている時の
・私は浮き輪のように彼にしがみついているだけなのかもしれないという言葉に考えさせられた。
あぁあたしもしがみついてたのかも。

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Posted by ブクログ 2009年05月30日

ひっそりと歩み寄る恐ろしさを感じる秀作。
心の弱い部分につけ込まれるとどうしようもなくなる様は、共感できるだけにわかっていながらも罠に嵌っていく心境にさせられる。

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