作品一覧 1~15件目 / 15件<<<1・・・・・・・・・>>> 評価高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 激流 渋沢栄一の若き日 4.2 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻760円 (税込) 妄信的に攘夷運動に奔走するも幕府側につき徳川慶喜に仕えた若き日の渋沢栄一。生来の好奇心と慧眼、また人との出会いが、日本資本主義の礎を築く巨人へと成長させた。パリ万博使節団に随行し西欧の神髄を知るまでの渋沢栄一の前半生を描く。 試し読み フォロー P+D BOOKS 帰郷 4.0 小説 / 国内文学 1巻935円 (税込) 元海軍将校が目にした戦後日本の悪しき荒廃。 海軍兵学校出身のエリート将校・守屋恭吾は、公金に手をつけ引責辞職後、祖国には戻るまいと賭博の眼力を養いつつ、欧州各地を放浪していた。やがて、ある事情から“帰郷”することになった守屋は、大きく変貌した戦後の日本に落胆と義憤を感じる。 戦争という過去の記憶から逃れようとするあまり日本の伝統や誇りまでも失ってしまった国民たち。――戦前と戦後の日本人は何が変わったのか? 大佛次郎が当時の日本人へ自戒のメッセージを込めた記念碑的名作で1948年毎日新聞に連載され後に映画化、欧米でも高く評価された。 試し読み フォロー 猫のいる日々 3.9 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻748円 (税込) 「ネコは生涯の伴侶」「次の世には私は猫に生まれて来るだろう」と語り、七十五年の生涯で五百匹以上の猫を飼った文豪・大佛次郎。仕事に向かうと極端に無口で怒りっぽくなる心をなごませてくれるのが猫であった。猫は人間に冷淡なので好きだ──そう述懐する著者の猫への眼差しは、どこまでも暖かい。猫に関する小説、童話、エッセイを集大成した猫好き垂涎のロングセラー! 試し読み フォロー 霧笛/花火の街 3.0 小説 / 国内小説 1巻1,046円 (税込) 文明開化の横浜を情緒豊かに描く! ――ガス灯揺れる、横浜の異人館。ボーイの千代吉は、居留地に巣喰うならず者たちと、酒、賭博、喧嘩に明け暮れていた。そして偶然、ひとりの謎めいた少女に出会う。可憐な外見とはうらはらななまめいた女に、千代吉は惹かれていく。無頼な若者の青春の燦きと悲哀を鮮やかにとらえた名作『霧笛』に、居留地ならではの哀切な恋物語『花火の街』を併録。開化期の横浜を情趣豊かに描き上げた、大佛文学の真髄! ◎大佛次郎(おさらぎ・じろう)明治30(1897)年、横浜生まれ。本名・野尻清彦。星の研究家・野尻抱影は兄。東大卒後、教員、外務省勤務を経て作家に。大正13年より<鞍馬天狗>連作を発表、人気を集めた。鎌倉大仏の裏に住んでいたのが筆名の由来。以来、時代小説、現代小説、史伝、ドキュメントと幅広く活躍、西欧的知性に裏づけられた多くの話題作で各分野に大きな業績を残した。著書に『赤穂浪士』『霧笛』『帰郷』『パリ燃ゆ』『天皇の世紀』など多数。文化勲章受章者。昭和48(1973)年没。 試し読み フォロー 猫は神さまの贈り物〈エッセイ編〉 3.0 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻748円 (税込) 猫との日常には、いつも新たな発見がある。 太古より人間の側で暮らしてきた猫は、時代や飼われ方によって色々な表情を見せる。 猫と犬の性質の差や猫好きと犬好きの違いについて思いを馳せる「猫と犬」(谷崎潤一郎)や、 吉行家で飼っていた〈モテる〉雄猫と彼についての思い出を語る「モテる系統のネコ」(吉行淳之介)など、 猫の生態と猫が繋ぐ人々の機微を味わうエッセイ集。 【収録作品】 谷崎潤一郎『猫と犬』『猫──マイペット』 奥野信太郎『養猫記』 木村荘八『我猫記』『私の猫達』 寺田寅彦『舞踊』 大佛次郎『お通夜の猫』『山寺の猫』『ここに人あり』 豊島与志雄『猫性』 白石冬美『桃代の空』 吉行淳之介『モテる系統のネコ』 長部日出雄『家なき猫たち』 熊井明子『私の猫がいない日々』 夏目漱石『猫の墓』 中村眞一郎『私の動物記・猫』『猫の災難』 柳田國男『猫の島』 山崎朋子『わが家のライオン』『猫の引っ越し』 黒田亮『猫にマタタビの誘惑』 島津久基『銀の猫』 試し読み フォロー 鞍馬天狗 1.0 青年マンガ 1巻440円 (税込) 幕末志士を恐れさせた“壬生狼”新選組隊士を翻弄する漆黒の影。