山鳥重の一覧

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作品一覧

2018/04/27更新

ユーザーレビュー

  • 「わかる」とはどういうことか ――認識の脳科学
    そもそもわかるとはなんぞや?とふと思い、読んでみたら非常に面白かった。難しい事をわかりやすく、なおかつ体系的に書くのは困難だったのではないかと思う。もちろん理解できないこともあるが、それは私の知識がないからであろう。個人的に特に興味深かったのは、生命の本質はエントロピーを減少させること。秩序が生まれ...続きを読む
  • 「わかる」とはどういうことか ――認識の脳科学
    「わかる」ということを脳科学の観点から解説した本。
    「わかる」というのは感情。
    「わかる」ためには、記憶が必要であり、わかったことでないと表現できない。逆にいえば、表現をするためには、「わかる」必要があり、そのためには記憶が必要である、ということが「わかった」。村上春樹が「職業としての小説家」で記し...続きを読む
  • 「気づく」とはどういうことか ──こころと神経の科学
     人間にできて機械にはできないことの一つに意味というものを持つことがあるそうだ。AIには言葉の意味が分からない。統計的に意味にあたるものを確率論的に持ち出すことしかできないのだそうだ。それでは人が感じる意味とはどのような仕組みで獲得されるのだろうか。そのヒントがある。本書の筆者は神経心理学という分野...続きを読む
  • 「わかる」とはどういうことか ――認識の脳科学
    知覚のもっとも重要な働きは、対象を区別すること。
    違いがわかるという能力が、知覚の基本。
    わかるとは分かつと書き、分かるの基礎は区別。
  • 言葉と脳と心 失語症とは何か
     失語症を研究している筆者が言葉とは何か、心とは何かを考察する一書。専門的な知識に関することはよくわからないが研究しようと知る方向性は極めて興味深い。
     そもそも私たちは物事を言葉で考え、言葉のルールに乗っ取ってものごとを判断する。脳に障害が起きたときには言葉が不自由になるが、その不自由になるなり方...続きを読む

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