作品一覧

  • 本当の武士道とは何か 日本人の理想と倫理

    本当の武士道とは何か 日本人の理想と倫理

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻850円 (税込)
    「本書で論じたい武士道とは、あくまでも実際に現場で刀を振るって血まみれになり、武士として生き抜いてきた人々が形づくった『現場の感覚から出た思想』、すなわち、本当の武士道です」(まえがきより)かつて実際にこの世に存在していた武士たちには、功利や損得哲学よりも、はるかに大切にしていた精神や価値観があった。武士たちが最終的に守ろうとした「道徳」とは何か。それは、現代に生きる日本人にいかなる「力」を与えてくれるのか――。武士が語った原典を確認しながら、その「死の覚悟」の基底にあるものに迫る。
  • 武士道の逆襲

    武士道の逆襲

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻968円 (税込)
    武士道とは本当はどんな思想なのだろうか。ブームのようになっている武士道は、実は明治以降に作られたイメージにすぎない。「甲陽軍鑑」「葉隠」など重要文献を読みなおし、日本思想としての武士道を解明。(講談社現代新書)
  • 再発見 日本の哲学 吉本隆明 詩人の叡智

    再発見 日本の哲学 吉本隆明 詩人の叡智

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    吉本隆明の思想の本質とはなにか? 「共同幻想」「自己表出」などの独特の用語は何を意味するのか? 初期の詩「固有時との対話」にこそ、吉本思想の本質がすべて現れていると著者はいう。「固有時との対話」を詳細に読み解きつつ、初期から最晩年に至るまで、一貫して通底する吉本の思想の根幹を、あざやかに浮き彫りにする快著!
  • 神道の逆襲

    神道の逆襲

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻968円 (税込)
    日本人にとって「神様」とは何なのだろう? 日本には哲学がないと言われる。そんなことはない。神様とどうつきあうのか、古来からちゃんと考えてきた。記紀から近世、近代まで鮮やかに展望する楽しい思想史。(講談社現代新書)
  • 新校訂 全訳注 葉隠 全三冊合本版

    新校訂 全訳注 葉隠 全三冊合本版

    ビジネス・実用

    -
    1巻6,765円 (税込)
    佐賀藩士・山本常朝が語り、田代陣基が筆録した武士道書『葉隠』は、「死ぬ事と見付たり」に代表される過激な文言と、切れのいい文体で、多くの人をひそかに魅了し続けてきました。本書は、天保本を、はじめて底本として採用し、新たに綿密な校訂を施して、原文の息づかいをそのまま伝える本文の再現に努めました。独特の文体の魅力を堪能してください。 佐賀藩士・山本常朝が語り、田代陣基が筆録した武士道書『葉隠』は、「死ぬ事と見付たり」に代表される過激な文言と、切れのいい文体で、多くの人をひそかに魅了し続けてきました。 本書は、天保本を、はじめて底本として採用し、新たに綿密な校訂を施して、原文の息づかいをそのまま伝える本文の再現に努めました。 独特の文体の魅力を堪能してください。 また、読みやすい現代語訳をつけ、詳細な注を付した。 「武士道書中の武士道書」と言われ、「死ぬ事と見付たり」に始まり、「恋の至極は忍恋」「奉公と諌言」など、次々に繰り出される条文は、武士の死生観から、職務、日常生活、教養に至るまで、幅広く、かつ深い人間洞察にあふれた内容になっています。それを、身近に味わえる訳と注です。 ※本書は文庫版上中下巻を合本したものです。
  • 新校訂 全訳注 葉隠 (上)

    新校訂 全訳注 葉隠

    ビジネス・実用

    -
    1~3巻2,750~3,410円 (税込)
    佐賀藩士・山本常朝が語り、田代陣基が筆録した武士道書『葉隠』は、「死ぬ事と見付たり」に代表される過激な文言と、切れのいい文体で、多くの人をひそかに魅了し続けてきました。本書は、天保本を、はじめて底本として採用し、新たに綿密な校訂を施して、原文の息づかいをそのまま伝える本文の再現に努めました。独特の文体の魅力を堪能してください。