自らを「鞍馬山に棲まう天狗」―― 鞍馬天狗と名乗る魔性の剣士が、猛々しき復讐の念をその白刃に宿らせて幕末の闇を翔け抜ける。掛け替えなき“光”を護るため、鞍馬天狗の剛剣が無間の闇を裂く!! 試し読み フォロー P+D BOOKS 鞍馬天狗 全5巻 合本版 - 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻3,685円 (税込) 待望の合本版!! 幕末を舞台に、勤王の志士・鞍馬天狗が活躍する痛快時代小説の金字塔。大佛次郎が書いた全47作のうち、評論家・鶴見俊輔が厳選した作品5巻分(『角兵衛獅子』『地獄の門・宗十郎頭巾』『新東京絵図』『雁のたより』『地獄太平記』)の合本版。各巻末には鶴見俊輔の解説付き。 試し読み フォロー 宗方姉妹 - 小説 / 国内小説 1巻1,320円 (税込) 終戦後、満洲から引き揚げた宗方家。節子は失業中の夫、病床の父に代わって酒場を開く。妹・満里子は慣れない商売に疲弊する姉を歯痒く思うが、そこへ節子の昔の恋人が現れて……。美しき姉妹を中心に、敗戦後の日本で時流に乗って生きる人と目標を失った人、それぞれの生き方と葛藤が描かれる。小津安二郎監督の映画原作でも知られる長篇に、最晩年に執筆した「序の章」を加えた決定版、初文庫化。巻末に「映画「宗方姉妹」を見て」を付す。〈解説〉與那覇 潤 試し読み フォロー 冬の紳士 - 小説 / 国内小説 1巻748円 (税込) 敗戦の混乱の中で真実を探る男の謎――娼婦が立つ露地裏、常連に支えられた小さなバー。そこに気まぐれに現われる正体不明の男を、常連客は冬の紳士と呼んだ。男は自棄になった若い女性を救い、彼女のヒモを気取る義兄に生きることを教える。実は彼自身、はためには順調にみえる事業や家庭を捨て、自らの第2の人生に挑戦していたのだった。冬の紳士こと尾形祐司の奇矯な行動を通して、敗戦後の日本人の生き方を示唆した記念碑的長編。 試し読み フォロー 鞍馬天狗 - 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1~5巻660~880円 (税込) 鶴見俊輔氏が厳選した時代小説「鞍馬天狗」。 角兵衛獅子の少年・杉作を囮に、鞍馬天狗を取り囲んだ新選組。隊長・近藤勇も新手をひきつれそこに駈けつける。 大坂城代あての密書を奪った鞍馬天狗だったが、謀られて地下の水牢に閉じこめられる。恩人を助けようと城へ忍びこんだ杉作少年ももはや袋のねずみ――。 幕末の京を舞台に、入り乱れて闘う勤皇の志士と新選組。時代小説の名作「鞍馬天狗」から、評論家・鶴見俊輔氏が厳選した傑作シリーズの第一弾。解説も鶴見俊輔氏が特別寄稿。 ※この鞍馬天狗シリーズは12月まで5冊、毎月連続で発刊予定です。 なお、この作品は2000年に発刊された小学館文庫を底本とした電子版と同じ内容になっています。 試し読み フォロー 赤穂浪士 - 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1~2巻880円 (税込) 時は元禄14年。江戸城松の廊下において赤穂藩主・浅野内匠頭は、この間の無体な仕打ちに耐えかねて、高家・吉良上野介に斬りかかった。内匠頭は即日切腹、一方上野介には一切お咎めなしとの公儀裁定が下る。赤穂城内では国家老・大石内蔵助を中心に、強硬派と穏健派に分かれ大評定が繰り広げられる。他方、上野介と縁戚関係にある上杉家は累が及ぶのを畏れ、内蔵助に間者を差し向けた。 試し読み フォロー 大佛次郎エッセイ・セレクション - エッセイ・紀行 / エッセイ 1~3巻1,067円 (税込) 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 『鞍馬天狗』『パリ燃ゆ』『天皇の世紀』の作者が、透徹した歴史観に支えられた眼で日本を見、世界を旅して綴ったエッセイ集。『幻の伽藍』『義経の周囲』など、旅を通して歴史を考える珠玉の作品、約69編を収録。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。 試し読み フォロー 赤穂浪士 - 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1~2巻1,078円 (税込) 画期的な解釈と設定で、忠臣蔵小説の最高峰と讃えられ続ける名作。