藤井青銅の作品一覧
「藤井青銅」の「アラサーの平成ちゃん、日本史を学ぶ」「あなたに似た街」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「藤井青銅」の「アラサーの平成ちゃん、日本史を学ぶ」「あなたに似た街」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
少女・女性マンガ
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
Posted by ブクログ
ラジオ業界で活躍してきた作者ならではの話が小説になっています。
ある作品はラジオドラマのように、ある作品はエッセイのように、ある作品は手記のように、ある作品は業界人の経歴書のように、インサイダーからの興味深い話が数々綴られています。
秋の夜長はラジオの深夜放送が似合う。
本書を読みつつ、深夜ラジオも楽しんでみられてはいかがでしょうか♡
〔作品紹介・あらすじ〕
わずか数分の街角リポートを懸命にこなす女性タレントと駆け出し放送作家の、中継を通じての淡い交流(「4分50秒の恋人」)。
現在は裏方に徹しているかつての名局アナと今をときめく人気お笑いコンビのパーソナリティー対決(「空気に飛ばして」)。
海岸通りにほど近い喫茶店の女主人が語る、店と番組との不思議な因縁(「黄昏ラジオ」)。
――ラジオ局を舞台に繰り広げられるさまざまな人間模様を、甘く切なくコミカルに描く、しゃれっ気いっぱいの8篇+1!
Posted by ブクログ
一昨日の #ヨンデルホン
#ラジオな日々 何者でもない若者が何者かになろうとする物 (#朝日文庫) / #藤井青銅(#朝日新聞出版)
#ドクリョウ #ヨミオワリ
物語で書かれた80年代半ば。それから少しして北海道に住む高校生は夜な夜なアンテナを伸ばしたラジカセの向きを変えながら(のちに憧れの的となる)通称「LF」をエアチェックすることになる。(夏はノイズが酷いが冬はかなりクリアに聞こえた。)
ラジオでも欽ちゃんの笑いにまみれ、ヤンパラを聴いては声を殺して笑い、まだまだ若手だった上ちゃんこと上柳昌彦アナウンサーの声と一緒に流行りの音楽を浴び、デビューしたての久保田利伸がクセになった。(欽ちゃんの番組は土曜の夕方だったと記憶している。)
オールナイトニッポンはさすがに地元局であるSTVにチューニングをあわせたが、真夜中なのに寝ないでいることの背徳感と、大人たちはもうすでに寝ているという優越感に浸りながら、夢の時間を過ごしたものだ。(昼寝のできない平日はすぐに寝落ちたが。土曜は鶴光のオールナイトニッポンを聴くために昼寝していた。)いつしか、「LF」で働きたい!そんな夢を抱いたこともあった。(放送局は基本が文系らしいことを知り、まぁ、他にも理由はあるが断念した。)
さらに余談になるけれど。
「みゆきさん、おつかれ様でした!」と1部のパーソナリティ・中島みゆきを労うセリフから始まる、月曜2部・上柳昌彦のオールナイトニッポン。いまでも覚えているのはサングラスのエピソード。
憧れのサングラスを買ったものの、思いの外、メガネが重く、かけるとすぐに気持ち悪くなってえずいてしまうという話だったと記憶している。面白おかしく展開される話を聴きながら、布団の中で声を出さずに笑う苦しさを知った。
上ちゃんが買ったサングラスと、本書に登場するドン上野氏のものは同じブランド。80年代の流行りだったのか、それとも、LF界隈での流行りだったのか。
もしも夢が叶っていれば、「ラジオな日々」で描かれている場所に自分の姿もあっただろうか、青銅さんとも面識を持てただろうか。そんなことも思いながら、ラジオドラマ脚本の産みの苦しみ、番組制作の(裏側の)エピソードなど、おもしろく読んだ。
雑誌とラジオと「11PM」「トゥナイト」が主な情報源だった当時も回想し、やはり80年代は特異の時代だったのだな、とあらためて再認識もしつつ、"80年代を知っているかつての若者"は、笑いながら本を閉じた。