バウドリーノ 下
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バウドリーノ 下

1,012円 (税込)

5pt

4.3

時は中世,十字軍の時代――.神聖ローマ皇帝フリードリヒの養子となった農民の子バウドリーノが語る数奇な生涯.驚異に満ちた東方世界で出会う一本足の俊足スキアポデス,一角獣を連れた美女,胸に顔があるブレミエス族,大耳を広げて滑空するパノッティ族など,史実と伝説とファンタジーを織りまぜて紡ぎだす破天荒な冒険ロマン.(全二冊)

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    時は中世,十字軍の時代――.神聖ローマ皇帝フリードリヒの養子となった農民の子バウドリーノが語る数奇な生涯.驚異に満ちた東方世界で出会う一本足の俊足スキアポデス,一角獣を連れた美女,胸に顔があるブレミエス族,大耳を広げて滑空するパノッティ族など,史実と伝説とファンタジーを織りまぜて紡ぎだす破天荒な冒険ロマン.(全二冊)
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    時は中世,十字軍の時代――.神聖ローマ皇帝フリードリヒの養子となった農民の子バウドリーノが語る数奇な生涯.驚異に満ちた東方世界で出会う一本足の俊足スキアポデス,一角獣を連れた美女,胸に顔があるブレミエス族,大耳を広げて滑空するパノッティ族など,史実と伝説とファンタジーを織りまぜて紡ぎだす破天荒な冒険ロマン.(全二冊)

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    薔薇の名前で名高い作者が書いた中世騎士の冒険の物語。農家の子どもバウドリーノが皇帝フリードリヒの養子となり、都の学校で青春を謳歌し、養父の遠征に付き従い、やがて聖杯返還の旅に出て、数々の魔物や種族に会いながら冒険を続け、囚われの身となった後、数少なくなった仲間とようやく帰還したと思ったら、もういっぺ

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    史実・現実に近い前半とは違い、ファンタジー色の強い内容。ヨハネの王国を探す冒険ものになっている。
    フリードリヒの溺死の裏にこんな事件があったとは(笑)

    0
    2020年03月09日

    Posted by ブクログ

    嘘が本当になってしまう嘘つきが、嘘をつきすぎてわからなくなった真実を探す物語。

    お固い西洋史にはじまったかと思えば、夢想の果ての世界へまで足を伸ばすなんとも様相の変化の激しい作品でもある。

    世界観を活かした真相の提示は見事。
    しかし大きな真実の前に小さな真実を葬り去られる。
    挙句に皮肉めかして作

    0
    2017年08月30日

    Posted by ブクログ

    誰もいない森の中で倒れた木は本当に倒れたのか
    この議論は逆に言えば、森の中で木が倒れた音を聞いたと主張する者がいれば、真実となるということになる
    この本は12-13世紀を舞台にした「法螺話」の話である
    イタリア出身の主人公バウドリーノは我が半生は語られることによって真実となる、と第四回十字軍のさなか

    0
    2017年07月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    うう〜面白かった〜〜!!!エーコと聞いて難しい?と身構えていたけど、読みだしたら面白くて、あっという間に読んでしまった!感覚としては高丘親王航海記…!

    「人生とは、逃げゆく夢の影でないとしたら何?」(p.155)

    「神は、存在しない空間であり、そのなかでは、あなたも私も同じなのです、ちょうど今日

    0
    2025年01月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつ死んでもおかしくない年というフレーズにハッとさせられた。
    舞台は東方世界へ。奇想天外な種族たちはプリニウスの記述そのまんまだったのだなあ、と。新プラトン主義について曖昧模糊としたイメージだけしかなかったが霧が晴れた感じでした。最後の方で話のなかの「現在」にストーリーが追いつくところとか、ビザンツ

    0
    2025年02月16日

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