上巻では、元禄太平の時勢に勃発した浅野内匠頭の刃傷事件から、仇討ちに怯える上杉・吉良側の困惑、茶屋遊びにふける内蔵助の境地が、人情の機微に踏み込む文体で、時代相のひろやかな展望のもとに描き上げられる。虚無的な浪人堀田隼人、怪盗蜘蛛の陣十郎、謎の女お仙らの暗躍がからみ、物語は佳境へと突き進む。 試し読み フォロー 時代小説英雄列伝 鞍馬天狗 - 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻691円 (税込) 時代小説の一時代を画したヒーローたち。その魅力をたっぷりと味わうアンソロジー。気鋭の文芸評論家、縄田一男の選、解説による文庫編下し第一弾。 試し読み フォロー 四十八人目の男 - 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻897円 (税込) 吉良邸に討ち入った浪士たちの中に小山田庄左衛門の姿はなかった。主戦論の先鋒だった彼が“義挙”に加わらなかったのはなぜか。脱盟した男の眼を通して武士の不条理を抉った大佛文学の傑作。佐多芳郎初の挿画32点入り。 試し読み フォロー 1~15件目 / 15件<<<1・・・・・・・・・>>> 大佛次郎の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 激流 渋沢栄一の若き日 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.2 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 2021.11.20~12.15 渋沢栄一、今年の大河の主人公なので気になって読んでみた。ドラマは途中で挫折したけど、この本は読破。 「誠実に仕事をする。」、「仕事に意欲を持つ。」 仕事に対する向き合いかた、良く考えてみなければと、思った。若い日々にそこまで考えていた彼は、すごい人なんだ。 0 2021年12月16日 激流 渋沢栄一の若き日 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.2 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 若き日の渋沢栄一の生涯が今の時代にも合うことが、よく描けているので現代作家の作品かと思った。フランスに随行してから文明に目覚めていく辺りが、一番好き。 「仕事に自らの意欲を持つこと。そこから、いのちが輝き出るのだ。」 「主人を持っていても、人間が独立自由で、働くのに熱意を持っていることである」 0 2021年06月04日 激流 渋沢栄一の若き日 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.2 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 2024年には発行される新一万円札。その顔であるから読んでみようと思った、渋沢栄一。彼はフランスに渡り、「銀行」なるものを知った…。へぇ、なるほどね。お札には相応しい方かもしれぬ。 渋沢を「かじった」ので私は、3年後、堂々と一万円札を持てるかな。 身分が生活の保証をしていた時代は変わるべきだと。生きることは働くことだと。幕末にあって渋沢は、百姓出だからこそ培われた慧眼をもって世を見ることが出来た。剣に物を言わせていた武士の時代の終焉と、渋沢の為人が知れて、とても面白く読めた。 0 2021年02月23日 猫のいる日々 エッセイ・紀行 / エッセイ 3.9 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 初読みの作家ではあるが、若輩の頃に「だいぶつじろう」と読んで恥をかいたという意味では馴染み深い著者。猫エッセイということで購入し、戦前から戦後にかけての文章表現の移り変わりも楽しめた。家に最大で15匹の猫がいる生活があまりに飄々と書かれているが、たいへんだったろうと思う。巻末の小説、童話も味わい深い。 0 2017年08月26日 猫のいる日々 エッセイ・紀行 / エッセイ 3.9 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 前半は猫のエッセイ。後半は猫の短編小説。時代的には昭和初期から。猫に対して酔狂な雰囲気ではなくどちらかというと優しさとか短編小説の方は可愛らしさみたいなものを感じる。 0 2025年07月30日