ユーザーレビュー

  • 神道の逆襲

    Posted by ブクログ

    日本人ならなんとなくわかっていそうで、仏教やキリスト教などと比べても、詳しくは知らない神道について、分かりやすく解説したもの。時折図説がされているのもよい。
    これを読むと、神道の歴史や内容がいかにわかっていなかったかが分かる。
    何度も読む価値がある本だと思う。

    0
    2026年05月29日
  • 本当の武士道とは何か 日本人の理想と倫理

    Posted by ブクログ

    10年ぶりくらいに著者の本を読んだが、やはり彼の武士道論は素晴らしい。武士は命を懸けて戦うからこそ事実確認から入ることを重んじていた。甲陽軍鑑に書かれた脇差心。武士ならば立派な武士になろうというのが武士道の起源。葉隠に書かれた死に狂いするなかにこそ忠孝は存在するという鍋島直茂の言葉。軍隊がなぜ掃除をするかといえば戦闘者は見る存在であり、相手の油断や隙を見つけなければならない、そのためには隅々まで神経が行き届いていなければいけない。優しくできるのは強さという前提があってこそ。朝倉宗滴の犬ともいへの言葉の真意は何をしても勝てばいいということではなく、どんな卑怯な相手にでも負けてしまっては何も言えない、嘘や卑怯は最終的には自分を滅ぼしてしまうかもしれない、そういう厳しい現場を生きていることを自覚せよであること。すでに死んだ自分になるための自分の死にざまを思い描く観念修行で、それが死ぬことと見つけたり。潔さとは散り急ぐことが美しいのではなくタイミングがぴったり合っていることが美しいということ。文武の文は詩歌管弦の分野であること、知情意の情に関わるところで、相手の心情を察し深く思いやる能力があるかないか、もののあわれを知る心があるか。
    司馬遼太郎の進歩主義、近代的合理主義は、もちろん武士も合理性を持ち合わせていたがもっと大切にしていたものがあり、それを否定する武士道に相反する思想である。

    0
    2023年08月14日
  • 武士道の逆襲

    Posted by ブクログ

    本書は、新渡戸稲造以前の本来の武士道とは何かを語る書
    それを、武士道の逆襲といっている。
    武士とは神仏に頼らず、己の力のみを頼りにするというところがよい。

    新渡戸稲造の武士道とは、”Bushido, the Soul of Japan ”
    明治国家体制を根拠として生まれた近代思想である。
    「武士道」とは武士のそれではなく、明治国家の近代市民の思想なのである。
    本書は、それを「明治武士道」といい、本来の男道、武士道とは区別している。

    本来の武士道とは、平安中期、八幡太郎義家以来徳川幕府にいたる武士のの流儀・気風を言う。
    それを、「兵の道」「弓矢の道」「武士道」「男道」などという。

    ■武士道とは
    ①八幡太郎義家以来の「本来の武士道」 江戸時代前期まで、戦国乱世の先頭者の精神そのもの 武士たち自身の俺は武士だという自覚そのもの
    ②「士道」 山鹿素行以降の平和な時代の武士道 己の職分を知る、戦場における戦闘者の働きを儒教的道徳によって説明する 多分に本来の武士道が含まれている
    ③明治武士道

    ■武士とは
    ・次の3つを満たすものが武士
    ①戦闘を本来の生業とする者
    ②妻子家族を含めた独特の団体を形成して生活をする者
    ③私有の領地の維持・拡大を生活基盤とし、かつ目的とする存在
    ・自己や一族の生死存亡はすべて自分の力のみかかっている
    ・自己の存在を保つためには、刀を抜いて切りかかるその一事にある
    ・武士は武力のみならず、知恵、人望、統率力など有形無形のあらゆる力の総合の上に立つ

