作品一覧

  • 「蔦重版」の世界 江戸庶民は何に熱狂したか

    「蔦重版」の世界 江戸庶民は何に熱狂したか

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻968円 (税込)
    細見、黄表紙、洒落本、狂歌絵本……。蔦屋重三郎は、いかに江戸最先端の流行を捉え、庶民から熱狂的な支持を得たのか。喜多川歌麿、山東京伝、大田南畝らとどのような本づくりを行ったのか。江戸文化・風俗に与えた影響とは。具体的な出版物を一つひとつ挙げながら、大河ドラマ「べらぼう」考証者で蔦重研究の第一人者である著者が、「蔦重版」の真髄を解説! *電子書籍版には一部収録していない資料写真がございます。あらかじめご了承ください。
  • 蔦屋重三郎

    蔦屋重三郎

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻990円 (税込)
    歌麿、写楽、北斎などの名だたるスターを見出した稀代の仕掛け人、「蔦重」の足跡や江戸の町人文化、出版事情などをわかりやすく解説
  • 本の江戸文化講義 蔦屋重三郎と本屋の時代
    値引きあり

    本の江戸文化講義 蔦屋重三郎と本屋の時代

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    「本屋」が時代を作った! 大河ドラマ「べらぼう」時代考証者の人気講義。べらぼうな男<蔦重>を生んだ江戸文化、300年の歴史を徹底解明!  ★役人と狂歌師のダブルワーク。天明狂歌の牽引者・大田南畝 ★社長・蔦重、「蔦唐丸」と名乗って自ら広告塔となる ★武家も庶民も読んだベストセラー『経典余師』は大人の参考書 ★顧客ファースト! 貸本屋、大盛況の影に地道な努力あり ★江戸で刊行の『東海道中膝栗毛』が全国で爆売れした理由
  • 明治の出版革命 書店界の風雲児「兎屋」の興亡

    明治の出版革命 書店界の風雲児「兎屋」の興亡

    小説・文芸

    5.0
    1巻2,717円 (税込)
    嘘も誠も、売るための武器。自称「天狗」店主が仕掛けた空前絶後のメディア・ジャック 明治10年代、旧来の出版秩序を根底から揺るがした男がいた。「兎屋」店主・望月誠。新聞を最強の武器に変え、虚実入り混じる「あざとい宣伝」と価格破壊を武器に、読者を熱狂へと誘う。望月が手掛けた出版物や、現代の視点からも驚愕を禁じ得ない、えげつなくも魅力的な広告史料を徹底調査。江戸風情を残す出版界が、近代的な大衆市場へと変貌を遂げる瞬間の生々しいリアルを描き出す。人心を煽る熱狂の正体を暴き出す、異色の出版文化史。

ユーザーレビュー

  • 明治の出版革命 書店界の風雲児「兎屋」の興亡

    Posted by ブクログ

    新聞にとって「出版広告」とそれ以外の「普通広告」は出稿料金が違うと言われてきました。書籍や雑誌の広告の方が料金が優遇されているのです。今でも第一面の下に掲載される「サンヤツ広告」(3段を8等分した枠)と言われるスペースは出版社専用の広告枠です。それは新聞というメディアにとって「出版広告」が多いことが、その文化的価値を高め紙面のクオリティイメージを上げていくことに繋がったから、と言われています。明治時代に新聞が政治を論ずる「大新聞」と娯楽的な記事で構成される「小新聞」に分かれていたころ「小新聞」を広告媒体として用いるクライアントには、怪しげな薬屋や小さな飲食店などがあり(これは現在のデジタル広告でも状況は同じですね!)、その中でメディアとしての価値を上げ、クオリティペーパーとしての存在感を作るために、取った施策が出版社の広告を優遇することだった、ということです。ところが本書を読んで「怪しげな出版広告」というジャンルがあることを知りました。「兎屋」望月誠、初めて知った名前です。本をコンテンツとして売るのではなく、安さや、店の勢い、他店との争い、あるいは店主のキャラクターで商売していく、現在のバズを意図したクアンペーンを彷彿とさせる大暴れです。歴史から消え去った、この商売人の活躍は、「出版広告」と「普通広告」の汽水域に思えるし、のちにくる「円本ブーム」の下地を作ったようにも思えます。何より感じたのが、この時代から日本人が本を読む、新聞を読む国民になっていく勢いです。誰でも文字を読む、という時代があの戦争への道に繋がったのではないか?という妄想を感じました。8月だからかな…?そして、それは誰も文字を読みたくない国民に向かっているように見える現在の状況と重なるのも不思議な気がします。面白い本でした。

