大江健三郎自選短篇

大江健三郎自選短篇

1,518円 (税込)

7pt

「奇妙な仕事」「飼育」「セヴンティーン」「「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち」など,デビュー作から中期の連作を経て後期まで,全二三篇を収録.作家自選のベスト版であると同時に,本書刊行にあたり全収録作品に加筆修訂をほどこした最終定本.性・政治・祈り・赦し・救済など,大江文学の主題が燦めく,ノーベル賞作家大江健三郎のエッセンス.

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大江健三郎自選短篇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    初期
    「奇妙な仕事」5
    「死者の奢り」5
    「他人の足」5
    「飼育」5
    「人間の羊」5
    「不意の唖」4
    「セヴンティーン」
    「空の怪物アグイー」3

    中期
    「頭のいい「雨の木」」3
    「「雨の木」を聴く女たち」3
    「さかさまに立つ「雨の木」」3

    「無垢の歌、経験の歌」3
    「怒りの大気に冷たい嬰児が立ち

    0
    2022年07月04日

    Posted by ブクログ

    初めての大江健三郎でした。
    短篇集にしては分厚いし、初期短篇はかなり暗い。
    自伝的小説。
    暗喩の表現、散文詩的文章が心地よい。
    ご子息との会話が和やかですが、他にも大変なことはいくらでもあっただろう著者は、ご子息を大変大切に想っているのが手に取るように伝わり少し優しい気持ちになりました。
    実は二度挫

    0
    2021年07月30日

    Posted by ブクログ

    厚さに尻込みせずに読んだ方がいい。
    初期から中期の暗く鬱々とした作品群、中期から後期にかけての抽象画のような美しい、同時に深い思索がある作品群。
    時代を色濃く写した作品群を読み進める面白さもある。

    0
    2019年06月20日

    Posted by ブクログ

    大江健三郎という小説家がどのような経緯で現在に至っているかがわかる貴重な一冊。初期の名作『空の怪物アグイー』や中期の名作『レインツリー』シリーズ、『静かな生活』上げていくときりがない。

    満足感でいっぱいです。

    11月8日追記
    まさか『王様のブランチ』で紹介されるなんて思いもしなかった。大江さんが

    0
    2014年11月08日

    Posted by ブクログ

    短編集といえど、800ページ以上あり、全て読み終わるのに4ヶ月半ほどかかった。

    本書は初期、中期、後期で分かれて読むことができたが、初期は面白く読める作品が多かったが、中期から後期にかけては私小説風に描かれる小説が増え、個人的にはそのあたりから面白さが減退した。

    初期短編は全部面白かった。といっ

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    2014年春に大江健三郎さんがあとがきに書いた書稿に尽きると思います。

    芸術は人間の全体に根を下ろしている習慣である。長い時をかけて、経験を通して、それを養わなければならない。そうすると自分が知らない大きさの困難に出会った際に、この習慣が助けになる。私は若い年で始めてしまった。
    小説家として生きる

    0
    2025年04月15日

    Posted by ブクログ

    読み終わるのに長い時間がかかりました。この本を手に取ったきっかけは『個人的な体験』や『万延元年のフットボール』という代表作を読んでみたいという思いがあったのですが、初期のものから(そして短編ならば)読めば、それらの作品に入りやすくなるのかもしれない?という風に勝手に感じたからです。

    構成としては初

    0
    2024年09月12日

    Posted by ブクログ

    作者の50年以上の仕事を跳梁する短編集であり、まとまった感想を言葉にするのは難しいが、作者はひとつひとつの作品においてちいさな秩序やコスモとでもいうべき何かを作り表現しているように感じた。(外界に挑戦するというのではなく、自分の内面に折り合いをつけるためのものとして)

    冬の乾いた朝のような清潔感や

    0
    2024年08月05日

    Posted by ブクログ

    大江健三郎という作家は、自らの作品を改稿する癖で知られているが、2014年に出版された本書は、1957年のデビュー当時から60年代までの初期作品、80年代の中期作品、90年代前半の後期作品という3つの時代の短編を、自らの改稿に基づき編集し直された自作短編アンソロジーである。

    長きに渡って活躍してい

    0
    2020年09月05日

    Posted by ブクログ

    もうお腹いっぱい。
    大江健三郎さんの短編が23編収録されています。
    文庫で840ページだから、まるでレンガみたいな厚さ。
    デビュー作「奇妙な仕事」から「空の怪物アグイー」まで初期短篇8編は愉しむことができました。
    緊密な文体で独特の緊張感が漂っていて、読む方も気が抜けません。
    芥川賞受賞作の「飼育」

    0
    2023年03月14日

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