星月夜 藩邸差配役日日控

星月夜 藩邸差配役日日控

小説・文芸
1,800円 (税込)

9pt

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“なんでも屋”の日々を綴る静謐な時代小説

江戸時代の総務部総務課とも言える藩邸差配役・里村が、藩邸内の厄介事から政争に至るまで、あらゆる問題を見事に解決する『藩邸差配役日日控』シリーズ2作目です。

里村五郎兵衛は神宮寺藩の江戸藩邸内の揉め事の差配役。“なんでも屋”と揶揄されるほど、揉め事や雑事が大小問わず持ち込まれますが、「誰もやらぬ…いや、できぬお役」を果たすために次女・澪の隠された出自や神宮寺藩の派閥争いを心にしまい、日々の務めに精を出します。

『星月夜』でも、家老の無骨な懐刀と御用絵師の関わりや、澪が小太刀の稽古をつけている奥女中が抱える思いなど、悩みや騒動が巻き起こります。そして、家族が巻き込まれた収賄事件の真相が明らかに…。

人が暮らす中で生まれる思いに誠実に向き合う、五郎兵衛の差配が垣間見える全6編の連作短編集です。

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藩邸差配役日日控 の一覧

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1~1件目 / 1件
  • 星月夜 藩邸差配役日日控
    1,800円 (税込)
    “なんでも屋”の日々を綴る静謐な時代小説 江戸時代の総務部総務課とも言える藩邸差配役・里村が、藩邸内の厄介事から政争に至るまで、あらゆる問題を見事に解決する『藩邸差配役日日控』シリーズ2作目です。 里村五郎兵衛は神宮寺藩の江戸藩邸内の揉め事の差配役。“なんでも屋”と揶揄されるほど、揉め事や雑事が大小問わず持ち込まれますが、「誰もやらぬ…いや、できぬお役」を果たすために次女・澪の隠された出自や神宮寺藩の派閥争いを心にしまい、日々の務めに精を出します。 『星月夜』でも、家老の無骨な懐刀と御用絵師の関わりや、澪が小太刀の稽古をつけている奥女中が抱える思いなど、悩みや騒動が巻き起こります。そして、家族が巻き込まれた収賄事件の真相が明らかに…。 人が暮らす中で生まれる思いに誠実に向き合う、五郎兵衛の差配が垣間見える全6編の連作短編集です。

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星月夜 藩邸差配役日日控 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    短編集と思って読み進んでいたのですが、最後に家族の秘密が明らかに。今回も砂原浩太朗の文章を楽しめました.

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    1作目を読み、思わず購入してしまった2冊目。

    江戸の藩邸で起こる大小様々なトラブルに対応する差配役。娘2人それぞれの先行きを案じながら、実直に日々を過ごしているのが良いです。
    明らかになった死んだ娘婿の死の真相を、抱えていかなくてはならないのが不憫ですね。

    0
    2026年07月28日

    Posted by ブクログ

    主人公の差配役が、地味にスーパーマンだと思いました。
    人間味があり、どっしりと構えていていい具合に鷹揚な魅力的に描かれていて、読んでいて心地よい一冊でした。
    このシリーズまだまだ書いて欲しいです。
    追いかけていきます。
    そしていい作家さんね。

    0
    2026年07月08日

    Posted by ブクログ

    藩邸差配役シリーズ大好き。一見派手ではないけどこういうのがいいんです…。
    読み始めて前作の設定が頭から抜けていたので読み直してからこちらへ。前作のあの衝撃の真相をすっかり忘れていて同じところで驚くという…自分の鳥頭ぶりにもびっくり。

    大工さんが言っていたとおり、五郎兵衛さんとの仕事は何も起こらないというのがほんとそれそれ!と思った。さりげない気の配りようが心地よい。いささか酔いが回った五郎兵衛さんをみんなでおうちに送り届けるエピソードに愛され具合が感じられてほほえましい。剣のたつ梔子姫の話が特に好き。
    続きが気になるので、オール讀物で追っかけます!

