森崎和江の作品一覧
「森崎和江」の「からゆきさん 異国に売られた少女たち」「新版 慶州は母の呼び声 ――わが原郷」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「森崎和江」の「からゆきさん 異国に売られた少女たち」「新版 慶州は母の呼び声 ――わが原郷」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
とってもいい本だった。
森崎和江自身の、自分を育んだ土地への心からの愛着と植民2世としてのどうしようもない後ろめたさがびしびしと伝わってきて、心が切なさと哀しさでいっぱいになる。韓国に行きたくなる。
贖罪に貫かれているけど、少しも説教くさくはないところもすごい。ただ温かく、とても切ない。
戦後80年であり、私にとっては仕事で思いがけず韓国と関わる機会を得たこの1年の、まさに締めくくりにふさわしい本だった。
やっぱり人生って自分の生きる日常と本が連動している。こんなに面白く豊かなことはなく、静かに感動する。
森崎和江の書く朝鮮半島はとても魅力的。
静かで趣があって伸びやか。
そういえば私は植民
Posted by ブクログ
カテゴリ「ルポルタージュ」にしたけど、正確には「聞き書き」というジャンルになるらしい。その名の通り、福岡の炭鉱などで戦中・戦後に働いてきて、そのまま「炭鉱住宅」などに住まっている高齢女性たちから話を聞き、彼女たちの来し方を記録したもの。間に著者の想い(だいたいは哀しみといってよい感情)が挟まれている。
女坑夫たちの生きざまは、すさまじい。しかし当の本人たちは「みんなそんな風に生きてきた」と思っているから、淡々と語る。
私は北九州で育ったので、ここにつづられている筑豊の方言はだいたい理解できたし、親戚のおじさんが言っていたあの言葉、こういう意味だったんだな、と思い出すことも多かった。でも福岡に
Posted by ブクログ
読む前は、たぶん内容は書名どおりとても暗いんだろうな、と思っていた。だから、気になりつつ、手に取るまでだいぶ時間がかかった。ところが読み出してみたら、なんとも元気の出てくる本であり、しかも仕事頑張るぞーと思える本でもあった。ただし、著者から聞き書きをされている十一人の女性たちの語る仕事・労働や家事や性や、つまり生きることに対しての態度は、現代の我々とはかなり違う。彼女たちにとって、働かない人生など人生ではないのであり、週に一日休むなんて、とんでもないことであり、最近の若い者はなっとらん、なのである。炭鉱にもぐっていくことは怖いし、男たちに対しては、なんだ、偉そうに、という思いもあると同時に、
Posted by ブクログ
すごくいい本だと思う
日本の歴史のことが書かれてて
でも残念なことに、昔の言葉と九州の方言で
意味が分からないことも多々…
現代風に書き換えてくれたら、もっと見やすいのに…
炭鉱で、採炭作業がまだ機械化される前の大正期頃の話
スラ(そり状の木箱)やセナ(竹の籠)に石炭を入れて地上へ運ぶ
これを、ほぼ女の人がやってて
夫婦で炭鉱で働いて、採炭作業が終われば家事
その頃、旦那さんは飲みに行く…
夜中に子どもを保育園に預け、また夜の寝てる頃に迎えに行く…
子供の顔は寝顔しか分からない
今じゃ考えられない
でも、それが当時は普通
14歳で炭鉱で働いたり
学校は行かなかったり
戸籍はなかったり