明日のマーチ

明日のマーチ

770円 (税込)

3pt

解雇。それは張り紙一枚の出来事だった。ある日突然、僕らは年収200万円の生活からも見捨てられた。どうしよう。どこに行って、何をする?──歩く。それが、僕らの決断だ。クビを切られたカメラ会社がある山形から、東京へ。600キロ。4人で始まった行進は、ネットを通じて拡散し、メディアを賑わし、遂には政府が動き出す。僕らの青春を等身大(ありのまま)に描いた、傑作ロードノベル。

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明日のマーチ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月23日

    その国は道を見れば分かる。

    歩くことにより改めて日本の良さ、その土地の良さを感じられるのではないかと思わせてくれる本でした。

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    Posted by ブクログ 2021年09月20日

    バラバラな個性の4人が暇つぶしで始めた旅が非正規雇用の問題と絡み合い、ゆったりとしたスピード感が心地よかった。大人の青春といった印象。楽しく一気に読めた

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    Posted by ブクログ 2016年06月22日

    1606 青春と社会と友情をごちゃ混ぜに描かせると本当に生き生きしていて引き込まれます。涙を誘う箇所も多く、読後スッキリです!これからの季節にピッタリ!

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    Posted by ブクログ 2015年07月19日

     派遣が年収200万であっさり首を切られて、正社員で年収何千万ももらっている人がいるのは、すごく腹がたつんだけれど、なんかいい話だった。派遣切りにあった若者が山形から東京まで歩くうちにネットで話題になり、大ごとになっていく。つらいことをひょうひょうと受け止めてすきまを泳いでみせるイズミと憎しみをエネ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月15日

    現状に満足するわけでもなく,かと言って不満があるわけでもなく,ただただ漫然と生きているのがほんとに生きていることなのかと再考させられる.

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    Posted by ブクログ 2014年03月28日

    四年制大学を卒業するも就活で失敗した陽介、
    プチ右翼でネットオタクの伸也、
    中国残留孤児三世の豊泉、
    寡黙で何かを抱えながら旅する修吾。
    同じ山形の工場で働き、同じ時に解雇された四人が徒歩で東京を目指す。
    4人の境遇がとても現代日本的だったので、都合良く進む旅行にちょっと違和感……
    けれどそれを考え...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月10日

    今まで読んだ小説の中でもベスト3に入る。
    「東海道五十三次歩いて制覇」の旅と自分を重ねながら、感情移入ができ、面白かった!

    他者を意識しすぎた旅ってどうなんだろう?自分もそんな感じ?など、改めて旅、青春というものを考えさせられた。

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    Posted by ブクログ 2014年03月04日

    4人で始めたマーチが、最後にはとんでもないことに。
    途中からハラハラしながらだったけど、読み終えたときは、とても清々しい気持ちだった。
    あー、僕もどっかに行ってしまいたい。

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    Posted by ブクログ 2014年02月09日

    久々に手にした石田衣良さんの作品でした 派遣解除になった4人の男の子達の 友情と成長の物語 一緒に マーチ してる気持ちでドキドキしながら頁を捲ってました

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    Posted by ブクログ 2014年01月21日

    自由に歩くことで見えてくるもの。
    歩きながら見つけるもの。
    歩くことで見つかるもの。
    目に見えるものは、常に新しく、
    目に映るものは、いつも新鮮で、
    目で見たものは、いつも眩しい。

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