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●求められる「アサーティブ」な会話
「アサーティブ」とは「自分を主張する」という意味だが、ここでは、相手を尊重しながらも自分自身の意見を伝えるという意になる。組織の多様性、そして心理的安全性が言われる職場において、誰もが臆することなく、一方で誰もが相手を追いつめることなく、意見を言える環境が求められている。
在宅勤務が増えて、オンラインやメール主体のコミュニケーションが増えると、発言がしにくかったり、顔が見えないことによる攻撃的なコミュニケーションが増える可能性がある。アサーティブ・コミュニケーションの考え方は以前から日本に導入されていたが、いま改めて、そのニーズが増しているといえる。
本書は、『日経文庫 アンガーマネジメント』の著者が、怒りをうまくコントロールした先にあるコミュニケーションとして、アサーティブ・コミュニケーションの考え方と実践法を語る。
●職場のケースを中心に
アサーティブ・コミュニケーションは、アンガーマネジメントの延長戦上にあるとも言える。相手を尊重し、自分の思いを抱え込むことなく語れば、他人への攻撃や自分へのイライラを押さえ込むことができる。アンガーマネジメントでは、「~こうあるべき」という思いが相手を許せないという行動につながっていたが、アサーティブ・コミュニケーションでは「アンコンシャスバイアス」という無意識の思い込みが、相手を必要以上にやっつけたり、必要以上に遠慮してしまったりする原因となる。
本書はビジネスの現場視点から書かれているのが特徴。事例が豊富で、コンパクトに基本がわかる1冊。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
伝わるコミュニケーションにについて学びたく、本書を手に取った。社内でも重要なコミュニケーションスキルとして認識され、研修も開催されていたので(参加できていないが)、本書で学ぼうと思った。
とても参考になった。
繰り返し読み、実践していこうと思う。
印象に残っているのは3つ。
主観と事実をごちゃ混ぜにしない。事実と気持ちと要望を伝える訓練をしていこうと思う。
相互尊重と相互信頼。頭では理解できていても、実践するためには強い精神力が必要だと思った。
相手がどのパターンなのか意識してコミュニケーション取る。例文を読んでるだけで裏にチームメンバーの顔が浮かんできた。
Posted by ブクログ
アサーティブなコミュニケーションとは何か、を本当の意味で分かってなかったので、この本を読んでみた。
私自身は比較的コミュニケーションやコラボレーションが得意と思っていたが、部下を持った時に、部下への適切なチャレンジやアドバイスがうまくできなかった。
この本では、コミュニケーションスタイルとして、非主張的な人(言いたいことが言えないタイプ)アサーティブな人、攻撃的な人(論破するタイプ)に分類し、それぞれの特性やアプローチのした方について述べていた。
私はこの本を読んで、非主張的なタイプで、それが部下とのコミュニケーションで問題になっていることにきづいた。部下にも言いたいことを適切に言う、それが苦手なら、何を言うか事前に決めておき、話す練習をする、等が大事と書いてあったのでそれを今後実践していきたい。いつ言うか、今言うか、もその人の責任と書いてあり、その通りだなと思ったので、今まで無意識だったことを少し意識して取り組みたいとおもった。
コミュニケーションで悩みを抱えているならオススメする一冊です。
Posted by ブクログ
大事なことがギュッとまとまっていて、アサーティブコミュニケーションを理解するはまずこの一冊で十分な気がします。他の本は読んで無いからわからないけども。
私自身が怒りっぽいことや、現在職場の上司のことでモヤモヤしていたので、その状況を思い浮かべなから読みました。
怒りっぽい私は自分の「べき」が強いんだろうな。これを客観的に怒る必要のあること、ないことの線引きを明確にすることがまず大事。
自分の言いたいことを押し通すことをゴールにするのではなく、相手に自分の主張をアサーティブに伝えることをゴール設定にすることがこの本では強調されています。
アサーティブとは相手を尊重しながら自分の意見を主張することですね。
ちょっと難しい相手でも「この人だったらわかってくれる」と心のどこかで相手を信じることが大切だし、逆に相手を見下す気持ちも伝わってしまうので注意です。
何か無理な要求をされたり、異なる意見を言われたりしたとき、「無理です」と臨戦態勢になるのではなく、「こういうふうにしてほしいということですよね」 と相手に理解を示すことを習慣にしたいです。
Posted by ブクログ
私は自分の気持ちや伝えたいことが伝わらなくて歯痒いことがよくある。アサーティブコミュニケーションを読んで、その悩みを打開したいと思い手に取った。
アサーティブコミュニケーションは自分と相手への信頼で成り立つ。
アンガーコントロール著書の後に読む本としてもオススメだそうです。
怒りとは自分の「べき」が思う通りにいかないとき、願望・理想・期待・譲れない価値観を象徴する言葉。怒りを感じた時に有効なのが、アンガーログや三重丸で許せる範囲を3段階に分けること。いつ?どこで?なぜ怒ったのか?どう思ったのか?かき出し、自身の本当に望むことをわりだす。感情ではなくその望むことを〜してほしいと話せる努力をする必要がある。怒りで自分が正しい相手が間違っている!という主張をしても対話はできない。伝えたいことを伝えることを大切にするためにコミュニケーションスキルを得るべき。
自身にはバイアスがあることに気づくよう意識することは大切。変えるのではなく、いかに自身の思い込みやバイアスに気づくかが相手との対話をスムーズにする一歩である。
コミュニケーションとは自身の言いたいことが相手に伝わること。それを理解してもらうことなどは入らないため引き際を考えておく。
