ダーウィンの作品一覧

「ダーウィン」の「種の起源」「種の起原」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • ミミズによる腐植土の形成
    3.3
    1巻990円 (税込)
    自宅の裏庭につづく牧草地の一角に石灰をまき、家族の協力を得ながら土を掘り返しての観察と実験を重ねること40年。ミミズの働きと習性について生涯をかけて研究したダーウィン最後の著作。『種の起源』で提唱したみずからの理論を下支えする存在、それがミミズだった。ミミズはすごい。でも、ダーウィンはもっとすごい。
  • 種の起原 上
    -
    1~2巻1,276~1,353円 (税込)
    自然淘汰と適者生存の事実を科学的に実証して進化論を確立し、自然科学の分野においてはもちろん、社会観・文化観など物の見かた全般に決定的な影響を及ぼした著作として、この『種の起原』の名を知らぬ人はないであろう。底本には一八五九年の初版を用い、最終版たる第六版までの各版の異同をくわしく記した決定版である。

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  • 種の起源(上)
    4.3
    1~2巻924円 (税込)
    進化の研究を科学にし、進化が起こるメカニズムとして自然淘汰説を提唱――『種の起源』の登場は、史上最大のパラダイム・シフトだった! 本書は専門家向けの学術書ではなく、一般読者向けに発表された本である。名のみ知られるばかりで、その内容については多くを語られることのなかったこの歴史的な書を、画期的に分かりやすい新訳で贈る。これを読まずして生命は語れない。

ユーザーレビュー

  • 種の起源(上)

    Posted by ブクログ

    学術用語が多く、また現代の学説と異なる点もそれなりにあるので、ある程度の生物学・遺伝学の知識を持った状態で読むべき本だと感じた。

    しかし、ダーウィンの生物学への非常なる熱意が伝わってくる。
    遺伝子の存在も、遺伝方法も分かっていなかった時代に、自然観察のみでここまで考察した事実には驚嘆するしかない。たくさんの協力者がいたとはいえ、膨大な実験と観察を凝縮した論証と、その結晶たる進化論。
    創造論が主流であった時代に大きな一石を投じる著書であったことは想像に難くない。

    0
    2025年06月22日
  • 種の起源(下)

    Posted by ブクログ

    難しい表現があり理解しづらい部分は多々あるが、進化論の原理が知れるのは面白かった
    メンデルの遺伝学など、この本が出版された以降の世界では進化論を更に補強する科学がたくさんあることに驚かされる
    また、遺伝や大陸変動など分かっていないことをきっぱり述べるのはダーウィンの性格も起因してるからか科学に対して正直だなと思う

    当時の宗教との対立もまた時代を感じさせる内容であった
    複数の側面から物を見るべきなので創造説の本も読んでみたい

    0
    2025年02月19日
  • 種の起源(上)

    Posted by ブクログ

    農業高校を卒業したくせに今まであまり生物関連の本を読んでこなかった。そんな自分に喝を入れるため『種の起源』に挑戦したが、結果は最高の読書体験でした。
    地球環境に適応し、柔軟に種を分岐させてきたすべての生物の地道な足跡を、強い愛情と探究心を持ってダーウィンは追求する。
    ミミズと土についての著作も読みたい。
    予想外な点
    ・創造説に対しての気配り
    ・読みやすい
    ・優生思想や競争心を煽ることは書いてない。

    0
    2023年09月10日
  • 種の起源(上)

    Posted by ブクログ

    この本は、誰もが知っているダーウィンの「種の起源」ですが、実際に読んでみると、とてもよく研究された本で、めちゃくちゃすごい本だと思いました。
    世の中が「この世は神が作ったという」創造説を信じている中で、生物進化論を科学的に証明した本書は、まさに時代を大きく変えた歴史的な本だとと思いました。
    ぜひぜひ読んでみて下さい!

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    2023年01月20日
  • 種の起源(下)

    Posted by ブクログ

    下巻では、生物の緻密な観察に加えて、主に地質学などの地理的条件を交えて「自然選択説」に関する論証を重ねている。

    有名なガラパゴス諸島の生物についての考察がメインであると勝手に想像していましたが、実際は少しだけ登場するだけだったので驚きました。

    「自然選択説」は誤った解釈に用いられることが多いですが、ダーウィンが本当に伝えたかったのは「全ての生物は共通の祖先を持ち、環境に応じて姿形を変えながら少しづつ変化を遂げてきた」ということを理解しました。現代の「生物学」の幕開けを感じる大作でした。

    0
    2022年03月15日

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