作品一覧

  • 九転十起 事業の鬼・浅野総一郎
    4.5
    1巻1,320円 (税込)
    富山から夜逃げ同然に上京した総一郎は、不撓不屈の精神で京浜工業地帯を築くまでに至る。世界一の貿易立国を目指し、日本に尽くした男の生き様を活写した波瀾万丈エンターテイメント。
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉
    4.0
    今こそ「メザシの土光さん」の言葉に耳を傾けよう――。東芝社長、経団連会長を歴任し、第二次臨調会長として国家再建に命を懸けた男、土光敏夫。当時、つつましい食卓風景が紹介され「メザシの土光さん」と国民的人気を呼びました。「サラブレッドより野ネズミの方が強い」「個人は質素に、社会は豊かに」「ぜいたくは嫌いだ」「社員は3倍、重役は10倍働け」「蛍光灯は半分消せ」。日本が復興に向けて一歩足を踏み出し始めた今だからこそ、土光さんの数々の至言がより輝きを帯びて私たちの胸に迫ってきます。
  • YKKの流儀 世界のトップランナーであり続けるために
    3.8
    1巻1,300円 (税込)
    コトラー教授も注目するユニークな経営観を軸に、71の国・地域に展開するグローバル企業・YKK。全世界でファスナーの年間出荷数87億本のファスニング事業、欧州にR&D拠点を新設し、新たな価値を生み出し続けるAP(建材)事業、グローバル企業でありながら、本社機能の一部を富山に移転――その経営の根幹には、企業精神「善の巡環」がある。「非上場を貫く」「世界六極経営」「第三の事業はコーヒー!?」「大都市に拠点を置かない理由」「YKKがまちづくり」「世界の『窓』をターゲットに」「目指すはF1」「感謝の6万円」「定年は90歳に!?」「資本主義の問題を解決する」……その知られざる経営を会長自ら語る一冊。 【目次】●序章 高級路線に逃げない ●第1章 本社は東京になくてもいい ●第2章 YKKが世界で躍進した理由――「善の巡環」とは何か ●第3章 トップランナーであり続ける理由 ●第4章 私の「善の巡環」経営

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  • 景気を仕掛けた男 「丸井」創業者・青井忠治
    3.7
    1巻1,232円 (税込)
    若者文化を牽引し続ける〇I〇I。その丸井を興し、日本を代表する企業へと育て上げた稀代の経営者・青井忠治。明治・大正・昭和と激動の時代を、彼はいかに戦い生き抜いたのか!? 波乱万丈ノンフィクション・ノベル!! 『景気は自らつくるもの』『販売は宣伝にあり』――稀代の経営者はいかにして日本の復興を支え、日本の景気と戦い続けてきたのか。 富山に生まれた青井忠治は、幼くして左目の失明、両親との死別と不遇な幼少期を過ごす。上京後、月賦商の才能を開花させ「丸井」を興すが、戦争という時代の波に呑み込まれ、廃業の憂き目に遭う。戦後は、不当に奪われた店舗を奪還し、物資不足の日本を支え、庶民の消費意欲を上手く捉えた経営手腕により、丸井を屈指の収益力を持つ大企業に育て上げる。しかし、家族同然に接してきた社員たちとの大きな争いが彼を待ち受けていた……。 クレジット業界の先駆者である丸井創業者・青井忠治の波乱万丈の人生とは!?
  • 日本への遺言 地域再生の神様《豊重哲郎》が起こした奇跡
    -
    石破茂議員、小泉進次郎議員も注目する奇跡の村「やねだん」。 鹿児島の人口300人限界集落が何故、土を売り、トウガラシを輸出する村となり、 日本ならず世界に注目される村となったのか? 鹿児島県大隅半島のほぼ中央に位置する鹿屋市串良町柳谷地区。 地元の人は「やねだん」と呼ぶ120世帯およそ300人が共存する、高齢化が進む典型的な中山間地域の集落だ。この集落がアイデアあふれるリーダー豊重哲郎さんの下、子供達から高齢者まで強い絆で結ばれ、土着菌堆肥からサツマイモ栽培オリジナル焼酎開発、トウガラシ栽培からコチュジャン開発といった、集団営農から六次産業化を推進、集落の独自財源を築き高齢者には一万円のボーナスが支給され、地方創生の“good practice”として全国的に注目されるようになる。 日本、世界が注目する村『やねだん』、その歩みと、リーダー豊重哲郎さんの言葉を集めた一冊。

ユーザーレビュー

  • YKKの流儀 世界のトップランナーであり続けるために

    Posted by ブクログ

    吉田忠浩「YKKの流儀」PHP
    YKKの創業2代目の会長(執筆時)による語り下ろし
    創業者である吉田忠雄によるファスナー事業の創業、さらに晩年にアルミ建材事業に進出したいきさつ、さらに富山県黒部市に国内事業を集中立地した理由が記載されている。世界中でファスナーや建材の事業を展開するグローバル企業だからといって東京に本社を置く必要はないと。実際は東京と黒部の2本社制で、黒部に管理部門の一部ももっていけているのも北陸新幹線のおかげともいえるが、それにしても黒部市の街づくりへの参画も含め黒部愛はなかなかすごいものがある。ファッション業界との付き合いの難しさ、「善の巡環」という近江商人的な思想、非上場

    0
    2025年02月18日
  • 九転十起 事業の鬼・浅野総一郎

    Posted by ブクログ

    「損一郎」と揶揄され、故郷の富山から上京。水売り、筍の皮売りから身を立てた浅野総一郎の物語。80を超えてからも短パン姿で全国を夜行列車で動き続け、多くの事業を起こした男。

    社会的に成功したのちも安住することなくチャレンジを続けた姿は、祖先として誇らしい。

    0
    2019年05月19日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

    Posted by ブクログ

    この本が良いとか悪いとかでなく(きっと良いのだろうが)、
    土光敏夫という人が立派な方だ。

    今度家のあった辺りに行ってみよう。

    [more]
    (目次)
    序章 「清貧と改革」の“聖地”取り壊し
    第1章 底辺からの出発
    第2章 復興と企業再生への執念
    第3章 原発と日本の技術力
    第4章 田中角栄との「決闘」
    第5章 清貧と臨調
    第6章 わが師、石坂泰三の教え
    第7章 城山三郎と語る
    終章 「土光敏夫」のDNA

    0
    2018年10月12日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

    Posted by ブクログ

    現代にも痛烈に響く土光語録。そしてこのような人がかつていたことは日本の誇り。しかし一方で、何年も前に土光さんが危惧した日本の駄目な部分が改善されてないことがわかる。そしてそれが悲しい。

    0
    2012年09月06日
  • 清貧と復興 土光敏夫100の言葉

    Posted by ブクログ

    「一瞬一瞬に全てを賭ける、という生き方の迫力。それが八十年積り積ると、極上の特別天然記念物でも見る思いがする」
    城山三郎(小説家。『官僚たちの夏』『落日燃ゆ』など著書多数)は土光敏夫をこう評した。

    本書は土光敏夫の生き様を綴っており、この内容は多読の価値がある。
    質素に暮らし、仁徳を重んじ、勤勉で剛健。
    後年荒法師などと揶揄されるが、まさに風貌は法師そのものだった。
    優秀なリーダー、というより、重鎮が轟々燃えたぎり動き回る。このような印象を受けた。

    経歴は、
    石川島造船所にはじまり、戦後の不況に喘ぐ東芝の社長を経て、経団連会長、臨調会会長、その他多くの役職を歴任。
    91歳で亡くなるまで、ま

    0
    2012年04月15日

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