    ■実力家業の世界
    ・よりどころは、神でも仏でもない。ただ、己の力のみ
    ・強ければ奪い、弱ければ奪われる。それが武士の掟
    ・自らの存続をするためには、事実だけだ。そして証拠を重んずる
    ・勝って生き残るか、負けて死ぬか、その2つに1つ。中間なるものはない
    ・武士はただ強いだけではない、相手の心情を察し、思いやりを持って応える「武士の情」をも持ち合わせている。

    ■兵の威
    ・肉体のすべてが武器であるともに、精神もまた武器である
    ・制約とは弱み、相手が鬼だろうが神だろうが、踏み込んでつかみかかれ
    ・常在戦場
    ・武士は「名」を重んじる。勝ちがなければ、そもそも名を得られない。いったん得たあとも、勝ちつづけていかなければ、その名を保つことができない。
    ・平家物語 齋藤別当実盛
    ・優れた武士とは 剛強にして、分別・才学ある男。豪強とは、他人に頼らず、また他人を気にかけずひたすら自分の力と分別によって手柄を立てようとする武士
    ・武士が生きるのは、金品や言葉のやり取りでなく、命のやり取りである。
    ・勝つことが命である。犬といわれようが、畜生といわれようが勝たないことにはお話しにならぬ。
    ・分別のある大将とは、覚え、すなわち、経験と実績がある大将でなければならない。
    ・武士にあるまじきこと、ふたごころ、すなわち心に嘘偽りがあることをいう。うろんたる事、あいまいなこと、裏表のはっきりしないこと。

    ■主従
    ・忠孝の道徳や、利害、報酬だけで、主従の緊密な一体が生まれることはない、幼少から生活をともにした具体的な実体験から生じる。
    ・侍に上がり下がりはない。武士としての本文を超えた、人間としての心のふれあいのことを言う。
    ・武士の値打ちは、死んでみてはじめてそれと知れる。

    ■一生
    ・いかなる場合にも刀を抜かないのであれば、その者は武士ではない。そして刀を手に取る時は、まさに人を切るときである。
    ・第一抜くべきときに刀を抜かぬのは、男道に反するということだ。
    ・武士道とは死ぬことと見つけたり 武士は常に、死を意識して死ぬ覚悟をもっている。
    ・武士の定年は60ではなく、刀を抜いて死ぬまでだからだ。
    ・武士とは、人をあてにせず、また、他人の仕方を云々したりそれに左右されたりせず、自ら磨き上げた己の力をよりどころとする

    ■明治武士道
    ・西洋式軍隊の強さの根源は、節約とのメカニズムである。
    ・帝国軍隊は、近代的な国家の軍隊でなければならない。
    ・軍隊の精神的基盤たる軍人道徳は、結局、武士たちの道徳に頼らざるをえない。

    目次
    第1章 武士道とは何か
    第2章 勝ちがなければ名は取れぬ
    第3章 主君と家来
    第4章 一生を見事に暮らす
    第5章 明治武士道
    あとがき

    ISBN:9784061497412
    出版社:講談社
    判型:新書
    ページ数:304ページ
    定価:880円(本体)
    発売日:2004年10月20日第1刷

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    2023年03月31日
  • 本当の武士道とは何か 日本人の理想と倫理

    Posted by ブクログ

    平易な言葉で武士道を説く。
    後世の思い込みを指摘し、いま、
    あらためて再評価する姿勢が興味深い。

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    2020年02月21日
  • 武士道の逆襲

    Posted by ブクログ

    新渡戸稲造の武士道のオマージュ的な作品と思っていたが、いい意味で裏切られた。

    新渡戸のいう武士道を明治武士道と定義し
    本来の武士道とは違うという内容。
    本来の武士道はもっとリアリティーを持ったリーダーシップであることが理解できた。

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    2016年08月18日

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