作品一覧

  • なぜ人と人は支え合うのか ──「障害」から考える

    なぜ人と人は支え合うのか ──「障害」から考える

    ビジネス・実用

    4.4
    1巻968円 (税込)
    障害者について考えることは、健常者について考えることであり、同時に、自分自身について考えることでもある。2016年に相模原市で起きた障害者殺傷事件などを通して、人と社会、人と人のあり方を根底から見つめ直す。
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    小説・文芸

    4.1
    1巻834円 (税込)
    大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞ダブル受賞作! ボランティアの現場、そこは「戦場」だった――。筋ジストロフィーと闘病する鹿野靖明さんと、彼を支える学生や主婦らボランティアの日常を描いた本作には、介護・福祉をめぐる今日的問題と、現代の若者の悩みが凝縮されている。単行本版が刊行されてから10年、今も介護の現場で読み継がれる伝説の作品が増補・加筆され堂々の復活!
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

    こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

    小説・文芸

    4.0
    1巻652円 (税込)
    大泉洋主演で映画化! 話題の映画のノベライズ。 鹿野靖明、34歳。 難病の筋ジストロフィー患者で、 一人では寝返りも打てない。 だけど、自由に生きたい! 自ら集めたボランティアに支えられての 自宅暮らしはわがまま放題。 バナナが食べたくなったら、 たとえ真夜中でも我慢しない。 病院で、天井を見つめて ただ生きているだけなんて、意味がない。 そのわがままは命がけだった。 壮絶ながらも、命の輝きに満ちた日々を描く 笑って泣ける話題の映画のノベライズ版。 大宅賞、講談社ノンフィクション賞をW受賞した 原作から生まれた映画のノベライズ版。

ユーザーレビュー

  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鹿野さんは筋ジストロフィーでありながらも一人暮らしをするため、沢山のボランティアを育成し、交代で入らせているという取り組みをしていました。ボランティアは揉めることも多かったそうです。鹿野さんが好き勝手な欲求(だけど体が自由なら誰もが意識しないままできてしまう、例えば真夜中にバナナを食べたいというような)を、ボランティアにどんどんぶつけていたからです。
    鹿野さんの家は、人間関係のぶつかり合いの場だったと文中にありました。色々な思いでボランティアに参加する人がいて、介護に自分の存在意義を見出そうとしてくる人もいたし、逆に鹿野さんが女性ボランティアに告白して困惑させることもあったとのことです。
    著者は、鹿野さんとボランティアたちが互いの要求を拒絶したり、対立したりする様子を見て、これこそが介護される側とする側の対等で健全な関係性だと思ったそうです。それに完全に同意するかと言われれば、そうでもないのですが、著者の視点は私にとって新機軸だったので、星5をつけました。

    0
    2026年10月10日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    鹿野さんとヘルパーさんの、強固な信頼関係の下で繰り広げられるやり取りが印象的だった。
    通常こういった関係性は、どうしても「支援する側」と「支援してもらう側」というものになりやすいが、両者の心構えがそうはさせなかったのではないかと思う。
    生きることとは何なのかを考えさせられるいい本だった。

    0
    2026年09月21日
  • なぜ人と人は支え合うのか ──「障害」から考える

    Posted by ブクログ

    渡辺一史著『なぜ人と人は支え合うのか 「障害」から考える』のレビューです。

    自分の人生で最も心を動かされた本かもしれません。
    あらゆる人に読んでもらいたいです。

    「障害者は生きている価値があるのか」という、口に出すのも憚られる問いに真正面から向き合い、答えを探る本です。
    これこそが正解、というものは無いのでしょうが、見て見ぬふりをしてきた問いに立ち向かううえで、とても助けになると思います。

    0
    2025年12月13日
  • なぜ人と人は支え合うのか ──「障害」から考える

    Posted by ブクログ

    “障がい者”・“高齢者”・・・本人はもちろん、
    関わる人にもとっても尊厳を持ち暮らしていきうる社会。
    気付きと希望を持たらす、心に響く書でした。

    息子の本棚に、そっと差し込んでおきます。

    0
    2025年12月01日
  • なぜ人と人は支え合うのか ──「障害」から考える

    Posted by ブクログ

    「こんな夜更けにバナナかよ」の著者の作品。「こんな〜」は数年前に興味深く読んだ。

    この本は、「こんな〜」の主人公であった鹿野さんとの関わりを通じて、障害者福祉に関心を深めた著者が書いた作品。

    「努力して障害を克服すべきなのは、障害者本人というよりは、まずは社会である、といあ視点でものごとを考えてみることが大切です。」

    「それは、障害者に『価値があるか・ないか』ということてはなく、『価値がない』と思う人の方に、『価値を見出す能力がない』だけじゃないかって私は思うんです」

    「人は「誰かの(何かの)役に立つ」ということを通して自分の存在価値を見いだす生き物なんじゃないか、という気がします。でも、役に立てる対象(困ってる人)がいなければ、「誰かの役に立つということ自体ができないので、困っている人の存在というのも、社会には欠かせません。となると、「困ってるよ」ということ自体が、「誰かの役に立っている」ということになりますよね。つまり、世の中には「困っている対象者」と「手を貸してあげられる人」の両方が必要なんです。(略)
    一生困ったことがない人なんていないんだし、一生困ってる人を助けるだけの人だっていない。それが「平等」ということ。」

    抜き書きだが、本当にそうだと思う。
    価値を示す方ではなく、見出す方に責任があると私も思う。

    0
    2025年08月13日

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