作品一覧

  • 段取りの“段”はどこの“段”?―住まいの語源楽―
    3.3
    1巻660円 (税込)
    段取りの“段”はどこの“段”? 几帳面の“面”はどこの“面”? 埒があかないのラチ、沽券にかかわるのコケンって何? 意外と答えられない人も多いのではないでしょうか。言われてみると気になる謎の数々、実はその由来は「住まい」「建築」関連の専門用語や業界用語だったのです。厳選された51の言葉の語源、変遷を徹底的に解説。思わず他人に披露したくなるようなトリビア満載の住まいの語源“楽”講座、開講!※新潮新書版に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。
  • 改築上手―「心地いい家」のヒント52―
    -
    1巻660円 (税込)
    知っているのといないのでは大違い。ちょっとした工夫で、「我が家」はもっと心地よくなる。自分でできる修理から話題の全面リフォームまで、改築の心構えと最新事情をハウスメーカーの技術研究所が伝授する。家の「老化」はどこから始まるのか、トイレはなぜ白に限るのか。いい業者を選ぶコツ、残念なリフォーム例、最新住宅の高気密・高断熱性とは――住まいを何倍にも愉しむための、初めての取扱説明書。

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  • 近代建築そもそも講義(新潮新書)
    4.0
    日本の近代建築が直面した最初の難題は「脱ぐか否か」だった。一八五七年、米国総領事ハリスは江戸城登城を許される。土足のハリスを迎えたのは畳に敷かれた錦の布と、その上で草履を履いた将軍家定。以降、公的な場は「脱がない(土足)」が原則となる――。「和」の建築は「洋」をどう受け入れてきたか。銀座煉瓦街計画、国産大理石競争、奇妙でアヤシイ洋館群、日本に溺れた英国人教授等、建築探偵・藤森教授が語る全68話。
  • 住まいの建築史 近代日本編
    4.0
    1巻3,520円 (税込)
    開国とともに現れた居留地の西洋館、明治期における和洋折衷の試行錯誤、お雇い外国人による本格建築の導入、そして関東大震災を乗り越えモダニズム隆盛を迎える日本の住まい。住宅史研究の第一人者が、幕末から戦後に至る日本住宅100年の歴史を、間取りやライフスタイルの変遷、建築の見どころに着目しながら、時代の流れに沿ってやさしく語り下ろす。『週刊新潮』好評連載から生まれた、近代建築ファン必携の一冊。

ユーザーレビュー

  • 近代建築そもそも講義(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    すごく面白かったが意外と評価が低い
    藤森さんの研究をさっくり面白おかしく教えてもらえるよい本だと思ったが

    江戸末期から日本がどのように世界の建築を取り入れたか

    土足をどうする?
    接客空間の和洋併置
    イギリスから西回りで日本にたどり着いた下見板コロニアル建築と東回りでたどり着いたヴェランダコロニアル建築
    異人館の平面が正方形なのはなぜか
    鎧戸が廃れたのはなぜか
    コンドルの鹿鳴館、国立博物館がインドイスラムスタイルだったのはなぜか
    コンドルの4人の弟子

    これを読んでからだと藤森先生の本が理解しやすい

    0
    2025年10月27日
  • 近代建築そもそも講義(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい文章で、近代建築の流れが語られる。
    コレラ菌対策で下水が発展したこと、金沢尾山神社の印象的な神門の背景、コンドルが円朝の落語を口演していたことなど、知らなかったことがわんさか出てきて大変楽しめた。ハリスが江戸城にきたときには当然靴なんか脱いでたと思っていたので、このときのハリスと幕府双方の対応にはびっくり。

    0
    2021年08月17日
  • 住まいの建築史 近代日本編

    Posted by ブクログ

    週刊新潮に大和ハウスが広告として出していたシリーズをまとめた本。
    と書くとなんだか誤解が生じそうだけど、登場するのはいわゆる近代の歴史的邸宅である。
    そうした建築を訪れる前、後にこういった本があるととてもありがたい。単体の評価は世にたくさんあるが、系統立ててみることができるから。

    0
    2024年04月13日
  • 近代建築そもそも講義(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    藤森さんといえば、茶室にタンポポハウスやニラハウス。
    本なら『日本の近代建築』とか、『日本建築集中講義』を読んだことがある。
    だから、この人の本が書店に出ていると、つい手に取ってしまう。

    買った後、岩波新書の本ともしかして内容的にかなり重なっているのでは、と不安になった。

    たしかに、後半は少しそうかもしれない。
    が、前半は「そもそも」話で、かなり面白い。
    例えば、上下水道や防火の問題に、明治初期の行政がどう取り組んだか、スリッパという不思議な履物がいつ、どのように生まれていくか、洋館が建つ中で、新しい石材に対する職人の混乱…などなど。
    やっぱり、新しい文化が入ってくる時期は面白い。

    『日

    0
    2023年06月11日
  • 近代建築そもそも講義(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    日本の開国から明治時代の近代建築についていろいろな角度から面白い解説をしてくれる。藤森先生ならではの軽快でユーモアのある文章が楽しい。一つ一つのテーマが短くて読みやすい。

    0
    2020年12月20日

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