小銭をかぞえる

小銭をかぞえる

作者名 :
通常価格 519円 (472円+税)
紙の本 [参考] 638円 (税込)
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作品内容

女にもてない「私」がようやく女とめぐりあい、相思相愛になった。しかし、「私」の生来の暴言、暴力によって、女との同棲生活は甘いどころか、どんどん緊張をはらんだものになっていく。金策に駆け回り、疎遠な友をたずね、断られれば激昂し…金をめぐる女との掛け合いが絶妙な表題作に、ぬいぐるみを溺愛する女との関係を描く「焼却炉行き赤ん坊」を併録。爆笑を誘うほどに悲惨な、二つのよるべない魂の彷徨。新しい私小説がここから始まる。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
184ページ
電子版発売日
2011年05月27日
紙の本の発売
2011年03月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

小銭をかぞえる のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2016年12月31日

    同棲した女性が、ぬいぐるみ心酔し、徐々にそれが煩わしくなり主人公と口論、暴力へと発展し最終的には女性が大事にしていたぬいぐるみを引き裂き無残な結末を遂げる「焼却炉行き赤ん坊」と、自費出版の経費が必要となり、同棲した女性の父から金を借り、更には旧友からも金をせびる「小銭を数える」。両作とも無残な結末を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月14日

    ダメ人間っぷりが面白くて、次々手に取って読んでます。性欲が強いだけの人は知ってますし、わがままなだけの人も知ってますが、性欲強くてわがままな人は知りません。現実では関わりたくないからでしょう。でも、こうして物語で読むと、オブザーバーとしてだからか、面白くて仕方ありません。

    関わりあってる、登場人物...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月22日

    赤裸々な内容に多少辟易するが一気にサクッと読んでしまった。主人公に嫌悪感を抱くも読まずにはいられなかった。

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    Posted by ブクログ 2017年05月24日

    西村賢太の文章を読むと自分の中の嫌な部分に似たものを見せつけられて吐きそうになる。でも読むのを止められない。彼の怒りが爆発してしまうまでのプロセスが理解できてしまって辛い。ごめんって言ってくれたら、って部分が痛いほど理解できてしまって辛い。

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    Posted by ブクログ 2017年05月22日

    相変わらずの西村節。人が不快に思うこと、嫌がることをわかっていながら同居人に試していく底意地の悪さにドキドキしながら読むのがこの著者の小説の醍醐味か。

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    Posted by ブクログ 2014年12月30日

    ハードコアパンクである。
    平成の無頼な文士としての面目躍如。
    人でなしっぷりが凄まじい。
    こういう知人は持ちたくないねぇ。
    芥川賞作家でテレビのコメンテーターとしても名を上げているにも関わらず生活にさえ窮する状況なのかと首を捻ったが、これは出世前の話だった。
    作品のキモは、藤澤清造全集の刊行遂行を理...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月06日

    【本の内容】
    女にもてない「私」がようやくめぐりあい、相思相愛になった女。

    しかし、「私」の生来の暴言、暴力によって、女との同棲生活は緊張をはらんだものになっていく。

    金をめぐる女との掛け合いが絶妙な表題作に、女が溺愛するぬいぐるみが悲惨な結末をむかえる「焼却炉行き赤ん坊」を併録。

    新しい私小...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月15日

    第144回芥川賞受賞作家の西村氏による私小説です。私小説とは自らの経験を元に多少の脚色を加えた、所謂ノンフィクション的なジャンルであり、数奇な人生を歩んできた著者の破天荒な語らいが特徴的な内容になっています。自らの露悪的な一面をおおっぴらに曝け出し、元来文学作家とはこういうものだと言わんばかりに暴力...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月05日

    相変わらず酷い男。同棲している彼女に対する暴言暴力と手のひらを返した様な借銭時の平身低頭ぶり。どう観ても著者は醜いエゴの塊でしかなく、最低の人物。ゴキブリの逞しさに似た生命力も感じるけれど、憧れは決してしない。でも、この、最低最悪の人間性が妙にクセになり、読み始めると止まらない。僕はこれからも西村賢...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月17日

    ここでは、長年にわたって女にもてない「私」がようやくめぐりあい、相思相愛になった女との生活が描かれます。しかし、金欠、妄想、愛憎、暴力のオンパレードに、彼女との関係は次第に緊張を孕んでいきます。

    自らのダメさ加減を赤裸々に告白する作風で芥川賞を受賞した西村賢太氏の私小説です。ここでは金欠、妄想、愛...続きを読む

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