    0
    2026年06月10日

    Posted by ブクログ

    悩み多き里村五郎衛が、藩の差配役として様々な問題を穏やかに治めていく。
    若君の失恋からの心の手当、家中の問題に対応する総務的な活動、家老腹心の浪岡の妻への心遣い、清濁併せ呑むような過去の不正への落とし所など。
    気遣いの里村五郎衛が苦慮する神山藩シリーズは、派手さは無いが様々な人間の心情に寄り添った物語に惹かれていく。
    落ち着いた良い小説と思う。

    0
    2026年04月26日

    Posted by ブクログ

    「藩邸差配役日日控」の続編。

    第1話 藩主和泉守正親が江戸参勤を終えて、地元に帰って行った。五郎兵衛は娘の七緒と亡き夫の形見を整理することにした。筆や硯などの筆記具とともに、日記が入っていた。
    絵師の菅沼は最近自分が見張られているような気がするといっている。五郎兵衛が見張っていると、浪岡が菅沼を見張っていた。浪岡は菅沼に病身の妻の絵を描いてほしいと思っている。

    第2話 江戸藩邸では御殿の修復工事が行われていて、源蔵という親方が工事を差配している。源蔵親方の顔色が悪いと聞いて五郎兵衛は様子を見に行ったが、本人に大丈夫だと言われてしまうと、どうにもしようがない。

    第3話 端午の節句のお人形を飾った。後々のことも考えて、今年は迫水にやらせてみたが、人形の刀が落ちるというハプニングがあったものの速やかに修理に出し、滞りなく準備ができた。奥女中の玉と次女の澪が小太刀で立ち会っていた時に、玉がふらついたところをついてしまい、玉が倒れた。

    第4話 安西が父のことで懸念があるという。今年になってから家を空けることが多くなり、たまに泊まってまでくるらしい。様子を見に行ってみると、彦坂もどこかから耳に入れたようで鉢合わせした。しかし安西の父はいない。女か博打だろうということになったが、士道不覚悟として切腹となっては目覚めが悪い。

    第5話 浪岡の妻が亡くなったらしい。わざわざ挨拶に来てくれた。登美岡で呑んでいると、外で喧嘩の声が聞こえて見にいく。声をかけたら男が逃げて行った。前任者が不正でとばされた御納戸頭の窪田は、しきりと不正をしていないアピールをしてくるので疲れてしまう。

    第6話 御納戸頭の汚職事件で兄のせいでお解き放ちになってしまった遠山俊次郎が、挙動不審で周囲を心配させている。そんなこともあり、事件を見返してみると、娘の七緒の亡き夫がどのように事件を見ていたかがわかるのであった。

    0
    2026年04月10日

    Posted by ブクログ

    砂原氏本来の面白さの片鱗が垣間見えたので、少し甘めの評価5。冒頭2編のプロットの弱さは否めないが、徐々に良くなり、後半3編はなかなかの出来。特に最終の表題作「星月夜」は確実に面白い。前作「藩邸差配役日日控」からの連話なので、順番に読むことをオススメする。

    0
    2026年04月08日

    Posted by ブクログ

    前作から久しぶりの藩邸差配役日日控。前作の内容をすっかり忘れかけていて、本作を読み進めていくうちに思い出してきたという体たらく。

    現代で言えば40代で中小企業の総務部総務課の中堅管理職=「何でも屋」が描かれていて、なんだかニヤッと笑えてしまうところもあってよかった。
    最初の二篇はテンポがあまりよくないようだったが、あとの三篇は筆者お得意のぐいぐい引き込むような展開で一気読みでした。

    あいかわらず作品の中に鳥の囀りや綺麗な花、そして美味しそうな料理が出てくるのでホッとします。
    文庫も出たので前作を再読するつもり。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    藩邸差配役日日控の続編。

    藩の差配役の五郎兵衛の日々を静かに描くこのシリーズ、やっぱり良いなぁ。

    御用大工の親方が言っていたという
    「神宮寺さまのお仕事では、いつもなにも起こらない」
    「なにも起こらないのは、起こらぬようにしているお人がいるからだ」
    なんて、差配役の仕事をうまく表していて胸に響く。

    今作でもまた、不穏な出来事があり五郎兵衛はまた心を乱しながらも実直に向き合っている。
    娘たちの今後を含めて、続きが楽しみ。


    今回も鳥たちが嬉しい
    鶯の囀り、頬白の啼き声、雲雀の囀り、
    松の梢に黄鶲、郭公の囀り、
    耳をかすめそうなほど低いところを燕が一羽、通りすぎていった。

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    時代小説が好きだ。

    ひさびさに 自分好みの時代小説に出会う。
    藩邸差配役 里村五郎兵衛が 周りで起こる出来事、事件、家族の事柄を 人情味ある性格で 解決していく。里村五郎兵衛のスパッと切れる真剣ではなく 木刀のような味のある父であり、上司の描き方が ほんわかとして良い。次女の澪のこれからの来し方も 気になる。

    今作 シリーズ2作目。まだまだ続きそう。
    次作も 楽しめそう。

    0
    2026年07月23日

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