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焔を囲んだ人達が、それぞれの身に起こったことを語り出す――。近隣諸国と武力衝突の危険性が高まるなか、人々が“あること”を始める「ピンク」。突然泣き出してしまう“謎の病”が大流行する「眼魚」。南米やアフリカなど各地から集まった力士が頂点をめざす「世界大角力共和国杯」。祈りや驚嘆、希望など様々な思いを込めて語られた九つの物語は、最後に大きく燃え上がる。谷崎潤一郎賞受賞作。
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Posted by ブクログ
超現実な物語たちだった。自分じゃないものになりたい願望?みたいなものを感じた。焔の前に最後に残った私が語る、いろんな人生の選択の結果としての星野幸智が邂逅する話とか特にそうで、『俺俺』みを感じた。現実が異化して疎外化される感じ。話す言葉や書いた文字が眼魚に食い散らされてしまったり、みんなが死んでしま...続きを読むっていたり。最後の相撲の話ではジェンダーレスボーダーレス、むしろ純日本人が低く見られる事態を描いていたが、それまでの話では国籍を意識して書かれているからこそヘイトっぽく聞こえるところもあってモヤモヤした。
荒唐無稽の物語が続き、人類滅亡、破滅が語られると思いきや、パラレルワールドのような世界、そして、次なる未来、『焔』の周りの景色が一気に変わったことが、面白く、まさか、こんな清々しい気分で読み終えるとは思わなかった。
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