    0
    2026年08月01日
  • 本の江戸文化講義 蔦屋重三郎と本屋の時代

    Posted by ブクログ

    講義を受けているような感覚で楽しめた。かしこまった、いかにもという文章で来られるよりもはるかにいい。

    0
    2025年03月30日
  • 本の江戸文化講義 蔦屋重三郎と本屋の時代

    Posted by ブクログ

    メインの書籍そのものに関する部分よりも、江戸時代の安定治世があったからこそ、(外国人が驚くような)平民女性が娯楽本を読むだなんていう状況になりえた、というような話がそそられた。

    日本は識字率が高いとしばしば言われるが根本的なところでは物語への理解度が高いから個人での作品創造が可能な土台が残っていると思っていて、寿司やら天ぷらやら現代で言われるような日本食はせいぜい江戸時代という話があるが、それ以外も江戸時代の影響なのだろうな、と感じた。

    0
    2026年02月22日
  • 「蔦重版」の世界 江戸庶民は何に熱狂したか

    Posted by ブクログ

    版元・蔦屋重三郎が手掛けた出版物と
    それらに関与した人物たちを紹介し、如何に江戸の風俗や
    文化に影響を与えたかについて、詳細に解説する。
    ・はじめに
    第一部 吉原の本屋として 第二部 日本橋への進出
    第三部 江戸から全国へ
    ・おわりに

    蔦重その人の人物よりも、如何にその分野に彼が関与したか、
    そして出版物と関係した人物たちに、焦点を当てている。
    機を見てせざるは勇なきなりとばかりに、
    吉原の情報発信を手掛け、流行の兆しを察しての富本節の
    正本や稽古本の出版、狂歌や黄表紙の大流行の牽引、
    往来物の工夫。洒落本の出版。寛政の改革での失態以後は、
    地方の需要や和学書の需要を鑑み、書物仲間問屋に加入して
    地方への本の流通に視線を向け、民間の学問志向にも応じた。
    そして浮世絵の出版にも本格的に参入した。
    吉原や俳諧、狂歌での人の縁での、作家たちとの交流と
    作品依頼。自由に、或いは版元主導での作品を出版した。
    蔦重版の作品が多く紹介され、
    解説されているのが良かったです。
    著名な朋誠堂喜三二や恋川春町、山東京伝ばかりではなく、
    市場通笑や志水燕十、唐来三和、芝全交の作品が
    紹介されていたり、四方赤良による戯作と狂歌の入れ込みや
    鶴屋喜右衛門との相版での出版があったこと、
    曲亭馬琴や十返舎一九の黄表紙、曲亭馬琴の代作の話など、
    蔦重版に関する情報が多く掲載されていて愉しめました。

    0
    2026年01月03日
  • 本の江戸文化講義 蔦屋重三郎と本屋の時代

    Posted by ブクログ

    教科書には載らない歴史。面白かった!
    ところどころで、何を言っているんだ…と理解が難しい所もあったけれど、そこは私の学のなさ…
    著者の文調がだんだん砕けた感じになっていくのも面白く、カラー資料にもとても興味をそそられた。
    あとがきもくすっと面白かった。

    0
    2025年12月07日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET