乃南アサの作品一覧
「乃南アサ」の「雫の街―家裁調査官・庵原かのん―(新潮文庫)」「家裁調査官・庵原かのん(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「乃南アサ」の「雫の街―家裁調査官・庵原かのん―(新潮文庫)」「家裁調査官・庵原かのん(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1988年『幸福な朝食』でデビュー。同作は日本推理サスペンス大賞の優秀作を受賞。『凍える牙』で第115回直木三十五賞を受賞。『地のはてから』、『女刑事・音道貴子シリーズ』、『芭子&綾香シリーズ』など多数の作品を手がける。また、作品の多くが映像化されている。
Posted by ブクログ
かなり面白い。警察が絡まなくても十分面白いのに、スリルがマシマシである。
橋口こと松川には尾行がついている。ジュエリーデザイナーのゆかりと、キャリアウーマンの江本美和子が今のカモだ。刑事たちにはどうやって女達を見つけてくるのか、不思議である。橋口かつ松川は月40万もする賃貸マンションに住んでいた。
捜査班は盲腸の痕と、火傷痕を確認して、松川が橋口だという証拠を得る。最近の橋口はゆかりに結婚を迫られ続けてちょっと疲れていて、土地持ちの未亡人千草が情緒不安定だった。
松川の最初の結婚相手は、恋愛結婚だった。その頃は割とちゃんと働いていたけれど、勤務先でお金を盗んで刑務所に入った。次に会った時
Posted by ブクログ
私は自分は結婚詐欺になど引っかからないと思ってるし、そういう案件に当たったこともないのだけれど(詐欺という犯罪にはそういう人が引っかかるらしいのだが)なんだかとても参考になります。主人公の橋口さんは仕事ができる…こういう人達って友達いるのかなぁ…
どうでもいいけど、結婚したことがない人が、ウェディングに詳しすぎるのはやはり怪しくないですかね。
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橋口は疲れたような表情をしていた曽田に目をつけていた。今日もパーティーだと言って、ネクタイを選んでもらった。ピアジェの時計をそれとなく見せつけ、独身アピールをして、食事の約束をとりつける。
橋口は小料理屋まきのおかみ、登与子を口説き、千
Posted by ブクログ
かのんは家裁調査官。少年(男の子だけではなく女の子も含む)事件の裁判前の調査を行う。主に読む、聴く、書くことが仕事だ。3年に一回異動があり、今は福岡家裁北九州支部に勤めている。彼の栗林は東京で動物園に勤めていて、今はゴリラででいっぱいだ。
そしてかのんも手一杯だ。万引きで捕まった子は母親と本人との面接の後、母親に対する暴行事件で捕まるし、自転車泥棒の子はなにやら家庭が複雑だ。詐欺事件の受け子として捕まった子からは変な臭いがする。安定したかに見えた子は、トンズラする。いくつもの事件を抱えているので、突発的な出来事に速やかに対応できない。
女子高生がウリをするだけでなく、友達まで勧誘していた。
Posted by ブクログ
美しさに恵まれた女の話。平凡に育てばこんな壊れ方をしなかっただろう。
平成8年に文庫になっているが、その年に直木賞を受賞しているので、その関係でデビュー作が文庫になったのだろう。
その後の乃南さんの作品はどれも余り外れがなく面白い。
これは題名もあまりどぎつくなく読みやすかった。
沼田志穂子は美しいといわれ、自分でも容貌には十分自信を持っていた。将来は女優になると言い切り、高校卒業と同時に上京して劇団に入った。
ところが運の悪いことに、彼女にそっくりな柳沢マリ子という女優が一年先にデビューしてしまっていた。
志穂子のスタートはマリ子のそっくりさんから始まり、何をしてもどこに行ってもマリ子の