午後の磔刑 王国記 VI

午後の磔刑 王国記 VI

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作品内容

修道院を離れ、赤羽たちが共同生活をおくる「悠久寮」に身を寄せる教子。数々の奇蹟によって集団を虜にする朧の息子・太郎は、五歳とは思えぬ言辞で教子を翻弄、やがて彼女は太郎に「神」を直観するに至る。ミュージシャンになったジャンと新たな一歩を踏み出した教子は――。
危うい予兆に満ちた「王国記」シリーズ第六弾。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
272ページ
電子版発売日
2018年09月10日
紙の本の発売
2008年02月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

書店員のおすすめ

花村萬月の名前を聞くと、サラダ油のシーン(!)で印象深い映画化タイトル「皆月」を思い浮かべる人も多いかもしれない。過激な性と暴力描写を得意とする作家だが、その根底にあるのは神への猜疑と冒涜である。
著者の「王国記シリーズ」の第一章目にあたる本作『ゲルマニウムの夜』の主人公・朧は、頭脳明晰だが人を殺し、育った修道院に舞い戻る。彼は人を殺し、純潔の修道女を犯しても、何の罰も下さない神を見限り、宗教者のなれのはて――王国の建立を決意する。
表題作の他に「王国の犬」、「舞踏会の夜」が収録されている。いずれも朧が修道院で神を疑い、信心深い神父とアスピラントを試し、自我に目覚めるまでの小編だ。修道院という本来神聖であるはずの場所で行われている暴力、虐待、同性愛の生々しく残酷な描写は圧巻。なお、2005年に大森立嗣監督・新井浩文主演で映画化もされている。

午後の磔刑 王国記 VI のユーザーレビュー

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王国記 のシリーズ作品 1~7巻配信中

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1~7件目 / 7件
  • ゲルマニウムの夜 王国記 I
    街で人を殺し、身を隠すため、自分が育った古巣の修道院兼教護院に舞い戻った青年・朧(ろう)。その修道院でもなお、修道女を犯し、神父に性の奉仕をし、暴力の衝動に身を任せて教護院の少年たちや動物に鉄拳をふるい、冒涜の限りを尽くす。あらゆる汚辱を身にまとう──もしや、それこそ現代では「神」に最も近く在る道なのだろうか? 世紀末の虚無の中、〈神の子〉は暴走する。目指すは、僕の王国! 第1...
  • ブエナ・ビスタ 王国記 II
    殺人の咎(とが)を逃れるため、修道院兼教護院に身を寄せている青年・朧(ろう)。暴力と性の衝動の中で、自分の倫理を構築しようとする朧は、ある日施設を辞めた元修道士の赤羽をひそかに訪ねる。朧の傍らには妊娠したシスターの姿が……。 第119回(1998年上半期)芥川賞を受賞した「ゲルマニウムの夜」の続編、「王国記」シリーズ第二弾。
  • 汀にて 王国記 III
    815円(税込)
    身を潜めていた修道院を抜け出し、長崎・五島列島に向かった朧(ろう)とアスピラントの教子。島に残る隠れキリシタンの痕跡を巡る旅の中、朧は“殺人者の横貌”を垣間見せる。そして教子は自分が心身ともに朧に囚われてゆくことを確信した――。 『ゲルマニウムの夜』に始まる「王国記」シリーズ第三弾。『汀にて』と『月の光』の二編を収録。
  • 雲の影 王国記 IV
    815円(税込)
    アスピラントの教子とともに修道院を抜け出し、長崎・五島列島を訪れていた朧は、教子に「王国」を目指していることを告白する。隠れキリシタンの島で深く感応しあう二人に、“ヴィジョン”は到来するのだろうか――。 『ゲルマニウムの夜』に始まる「王国記」シリーズ第四弾! 『雲の影』『PANG PANG』の二編を収録。
  • 青い翅の夜 王国記 V
    815円(税込)
    五島列島から長崎に戻る飛行機の中で、朧は、つくろうとしていた王国の「王」が自分ではないことを悟る。真の王たるものは、誰か? いっぽう太郎と名づけられた朧の息子は、次第に不思議な力を見せ始めて――。 「王国記」シリーズ緊迫の第五弾。『むしろ揺り籠の幼児を』と『青い翅の夜』を収録。
  • 午後の磔刑 王国記 VI
    815円(税込)
    修道院を離れ、赤羽たちが共同生活をおくる「悠久寮」に身を寄せる教子。数々の奇蹟によって集団を虜にする朧の息子・太郎は、五歳とは思えぬ言辞で教子を翻弄、やがて彼女は太郎に「神」を直観するに至る。ミュージシャンになったジャンと新たな一歩を踏み出した教子は――。 危うい予兆に満ちた「王国記」シリーズ第六弾。
  • 象の墓場 王国記 VII
    815円(税込)
    八ヶ岳に拠点を移し「悠久寮」は神の「王国」へと動きはじめた。だが朧は不可思議な力を発揮する息子・太郎をみて、自分が真の「王」ではないことを悟る。そして赤羽、百合香、教子、ジャンらはそれぞれ「王国」のなかに自分の居場所をみつけようと苦闘するのだった。 「王国記」シリーズ急展開の第七弾!

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