客観的事実と主観を分けて伝える。相手を責め立てず、伝えたいことだけ伝える。言わない言う選択は後悔するかどうかで選択、言わない選択もコミュニケーションの一つ。言わなかった時に自身の責任を持つこと、環境など他責にしないことが重要。
Posted by ブクログ
とてもよくまとまっていて学びのある本でした。
本書では適切に自己主張を行うアサーティブコミュニケーションをするうえで知るべきこと・やるべきことが網羅されていますが、本書で良かった点は、どの項目にも共感度の非常に高い具体例があることです。
私が今まで読んだ類書だと究極的には精神論なものが多く、その書籍で想定されてない状況ではとるべき行動が分からず、混乱したり、逆に教えを忠実に守ろうとして誤った言動をとってしまうことがありました。
しかし、本書はそういった不足しがちな多様な状況がカバーされており、読者が思わず「こんなこと忘れてたけど自分にもあったな」と思える卑近な事例やケース(分岐)が大量に想定されています。そして、それら事例やケースには、アサーティブコミュニケーションの観点でいくならこうすべきだ、という正解例と不正解例が複数示されています。
まず、この点で類書と比較しても、どう自分に生かすべきかの直接的な学びに富んでいます。もちろん、その正解例に至るまでの思考プロセスも載っているため、納得度も高いです。
また、アサーティブコミュニケーションという対話のコンセプトも非常に共感できるものです。
これも類書でありがちですが、世の中には過度に自己奉仕的な思想であったり、逆に独善的な思想をもったコミュニケーション術を紹介する書籍が多く、私はそういった本を目にするたびに「これは世界の人々が平等に幸せになれる思想を持ったコミュニケーション手段なのだろうか」という疑念を絶えず、どこか不満を持ち続けてきました。
しかし、本書は「アサーティブ=自己主張」を上手に行うことで尊重し合い、信頼し合うことに重きを置くコンセプトで、(相手にアサーティブになることを求めてはいけないと本書は示されているのは重々承知しつつ)誰かが偏って不幸にならないような設計になっていて、その点が私は非常に感銘を受けました。
今後自分がどう準備しコミュニケーションをとるべきなのか方向性が一段階鮮明になったような感触があり、付箋を貼った個所を中心に読み返し、自分の振る舞いに繋げていきたいと思います。
Posted by ブクログ
アサーティブ・コミュニケーションは、お互いの立場や主張を大切にした、自己主張・自己表現のこと。
1950年代に、アメリカの心理学者ジョゼフ・ウォルピが開発した「行動療法」という心理学療法のひとつ。
自己主張のパターンを、アグレッシブ(攻撃的)、ノン・アサーティブ(非主張)、アサーティブ(その中間)の3タイプに分け、
円滑なコミュニケーションを取るための考え方や対策を紹介してくれている。
終始わかりやすい説明でとっつきやすく、巻末にはコミュニケーショントラブルのケース毎に具体的な対処法が上がっていて、良書だった。
ハッとさせられたのは、コミュニケーションのゴールをどこに据えるかという視点。
「人に嫌われない、というところをゴールにしていませんか?」
振り返ると、人と対話するとき、常に「場を丸く収めたい」且つ「他者になめられたくない」という雑念があることに気が付いた。仕事で話すとき、変に緊張するのはそれも理由なのかもしれない。自分にとって、とてもいいアドバイスだった。
「自分は自分の伝えたいことを、相手にアサーティブに伝えたというところをゴールに設定すると、自分自身がラクになっていくはずです。」
その他、「視点にバイアスがかかることは仕方がない。」
何か面倒が起こると、ついネガティブな予測をしたり、他者や自分自身へ否定的な見方をしてしまう等の思考の癖。それは自分がこれまで培ってきた価値観に影響されるものだから、全否定する必要はない。
バイアスがかかっていることを認めたうえで、捉え方を少し変えるよう自身をコントロールする方法が提示されていた。
何かが起こり、その時ネガティブな考えが頭をよぎったとしても、「などど言うておりますが~!」「とはいうものの~!」等、脳内相方に合いの手を入れてもらい、打ち消す癖をつけるのがいいのかもしれない。
Posted by ブクログ
ビジネス上のコミュニケーションの参考にしたくて読みました。
個人的には「攻撃的」なコミュニケーションの話が面白かったです。たとえば言い方や態度がキツイ、発言内容に配慮がない、といったことが攻撃的なのは当然ですが、「受身的攻撃」に対してはあまり意識したことがなかったので参考になりました。
非主張的なコミュニケーションの記述も面白かったです。私はこちらのコミュニケーションを取りがちなので、耳が痛い内容も多かったですが面白かったです。
後半は具体的なケースについての言及もあり、仕事上のコミュニケーションについて書いた本としては一度読んでみるのも良いと思います。
Posted by ブクログ
コミュニケーションスタイルを変えたいと思って手に取ってみた。文体は分かりやすくサクサク読めるのでいい感じ。
攻撃的なコミュニケーション取ってしまうことが多いので、事実と感情、聞く我慢…訓練したいと思う。あとは自分に自信を持つために…どうするかは別の本に期待
以下、気に止まったことメモ
↓
信頼関係はインサイドアウト
まず信じる姿勢から
褒める→叱るは無意味
日頃から褒める、叱るときは叱る
自己信頼ーそのための自己受容
自己達成度…サクセスログをつける
相手の意図を理解した後に自分の意見を述べる
同意できなくても理解する
解決ではなくアサーティブに伝えることをゴールとして考える
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ビジネス・実用
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