作品一覧

  • 桜花の記憶 河野裕子エッセイ・コレクション

    小説・文芸

    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    病んでいても健やかな歌を作りたい-死の十日前に綴られ、死後発表された「実作教室」、そして歌を詠む人へのメッセージを収録。若き日から死の直前までの心に沁み入る七三の掌篇。
  • 家族の歌 河野裕子の死を見つめて

    小説・文芸

    4.5
    1巻641円 (税込)
    「歌なら本音がいえるから」。乳がんの再発した妻・河野裕子の発案ではじめた夫・永田和宏と子どもたちとのリレーエッセー。我が家の糠床のこと。息子の子どもたちのこと、長く飼った老猫の失踪、娘の結婚。そして最後の言葉……。愛おしい毎日、思い出を短歌とともに綴りながら、家族はいつか必ず来るその日を見つめ続けた。 母の死をはさんで二年にわたって続けられた、歌人家族によるリレーエッセー。孫たち、娘の結婚、思い出……。そのすべてが胸をうつ。
  • 京都うた紀行 歌人夫婦、最後の旅

    小説・文芸

    4.8
    1巻722円 (税込)
    死別を前に歌人夫婦が訪ねた歌枕の地 歌に魅せられ、その歌に詠まれた京都近郊の地をともに歩いて綴った歌人夫婦の記。河野氏の死の直前に行われた最後の対談を収録。
  • 体あたり現代短歌

    小説・文芸

    -
    1巻1,408円 (税込)
    三回忌を迎える河野裕子の原点ともいえる評論デビュー作。真正面から短歌と向き合い、身体ごと、いや魂ごとぶつかっていった渾身の軌跡。
  • たったこれだけの家族 河野裕子エッセイ・コレクション

    小説・文芸

    4.5
    1巻1,540円 (税込)
    幻のエッセイ集『みどりの家の窓から』を全篇収録し、未収録エッセイとともに新編集した一冊。飾り気のない体当たりのエッセイからは、人々を魅了してやまない感性の源泉が見えてくる。
  • たとへば君 四十年の恋歌

    小説・文芸

    4.6
    1巻621円 (税込)
    乳癌で逝った妻、そのすべてを見届けた夫――2010年8月、乳癌のため64歳で亡くなった歌人の河野裕子さん。没後、歌集が異例の増刷を重ね、新聞でもたびたび特集が組まれるなどの反響が続いている。河野さんは夫の永田和宏さんと、出会いの頃から何百首もの相聞歌を作ってきた。大学での出会いから、結婚、子育て、発病、再発、そして死まで、先立つ妻と交わした愛の歌。「一日に何度も笑ふ笑ひ声と笑ひ顔を君に残すため」(河野裕子)遺された夫、和宏さんの巻末エッセイに涙が止まらない。

ユーザーレビュー

  • たとへば君 四十年の恋歌

    Posted by ブクログ

    本当に涙が止まらず、読んでいてしんどくなるほどだった。
    河野さんと永田さんの出会いから別れまでが短い小説の中に凝縮されていた。
    河野さんの発病から亡くなるまでの描写が丁寧すぎて、当事者になったかのような気持ちになり、とても辛かった。本を読んでいて、早く終わってほしいと思ったのは初めてだった。今も思い出すと涙が出てくる。
    最期まで詩人であった河野さんとそれを見守るご家族の温かさが非常に心に染みた。
    最後、永田さん目線の河野さんの話もあり、多面的に事柄をみることができたことで、物語の厚みを感じられた。

    0
    2025年11月25日
  • たったこれだけの家族 河野裕子エッセイ・コレクション

    Posted by ブクログ

    「たったこれだけ」とは達観でも諦念でもない。自分の来し方、家族の行く末、もう会えない誰か、海の向こうの祖国....すべての遠いものごとを「たったこれだけ」と両腕にすっぽりと確かめられる幸福感だった。珠玉という言葉しか浮かばない、心を救うエッセイ集。

    0
    2025年09月28日
  • たとへば君 四十年の恋歌

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ここ数年で最も心に残った本でした。
    もし本書が短歌集であったならば、恥ずかしながら表題の代表作しか知らないような私は本書に出会えなかったと思います。
    このような形式で二人の道のりと素晴らしい短歌の数々を残してくださったことにありがたい気持ちでいっぱいです。
    短歌はもちろんのこと、他にも胸に響く一節がたくさんありました。

    以下にその一部を引用します。

    -----

    ・蒸留水と井戸水が一緒に暮らして来たのね。私たち。
    ・それまで自意識が裸になって歩いていたけれど、永田和宏という存在が私に薄膜を張ってくれて、生きやすくなりました。
    ・人のこころも体の痛みも、自分自身の、それさえ分かっていないとい

    0
    2025年05月04日
  • 京都うた紀行 歌人夫婦、最後の旅

    Posted by ブクログ

    短歌を読むようになってから読書のスピードが落ちてしまった。文字数は少ないから早く読めるはずだけど、反芻したり調べたりするから時間がかかるのだ。歌人夫婦二人の最後の共同作業。解説でまた泣かされた。僕も生きている証として地名を入れた歌を詠んでいこうと思う。

    0
    2024年04月13日
  • たとへば君 四十年の恋歌

    Posted by ブクログ

    じっくりと時間をかけて読ませて頂いた。永田さんと河野さんが出会ったころから、河野さんが亡くなるまでの時間を短歌とエッセイで追体験をさせて頂いた。その間に刺激を受けて僕もいくつか歌を詠んだ。だから読み終えるまで時間がかかったのだ。最後は涙が止まらなかった。

    「手をのべてあなたとあなたに触れたときに息が足りないこの世の息が」

    0
    2024年03月16日

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