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Posted by ブクログ 2022年07月04日
初期
「奇妙な仕事」5
「死者の奢り」5
「他人の足」5
「飼育」5
「人間の羊」5
「不意の唖」4
「セヴンティーン」
「空の怪物アグイー」3
中期
「頭のいい「雨の木」」3
「「雨の木」を聴く女たち」3
「さかさまに立つ「雨の木」」3
「無垢の歌、経験の歌」3
「怒りの大気に冷たい嬰児が立ち...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月30日
初めての大江健三郎でした。
短篇集にしては分厚いし、初期短篇はかなり暗い。
自伝的小説。
暗喩の表現、散文詩的文章が心地よい。
ご子息との会話が和やかですが、他にも大変なことはいくらでもあっただろう著者は、ご子息を大変大切に想っているのが手に取るように伝わり少し優しい気持ちになりました。
実は二度挫...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月08日
大江健三郎という小説家がどのような経緯で現在に至っているかがわかる貴重な一冊。初期の名作『空の怪物アグイー』や中期の名作『レインツリー』シリーズ、『静かな生活』上げていくときりがない。
満足感でいっぱいです。
11月8日追記
まさか『王様のブランチ』で紹介されるなんて思いもしなかった。大江さんが...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月05日
大江健三郎という作家は、自らの作品を改稿する癖で知られているが、2014年に出版された本書は、1957年のデビュー当時から60年代までの初期作品、80年代の中期作品、90年代前半の後期作品という3つの時代の短編を、自らの改稿に基づき編集し直された自作短編アンソロジーである。
長きに渡って活躍してい...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月14日
もうお腹いっぱい。
大江健三郎さんの短編が23編収録されています。
文庫で840ページだから、まるでレンガみたいな厚さ。
デビュー作「奇妙な仕事」から「空の怪物アグイー」まで初期短篇8編は愉しむことができました。
緊密な文体で独特の緊張感が漂っていて、読む方も気が抜けません。
芥川賞受賞作の「飼育」...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月19日
・大江健三郎「大江健三郎自選短篇」(岩波文庫)を 読んだ。帯に「全収録作品に加筆修訂が施された大江短篇の最終形」とある。本書収録の23編に関しては、以前の「全作品」や「全集」ではなく、これが最終形、もしかしたら定本になるといふことであらう。それを意識して読んだと書いたところで、私にはそれ以前との違ひ...続きを読む
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