砂の器(上)

砂の器(上)

693円 (税込)

3pt

東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、老練刑事の今西は他の事件の合間をぬって執拗に事件を追う。今西の寝食を忘れた捜査によって断片的だが貴重な事実が判明し始める。だが彼の努力を嘲笑するかのように第二、第三の殺人事件が発生する…。 映画でもドラマでも大ヒットした社会派ミステリー。

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砂の器 のシリーズ作品

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  • 砂の器(上)
    693円 (税込)
    東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、老練刑事の今西は他の事件の合間をぬって執拗に事件を追う。今西の寝食を忘れた捜査によって断片的だが貴重な事実が判明し始める。だが彼の努力を嘲笑するかのように第二、第三の殺人事件が発生する…。 映画でもドラマでも大ヒットした社会派ミステリー。
  • 砂の器(下)
    737円 (税込)
    善良この上ない元巡査を殺害した犯人は誰か? そして前衛劇団の俳優と女事務員殺しの犯人は? 今西刑事は東北地方の聞込み先で見かけた“ヌーボー・グループ”なる新進芸術家たちの動静を興味半分で見守るうちに断片的な事実が次第に脈絡を持ち始めたことに気付く……新進芸術家として栄光の座につこうとする青年の暗い過去を追う刑事の艱難辛苦を描く本格的推理長篇である。

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砂の器(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月16日

    社会人一年目は広島勤務でした。
    島根県木次町(現雲南市)に出張した際、先輩に議事録を頼まれ必死に記録しようとするも、東北弁のようなズーズー弁で意味が分からず先輩に謝罪した事を思い出した。
    他にもこの当時に電子音楽という分野が芽生えつつあった事にも驚きを覚えた。
    初読の清張はストーリーの面白さと上記の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月25日

    松本清張=火曜サスペンス劇場ってイメージで、自分には縁がないジャンルだと思ってずっと読まずにきた。実際読んでみたら、なんて緻密に作り込まれた話だろうって衝撃を受けた。1960年代に出版されたんだって。時代を感じさせない新鮮なおもしろさ。これはほんとの意味で時代を越えて読み継がれるべき名作だと納得しま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月08日

    中居さんのドラマで衝撃を受けて原作も。親子の逃避行の原因が、ドラマと原作とでは全く違って驚いた。悲しいけどすごく心に残る作品。ドラマも原作もどちらもそれぞれ素晴らしかった。

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    Posted by ブクログ 2020年04月01日

    昭和の社会問題を背景に描く松本清張ミステリー。「砂の器」は、病気、戦争を背景にした作品。主人公の刑事が真面目に一歩ずつ犯人を追い詰めていく展開に、頁をめくる手が止まりませんでした。

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    Posted by ブクログ 2020年02月28日

    何度もTVドラマ化された松本清張を代表する作品の一つ。他の清張作品のなかでも文体に優れ、一気に読み手を惹きつけていくという個人的印象。東北弁に近い島根県は出雲地方の訛り。犯人の手がかり「カメダ」が島根県の「亀嵩(カメダケ)」であることに辿り着くまでが上巻。

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    Posted by ブクログ 2023年09月23日

    初めての松本清張。

    時代が時代だけに、今の若者の感覚では理解し難い部分もあるだろうな。昭和世代後期に分類させる自分には、まだ理解できるし、何せ面白い。

    色々な話しがそれぞれに進行して、何処に落ち着くのか。

    まだ誰が怪しいかもわからないまま上巻が終わってしまい、下巻への期待が堪らない。

    ヌーボ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月04日

    読みやすかった。するすると文章が入ってきた。
    また、方言の分布など、新たな知見が開けた。

    ただ、遺族や警察が被害者の身元を特定するところで、直接顔を見せたり遺留品を確認したりというフェーズが無かったので、これ実は全部ミスリードという疑いを捨てきれない。まだ上巻しか読んでないのもあるが…

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月20日

    大昔の本なので時代がかった作品かと思ったら、そんなことなかった。意外とポップな文体で読みやすい。
    登場人物たちの人間模様に引き込まれる。
    ほんのり旅情を感じる主人公の刑事の出張シーンも楽しい。

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    Posted by ブクログ 2023年05月04日

    東京蒲田駅で死体が見つかった。カメダを手がかりに今西刑事が東北や出雲の方へ出向くがこの1冊では犯人は見つからず続編へ続く。出雲の奥の方言もズーズーべんだとは知らなかった。方言も知れて良いことを知った。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月04日

    場面描写が細かくて、高度成長前の時代の何とも言えないエネルギーや戦後の混乱の残りみたいなものが味わえる。
    既成の権力や文化にやたらと反抗する若者グループはこの後無事に大人になったんだろうか。

    0

砂の器(上) の詳細情報

  • ドラマ化

    「フジテレビ開局60周年特別企画『砂の器』」

    2019年3月28日 フジテレビ系 
    出演:東山紀之、中島健人、柄本明

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