感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2017年08月26日
初読みの作家ではあるが、若輩の頃に「だいぶつじろう」と読んで恥をかいたという意味では馴染み深い著者。猫エッセイということで購入し、戦前から戦後にかけての文章表現の移り変わりも楽しめた。家に最大で15匹の猫がいる生活があまりに飄々と書かれているが、たいへんだったろうと思う。巻末の小説、童話も味わい深い...続きを読む。
Posted by ブクログ 2021年07月11日
とても親しみの持てる、大佛次郎氏による猫のエッセイと小説。WW2と時期が重なっていた、つまり戦時下の猫たちの様子も語られている。なんといっても良いのは、軽妙で味わい深く、「こいつめ」と愛情深く猫を見ながら語るような眼差しだと思う。大佛さんの猫好きはちくまの「猫の文学館」から知ったのだが、本著はそれで...続きを読む語られたよりずっと多くの、いとおしく面白く、小狡く、聡く、ときに滑稽な猫たちを見せてくれる。哀惜のようなものも漂っているが、読んでいて重石をかけられたように感じないのは巧みな筆致と文学的猫愛(?)のなせるわざだろう。
Posted by ブクログ 2020年07月17日
ねこねこねこ、でした。
猫好きさんならば、
ずーっと読んでいたい甘い蜜。
(ねこは私にとって甘い蜜)
筆者にとってねこは、同胞であり、
子供のようなものであったと思うけれど
(ここまでは私も同じ)
少し離れた場所から、
淡々とお話されるのが良いのでした
Posted by ブクログ 2018年06月25日
良質なエッセイだったかと思います! 巻末に収録されていた猫の目線からの短編も良かったと思います…。
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、エッセイなのでそんなに山あり谷ありといった感じのお話ではないのでアレですが…おまけに猫好きではない人が読んだら何が面白いのかもはや理解されませんね!
ヽ(・ω・)/...続きを読むズコー
それでもまあ、僕は猫好きなので読みましたけれども…僕も猫と暮らしてみたいですけれども、実際暮らしたら暮らしたで色々と大変そう…それに大佛氏が生きた時代と今は違う…放し飼いとか今、されているんでしょうかねぇ? 猫の糞尿問題…昔の人はこれらの匂いは気にされなかったのでしょうか?
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、そんなわけで…推計500匹の猫と暮らした作家さんですけれども、猫との距離感は抜群だったそうで…あんましベタベタしない関係…良いですねぇ…。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー
Posted by ブクログ 2016年05月04日
猫下僕はいつの時代も同じですね。
許容を越えた子を捨てに行かせたり、いけないことをした子を叩いたり、という辺りに時代を感じました。
ご近所にこんな家があったら毎日覗きに行くな。