桑原洋子の作品一覧
「桑原洋子」の「煙と骨の魔法少女」「エドワードへの手紙」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「桑原洋子」の「煙と骨の魔法少女」「エドワードへの手紙」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
1940年代のアメリカ、コロラド州が舞台。
美しい森の木漏れ日、川の流れ、鳥の鳴き声、
地域で評判の桃の香りが、読みながら堪能できた。
母を事故で亡くし、家事を一身にこなす、17歳のビクトリアが、流れ者のウィルと出会い、恋に落ちる。
でも、インディアンである彼は、周囲から差別の中で隠れて会うことしかできない。
悲恋物語、と思いきや、
妊娠して、家族に隠れて山の中で出産するシーンは、ものすごい。
息をしていない産まれた子を蘇生させる場面は感動的。
食べ物がつき、どうしようもなくなった時、その決断はその後の人生の流れを変えた。
ウィルの「川がながれるように」の言葉が常に道標。
母親の死や、粗暴
Posted by ブクログ
作品紹介・あらすじ
母を突然亡くした幼い兄弟と、その父親。喪失の重みが沁みこみ始めたロンドンのフラットに、奇妙な喋るカラスがやってきてこう言う――おまえがおれをいらなくなるまでここにいる。ハン・ガンが「いびつなほどのぬくもりと美しさを秘めた本」と絶賛した傑作
*****
短い章が積み重なって構成された小説になっている。1章が2~3頁、長くても8頁前後、中には1章に数行しか記述されていない章もある。各章は、妻、あるいは母親を亡くした3人の男(父、兄、弟)、そしてそこに突然現れた一羽のカラス。この四者によるモノローグで構成されている。
起承転結のはっきりしたストーリーがあるわけでもなく、章
Posted by ブクログ
短めの長編なのに、ずっしりとした読み応えの作品だった。あらすじを書くと、小説家の主人公の女性が、病に伏し余命幾ばくもない若かりし日の友人に呼び出され、自分は薬で安楽死をするつもりなので最後の日々に隣の部屋にいてほしいと頼まれるというもの。
だが、長くない作品なのに最初の100ページ以上はストーリーが動かない。主人公のとりとめもない思考、回想が脈絡もなく続く。友人が娘と折り合いが悪いこと、ある美しい女性にとっては年を取ることがとても残酷な状況をもたらすこと、良かれと思って認知症気味の隣人の女性との交流を買って出るもののやがてやめたいと後悔したこと、などなど。多くは女性が人生において経験する感覚
Posted by ブクログ
飛行機墜落事故で唯一生き残ったエドワードが、事故と向き合い大人へと成長していく物語。
一見有り得ないような設定でご都合主義だと思う人もいるが、実際に起こった墜落事故で一人だけ生き残った少年のニュースを見て感化されて作家さんは書いている。
取材の元、機内での実際のやり取りも使用していて、事故に関わる全ての人に敬意を持って書かれていることを理解して読むと深みが変わるかと思います。
遺族からのたくさんのエドワードへの手紙は正直身勝手だと感じる。
小さな少年に死んだ者への代わりになって欲しいなんて本当に遺族が思うのだろうかと驚きはした。
しかしここでのテーマは傷ついたエドワードの心の再生であり、新