角田光代の作品一覧
「角田光代」の「明日、あたらしい歌をうたう」「角田光代 猫エッセイ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「角田光代」の「明日、あたらしい歌をうたう」「角田光代 猫エッセイ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
小夜子と修二の関係が自分の両親を見ているようで非常にリアル。
葵は心のどこかで小夜子(過去の葵)を飼っておきたかったのだと思う。だからこそ、熱海で小夜子が葵の誘いを断った瞬間、予想外の行動をしたからふたりの関係に一度ヒビが入った。
葵は過去の自分を小夜子に重ねていたが、小夜子は年齢を重ねているだけあって、当時の葵には埋められない違いがあるという現実を突きつけられる。そこで初めて、「いつまでも夢ばかり見てはいられない」ということを思い知らされたのだと思う。
読後には、切なさと寂しさが残った。なぜそう感じたのか考えてみると、時間は嫌でも流れ、すべてが変化していくという事実を突きつけられたから
Posted by ブクログ
私も音楽に助けられてきて、音楽を聴いている時間は一番自分らしくいられる、誰からも否定されない時間だと思ってる。だからこそ、この一冊はとても身近な話に感じられた。
息子の新も、母親のくすかも、
真っ暗な世界の中で音楽があったからこそ、
そしてその人がいたからこそ、少しずつ希望が見えていく。
その情景がとても繊細に描かれていて、きっと誰もがどこか共感できる感情や経験なんじゃないかと思った。
昔バンドマンに恋をしていたことがあって、その頃の気持ちを懐かしく、そして少し恋しく思い出した。
新の視点とくすかの視点が交互に描かれ、
青春、恋愛、そして家族愛がぎゅっと詰まっていて、読んでいるうちに心が