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こんな人物が身近に現れたら、彼/彼女は死神かもしれません──(1)CDショップに入りびたり(2)苗字が町や市の名前と同じ(3)会話の受け答えが微妙にずれていて(4)素手で他人に触ろうとしない。1週間の調査の後、死神は対象者の死に「可」「否」の判断を下し、「可」ならば翌8日目に死は実行される。ただし、病死や自殺は除外。まれに死神を感じる人間がいる。──クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う、6つの人生。金城武主演で映画化された原作です!
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Posted by ブクログ
奥入瀬にいく話と床屋さんの話が特に好きです。最終章のラストシーンはわたしの心も晴れわたっていくようでした。
誰しもに必ず訪れる死という現実に切なさもあり、暖かさも感じた。短編集だけど繋がりもあって、千葉さんと人間の程よい距離感が文から読み取れて、改めて伊坂さんの良さを感じた。
短編集でどの話も引き込まれたが、ネタバレになるので書けないが、最後の話で凄く温かいものを感じ一冊が終る構成も良かった!
遅かれ早かれ自分も周りの人も必ず死にます。 その時期を知らないからいつも死を棚に上げて、大切なことを後回しにして、日々を過ごしています。 自分の人生を生きるか、時間に流されるかは死を意識しているかどうかだと感じました。 最後に「そうだったのか」ってなる瞬間があり、すごく楽しめました。続編の死神の浮力...続きを読むも楽しみです。
本作は、個人的に伊坂作品のかなり上位に食い込む大好物・絶品でした! この頃の伊坂さん、ギャング、殺し屋、死神‥と、ほぼ同時期にシリーズ第1作を世に出し、凄いの一語です。次々と湧き出るその豊かな才能は、まさに「打ち出の小槌」ならぬ「打ち出の伊坂」ですね。 主人公の死神・千葉が情報部の命を受け、人...続きを読むの死を見定め、「可」か「見送り」かを調査・報告するため世に出向き、6人の人生に立ち会います。 死神・千葉の一人称「私」視点で展開しますが、千葉のキャラ設定が際立ってますね。人にも死にも興味がなく、業務の一環としてクールだけどちょっと滑稽でズレてる、さらに時に含蓄ある話をするくだりが、伊坂さん特有の軽妙な筆致で見事です。 この上手さが、死を扱っているけれども重くならずにサラッとした印象を与え、時に清々しさや感慨深ささえ感じさせます。 読み手は、「死」と向き合っているはずなのに、知らぬ間に「限りある生」を考えてしまいます。千葉目線で6人の人生を憐んでみても、人間て何と面倒くさく厄介な生き物なのかと、結局自分事と捉えさせられます。伊坂さんの人生エールのメッセージ性も感じ取れました。 6人の人物設定の違いはもちろん、内容展開でもハードボイルド、王道本格ミステリー、恋愛小説、ロードノベル、人情噺と、各話とも趣を変え楽しませてくれます。 最終話で気付く時間超越の妙と爽快感‥。また伊坂さんの魅力が増え、良質の読書時間でした。
安易に死を「見送り」にしないところが伊坂幸太郎作品らしくて好きなところでもあった。 千葉のクールだけど、人間となんだかんだ関わるどこか陽気な感じとかが魅力的。 おそらく「可」なんだけど、死んだところまで描かれないところが読者にその後を想像させる余白を持たせていて好き。 「恋愛で死神」と「死神対老女」...続きを読むが秀逸。 ★「恋愛で死神」 でも、たとえば、自分と相手が同じことを考えたり、同じことを口走ったりするのって、幸せじゃないですか。 あらすじ 1週間の調査ののち、その人間の死に〈可〉の判断をくだせば、翌8日目には死が実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う6つの人生。
好きな作品
小説をあまり読まなくなった今でも大好きな作品です。短編集になっていて、人に無頓着な死神が依頼をこなす日々なのですが、少しずつ あの人はーーと振り返る場面で知ってる人物がでてくるので ともに時間旅行をしているような気分になります。
死をテーマにしたストーリーなのに重た過ぎず、キャラを忘れないので、飲み会前や飲みながら読むのに最適だった 終末のフールの方が好みかな
やられたっ。 人間の形をしただけの中身死神。痛覚も味覚も、一般教養もない(1000年生きているらしいけどナゼ笑)。圧倒的に有利なポジションから生殺与奪を操る、殺し屋シリーズにも通じるブラックコメディだ。 どうせ死ぬんだしーみんな、という変な垢抜け感があるけど、最後うまーくまとめられた。いい話。 なの...続きを読むか? 伊坂さんの場合、伏線というより後出しジャンケンという気もするけど不思議と嫌味はない。 ──自首しようがしまいが興味はない。殺人犯だろうといつかは死ぬのだ。 そんなウィットのある言葉が散りばめられていて、スパイスを楽しむ料理なのかなと思った。
死神が死ぬ予定の人間に接触して可否を判定し対象者の死を見届けるという…連作短編。 人間の姿で突然現れる、ちょっと世間ズレした人が近づいてきたら要注意やな。 「恋愛で死神」で切なくなり「死神対老女」で晴々とした気持ちになった。やっぱり伊坂作品すきやー。
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伊坂幸太郎
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