鈴木俊幸のレビュー一覧

  • 本の江戸文化講義 蔦屋重三郎と本屋の時代

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    講義を受けているような感覚で楽しめた。かしこまった、いかにもという文章で来られるよりもはるかにいい。

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    2025年03月30日
  • 本の江戸文化講義 蔦屋重三郎と本屋の時代

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    江戸時代に盛行した出版物による文化を様々な側面から詳述。江戸の出版業の成長と地方への波及、正統的な文学史では見向きもされないような庶民の学問のための文献といったトピックが興味深かった。

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    2025年07月31日
  • 蔦屋重三郎

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    江戸時代の文化を牽引した本屋・蔦屋重三郎の生涯を、
    当時の吉原の様相や文化の流行、幕府の状況を交え、
    豊富な資料の画像と共に解説する。
    ・はじめに
    第一章 吉原と蔦重 第二章 天明狂歌・戯作と蔦重
    第三章 新たな時代の到来
    ・あとがき

    江戸時代中期から後期への歴史の変遷の中で、
    吉原に生まれ育った蔦屋重三郎は貸本屋を商う。
    そこから身を立て、本屋兼出版業・書肆の耕書堂の経営に。
    そして日本橋へ出店し地本問屋に。書物問屋へ加入し、
    地方への流通、牽いては全国展開の道を開拓する。
    「吉原細見」、富本浄瑠璃と正本の専属出版、往来物、
    狂歌、黄表紙、洒落本、錦絵に浮世絵、和学など、
    江戸市中の文化の

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    2025年04月29日
  • 蔦屋重三郎

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    入門書というには、ハードルは高い。江戸時代の出版物にかなりの知識がないと歯が立たない。また、蔦屋重三郎の人となりを知ろうと思って読むと肩透かしを食う。しかし、江戸時代、18世紀後半の出版物や情報と人々の関係についての指摘は大いに参考になった。

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    2025年02月27日
  • 蔦屋重三郎

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    現在ドラマで人気となっている蔦屋重三郎についての入門書
    彼が書籍に登場する最初期から晩年まで彼が出版に関わった書籍を紹介しながら、いかに彼の出版業が幅広く発展していったかを解説しています

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    2025年02月17日
  • 蔦屋重三郎

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    蔦屋重三郎(蔦重)とその当時の出版文化について、2025年大河ドラマの時代考証者が概説したもの。蔦重に関する資料が少ないせいなのか、あっさりとした筆致で淡々と出版物についての説明が続くため、基礎知識のない私の頭にはなかなか入ってこない。あとがきで著者が述べるように、もっと知りたければ著者の前著にあたると良いのだろう。

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    2025年01月03日