アサーティブ・コミュニケーション

アサーティブ・コミュニケーション

990円 (税込)

4pt

●求められる「アサーティブ」な会話
「アサーティブ」とは「自分を主張する」という意味だが、ここでは、相手を尊重しながらも自分自身の意見を伝えるという意になる。組織の多様性、そして心理的安全性が言われる職場において、誰もが臆することなく、一方で誰もが相手を追いつめることなく、意見を言える環境が求められている。
在宅勤務が増えて、オンラインやメール主体のコミュニケーションが増えると、発言がしにくかったり、顔が見えないことによる攻撃的なコミュニケーションが増える可能性がある。アサーティブ・コミュニケーションの考え方は以前から日本に導入されていたが、いま改めて、そのニーズが増しているといえる。
本書は、『日経文庫 アンガーマネジメント』の著者が、怒りをうまくコントロールした先にあるコミュニケーションとして、アサーティブ・コミュニケーションの考え方と実践法を語る。

●職場のケースを中心に
アサーティブ・コミュニケーションは、アンガーマネジメントの延長戦上にあるとも言える。相手を尊重し、自分の思いを抱え込むことなく語れば、他人への攻撃や自分へのイライラを押さえ込むことができる。アンガーマネジメントでは、「~こうあるべき」という思いが相手を許せないという行動につながっていたが、アサーティブ・コミュニケーションでは「アンコンシャスバイアス」という無意識の思い込みが、相手を必要以上にやっつけたり、必要以上に遠慮してしまったりする原因となる。

本書はビジネスの現場視点から書かれているのが特徴。事例が豊富で、コンパクトに基本がわかる1冊。

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アサーティブ・コミュニケーション のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    伝わるコミュニケーションにについて学びたく、本書を手に取った。社内でも重要なコミュニケーションスキルとして認識され、研修も開催されていたので(参加できていないが)、本書で学ぼうと思った。

    とても参考になった。
    繰り返し読み、実践していこうと思う。

    印象に残っているのは3つ。

    主観と事実をごちゃ

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    アサーティブなコミュニケーションとは何か、を本当の意味で分かってなかったので、この本を読んでみた。

    私自身は比較的コミュニケーションやコラボレーションが得意と思っていたが、部下を持った時に、部下への適切なチャレンジやアドバイスがうまくできなかった。

    この本では、コミュニケーションスタイルとして、

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    大事なことがギュッとまとまっていて、アサーティブコミュニケーションを理解するはまずこの一冊で十分な気がします。他の本は読んで無いからわからないけども。

    私自身が怒りっぽいことや、現在職場の上司のことでモヤモヤしていたので、その状況を思い浮かべなから読みました。

    怒りっぽい私は自分の「べき」が強い

    0
    2024年02月06日

    Posted by ブクログ

    私は自分の気持ちや伝えたいことが伝わらなくて歯痒いことがよくある。アサーティブコミュニケーションを読んで、その悩みを打開したいと思い手に取った。

    アサーティブコミュニケーションは自分と相手への信頼で成り立つ。
    アンガーコントロール著書の後に読む本としてもオススメだそうです。

    怒りとは自分の「べき

    0
    2023年07月17日

    Posted by ブクログ

    とてもよくまとまっていて学びのある本でした。

    本書では適切に自己主張を行うアサーティブコミュニケーションをするうえで知るべきこと・やるべきことが網羅されていますが、本書で良かった点は、どの項目にも共感度の非常に高い具体例があることです。

    私が今まで読んだ類書だと究極的には精神論なものが多く、その

    0
    2023年07月07日

    Posted by ブクログ

    もっとアサーティブな伝え方が広まってほしいと思った。お互いが身につけていればコミュニケーションを取る際のストレスを減らせる。

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    アサーティブ・コミュニケーションは、お互いの立場や主張を大切にした、自己主張・自己表現のこと。
    1950年代に、アメリカの心理学者ジョゼフ・ウォルピが開発した「行動療法」という心理学療法のひとつ。

    自己主張のパターンを、アグレッシブ(攻撃的)、ノン・アサーティブ(非主張)、アサーティブ(その中間)

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    ビジネス上のコミュニケーションの参考にしたくて読みました。

    個人的には「攻撃的」なコミュニケーションの話が面白かったです。たとえば言い方や態度がキツイ、発言内容に配慮がない、といったことが攻撃的なのは当然ですが、「受身的攻撃」に対してはあまり意識したことがなかったので参考になりました。

    非主張的

    0
    2024年09月21日

    Posted by ブクログ

    コミュニケーションスタイルを変えたいと思って手に取ってみた。文体は分かりやすくサクサク読めるのでいい感じ。
    攻撃的なコミュニケーション取ってしまうことが多いので、事実と感情、聞く我慢…訓練したいと思う。あとは自分に自信を持つために…どうするかは別の本に期待

    以下、気に止まったことメモ

    信頼関係

    0
    2023年04月23日

    Posted by ブクログ

    ■目的
    勝間和代氏の「断る力」で紹介されていたので詳しく知りたかった。
    自分のコミュニケーションの質を高めたかった。

    ■要旨
    アサーティブコミュニケーションは「対等な関係」を築くためのもの。
    礼節はわきまえつつ、言いたいことはしっかりと伝える。
    相手の意見もしっかりと聞く。
    必要以上にへりくだった

    0
    2022年12月04日

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