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『満願』『王とサーカス』で「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」の国内部門1位でミステリーランキング3冠を2年連続で達成。
いま最も次回作が待ち望まれるミステリ作家・米澤穂信。
次々と魅力的な謎を生み出す作家の頭の中はどうなっているのか? 米澤さんの頭の中を満たしてきたのはどんな本たちなのか。
作家生活20年の節目に、米澤さんの心を捉え、人気ミステリ作家を形作ってきた本を一気見せ。
米澤さんが20年にわたって、様々な媒体に書きためてきた書評やお勧め本を一冊にまとめました。
「思うさまに大好きなミステリをお勧めしたい」という米澤さんの強い思いから、特別書き下ろし「私の心を捉えて離さないミステリ」(120枚!)&オリジナルコメンタリー(180枚!)収録。
米澤穂信ファン、ミステリファン、これからミステリ作家を目指す未来の書き手必携の一冊。
Posted by ブクログ 2023年12月18日
ブックガイドや書評本はたいてい好きだけど、この本は米澤穂信がミステリについてこれでもかとその偏愛を書き連ねたブックガイド。
もう面白くないわけがない。
案の定、読みたくなった本が大量発生してしまった。
特に、アシモフの『黒後家蜘蛛の会』は再読したいなあ。
あれ、本当に面白かったもんなあ。
”知りた...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月17日
2021年11月刊。先日、直木賞を受賞した筆者が、2007年~2020年(筆者が29~42歳)にかけて発表した、本にまつわるエッセイ、文庫の解説文、逝去した文壇の先輩への追悼文、講演録、3本の対談(相手は摩耶雄高、有栖川有栖、朝井リョウ)などを収録した本。筆者による脚注も充実しており、かなりの読み応...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月14日
この人の作品が、ミステリに限らず、幅広い読書体験を背景にしていることが分かる。対談にもあるが、そこが有栖川氏と違うところだ。朝井氏との対談もあり、温かな人柄がのぞく。
「グーニーズ」とかドラクエとか、テーブルトークRPGとか。年代が近く、文化体験も似ている(のにこれだけの読書の差が…とがくぜんとさ...続きを読む
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